一ヶ月ぶりの柴崎亭
定番の醤油(並)にしようと思いましたが、半年ぶりの東京鴨中華そばを注文。中盛は出来ますかというと出来ませんと。う〜ん、何故かなと待ってましたが、届いた東京鴨中華そばを見て納得。かなりの進化形。
まっ白い丼に、透明感あふれるスープ。薄く切ったチャーシューと細いメンマ。ここまではある程度予想できたのですが、なんと細麺。ちょうど蕎麦のような細さ。この圧倒的静寂と透明感にまずやられました。出会い頭にガツンとされたような気持ちで、スープを一口。もぉ、止まらなくなり五口、六口。加えるもの、削るもののバランスが清らかで独特の世界観を表現しているなぁ。
キース・ジャレットの「RIO」「CREATION」
そして、これにはこの細麺しかないという組み合わせ。スープの量と細麺のバランスは中盛というリクエストすらも排除するほど完成尽くされてました。すごいぞ、柴崎亭。満足感よりも、何故かすごい音楽を聴き終えた、または、素晴らしい映画を見終わった時の独特の高揚感すらも覚えました。これは、数日前から繰り返し聴いているキース・ジャレットの「RIO」「CREATION」と同じ世界観をも思い出したのは、店内のモニターはゲーリー・バートンのモントルー・ジャズ・フェスティバルでのライブだったせいだろうか。
金曜日限定の「葱好きの人の為の葱ラーメン」は「ネギがなくなったんです」と。
11:50では遅すぎたか。
来週は開店と同時に行けるように日程を組まないとネ。
※2015.6.27の東京鴨中華そばはこちらで、その進化がよく分かるのでは?
http://borinquen.typepad.jp/blog/2015/06/shibazakitei_kamo.html
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