おとっつぁんも泣いてんのかい
目から汗が出ているんだい
志ん朝さんの「子別れ」、数年振りに再会した父子の会話。それを思い出したのが、今年最大の出会いとなった西新宿「麺屋 翔」の限定メニューのスープを一口すすった時のこと。あまりにもウマすぎて、立て続けにスープを何倍も味わってしまいました。水曜日の味噌味にさらに奥行きを深めた旨辛味。辛さを押し付けずに味噌の甘さも引き出す手際に、んもぉマイッてしまいました。
日本酒と黒砂糖で仕込まれた分厚い角煮
ほろほろとして、旨辛スープがほどよく染みわたるようにくどく味付けせずに仕上げられた角煮は厚さが1cm。そうなんです、こうなんです、このちょうどいい具合。旨辛スープが表面に染みてじわっときた後に、上品に味付けられた角煮のウマさが、ズンっとくる。ニクイなぁ、やられたヨ、まったくぅ。
ほんのりと甘さがにじむ麺
シビ辛を一気に混ぜるとガラリと変わる世界観
噛みしめるとほんのりと甘い中太麺。うまいなぁ、この組み合わせ方。…とここまでは、四川山椒と韓国一味唐辛子を合わせた「シビ辛」を箸でつまんで少しずつ混ぜながら味わっていましたが、残り1/3で一気に混ぜてみると、ガラリと世界観が変化。額にじむ汗に導かれて五臓六腑が沸き立つような、小躍りしてしまいそうな。
こんなスープ初めてじゃないかな。それでいて、力ずくで攻め立ててこない懐の深さすらも感じて、マイッタところにさらにマイッってしまった。
今日は6人体制(厨房には美人が一人)
テキパキとおいしいラーメンを作るためのひたむきな姿。丼にスープを注ぐ店主の真剣な眼差し。特別なメニューのためにあつらえた真っ赤な丼。その決意のようなものにも心打たれて涙。
開店と同時に店に到着したしても、前に10人、後ろに20人の行列。常連さんが行列の整理。待っている人には行列を苦にする表情もなく、ワクワク感から不思議に笑顔。
帰りに丸ノ内線西新宿駅に向かう坂道
幸せに包まれていると、隣に座ったお客さん=常連の方に出会い、色々と話をしました。いかに今日の「冬の旨辛らーめん」がおいしかったを語り合ってしまいました。
う〜ん、愛されるお店ってこうなんだな、
再び、つくづく噛み締めてしまったんだ!
\\(^もう一度食べたい!^)//
\\(^お願いだから!^)//
■麺屋 翔 店主 大ちゃんのブログ(旨辛らーめんの秘伝はこちらで)
http://ameblo.jp/syo0410-dai/entry-12109434877.html
http://ameblo.jp/syo0410-dai/entry-12109571645.html
http://ameblo.jp/syo0410-dai/entry-12109575076.html
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