好きな作家、中山孝志さんに再び
一年ぐらい前に頼んでいた器が届いたと連絡があり九段の「花田」へ。いつもは桜の季節におじゃますることが多いのですが、初冬は初めて。二階は、イム サエムさん、正木春蔵さん、中山孝志さんの世界を「3人の季(とき)」を展開。静かで落着いた空間で華やかな食器を愛でていると、とかく心を逆なですることの多い俗な世間を忘れさせてくれます。
夢のような吹きガラス
徳利とお猪口、夏に大活躍の小皿。手元に引き寄せも、すっとどこかに消えてしまう夢のような吹きガラスは、しっとりと手に馴染み食材やお酒が優しく交わる。グラスというよりもコップと呼びたくなる姿に惹かれてしまいました。
氷を入れ、さっと流し、ウィスキーをトクトクと注ぎ、底から軽くシェアして一口。身の痛みも待ち続けている光もゆっくりと解けていきそう。
■花田 中山孝志
http://www.utsuwa-hanada.jp/SHOP/131202/128216/list.html
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