志ん朝さんの鬼平朗読に導かれて
100円の文庫本を全巻大人買い。春までに読み終えて、今度は吉右衛門の鬼平三昧が続いてました。一度は断り、鬼平と同じ年になって池上章太郎に再度説得されて役を引き受けた逸話もあり、油の乗った役作りや脇役の充実ぶりにすっかりハマってました。ジプシーキングが流れるエンディングも情緒豊か。あわせて、シナトラの曲を歌うディランにも惚れ惚れしてました。
夏になるとスライ祭
全てのスライを聴き直し、「Stand!」と「There’s a Roit Goin on」の合間のシングルプロデュースを聴いいていると、「There’s a Roit Goin on」も楽天的に聴こえて再発見が多く感じられました。今のところ最新のファンカデリックの新譜でのスライの健在ぶりをみていると、来年あたりはあっと言わせてくれるような期待すらもあります。
届けられたコンピで軌道修正
あまりラテンを聴いていなかった私に、BLOGで心温まるコメントを入れて常に励ましてくれる方から届いたのは、今のプエルトリコ、コロンビア、N.Y.のサルサの自作コンピレーション3枚組み。う〜ん、これには完全にヤラれました。愛情と熱意がこもった力作解説書から滲みだす世界観。特に、プエルトリコの今、数週間は毎日溺れてました。
70歳を迎えたキースの境地
短い曲を織りなすように紡いでいく音に共鳴する心。夜明け前や深夜、誰もいない部屋で聞き惚れてました。
星野源という存在
ビーチボーイズ公演の前座〜石橋杏奈目当てで見ていた「LIFE」で目にしていても、よくその存在を意識してませんでしたが、シングル「SUN」をきっかけにその存在感が増してきました。《様々な音楽が横並びで存在するような状態、時代的な流行がない、でもだからこそ純粋に音楽の本質が楽しめる時期がやっときたんだと(地平線の相談 細野晴臣/星野源 2015/3/28)》二人の対談に教えられることも多かったです。
二つの音楽映画
ブライアンの伝記映画ではまるでスタジオの疑似体験が出来て鳥肌。Perfumeの結成15周年、メジャーデビュー10周年を記念するドキュメントには新たなスタートライン(STAR TRAIN)が見えてきてファンとしてもうれしい期待に満ちてます。
姉妹、女と男、春夏秋冬
是枝監督の「海街diary」は心に残る映画。特に長澤まさみの一皮むけたような存在感に画面を見つめるばかりでした。他に、映画館関連では「ウェス・アンダーソンの世界 ファンタスティック Mr.FOX」は繰り返し繰り返し読みふけっていたドキュメント。来春リリースの「ウェス・アンダーソン コレクション グランド・ブダペスト・ホテル (仮)」も楽しみだ。
他に、松本隆、シュガーベイブあたりも一つの区切り、ふなっしーのイベントで知ることになった石田洋介さんの「Hello!!Hanyu☆Hanyu」やコズミック☆倶楽部(あいひょん)にも楽しませてもらったし、来年はどんな音楽や映画に出会えるかどうか楽しみです。
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