来週一杯休みならば…
休日出勤したもののやはり行かねばと集中力がなくなってきた頃合いをみて四谷荒木町へ。5/8〜5/14までお休みもあり20人待ち。それでもオペレーションが早いせいか待った感もなく店内へ。
未知のおいしさ
幻の沖縄夜光貝は5/3にじっくりと味わった。煮干しは三週間目につくづくおいしいと思った。そして、今日このふたつのコラボ。こうしてちょっと想像がつかない組み合わせをぶつけてくるところもいかにも家元らしい。
熱々のスープを啜る。むむ、5/3と比べ、甘さが先にくるよりもむしろ、コクがみちみちと厚く迫りくる。想像を越え五感を研ぎ澄ませるようなスープは未知のおいしさだ。
豪華な赤い丼
悪魔肉、チャーシューが二枚、玉子、シナチク、海苔、ジャガイモ（新人）、そして夜光貝の切り身（どうやらギリギリ間に合った＝しかも分厚い）連休スペシャルデイのラストを飾るには贅沢すぎる。これで一週間我慢できるかと思い、やっぱり来てよかったなぁ〜と白昼夢の気分でゆるい坂道を歩いていた。
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美しい余韻が長く後を引く
実は昨日到着直後を見せられて、はて、どんな味なのだろうかと一晩考えていた。色々と事情が重なり幸運なことに連日の四谷荒木町。8:55到着22番目、約一時間半後に着席、迷わずスペシャル100大盛り。
熱々のスープをまずは一口。ムムム、この甘さは、いったいどこから。さらに二口、三口。幻の幻の沖縄産夜行貝と鬼シャコ貝からにじみ出る、この静寂でまとわりつくことのない、すっきりと上品なスープの先にぼんやりと浮かび上がってくるものは一体何か。ため息をついて顔をあげると家元と目が合ってしまった。流麗なスープがあまりにも印象的で美しい余韻が長く後を引く。
歯ごたえのある夜光貝
せっかくだからとトッピングされた夜光貝の切り身。もちろん初めて。歯ごたえがあってじんわり味がにじみ出る。こうして未知の食材を次々と紹介してくれるからたまらない。
さらに、GWに向けて色々と食材を仕入れしているいるそうですが、あえて直前の告知にしているそうです。気になるアレも今は言えない。なんとスリリングな話だ。
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ワケあって一ヶ月のがんこ断ち
三日で禁断症状が出るのに早一ヶ月もヒロポンを断っていたなんて。もはやコールドターキー。新宿方面での打ち合わせ後僅かな隙間の時間で居てもたってもいられず途中下車。杉大門通り坂道を下りながらもどかしく、あの香りが漂い始めると震えてしまった。
波打つ多幸感と家元の笑顔
ああ、帰ってきたんだなぁ、と深呼吸しながら背筋を伸ばす。濃厚で、それでいてしなやかなヒロポンスープを一口。波立つ多幸感。瞳孔が開きおよぐ視線の先に走る痺れに似たわずかな痙攣。。午前中のヒロポン特有のキレと旨味の深みに酔いしれてあとは無我夢中。いや、ホント、ウマかった。ぐぐっと、胃と心の腑をしっかり充たされ涙がこぼれた。
今朝の空も何故か暗示的
空と雲が暗示的。ヒロポン＝悪魔のようだった。
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ウフフ、内緒だけど実は連食
つつじヶ丘からのった電車が本八幡行きの区間急行。うとうとしていると新宿を通り過ぎて曙橋。ぼんやりと降りて、そうだ土曜日はがんこは煮干しヒロポン。ちょいと顔を出してみるかとGoogle Mapを起動、徒歩8分。四谷三丁目からの坂道を逆行。なるほど、こういう地形になっているのかと納得。
煮干し本来の旨味が100から140
閉店間際となれば100も140にも。それでも、柴崎亭同様本来の煮干し出汁本来の旨味を失っていないスープはこってりととろみに進化。一口目でグラリ、家元と目が合いニヤリとされてしまう。舌の上でさらに複雑なおいしさに変わる奇跡。勢いだけではなく思慮と慈愛に溢れたウマミに現実感を飛ばしそうだった。
Ch-ch-ch-ch-changes...
煮干しのヒロポンというよりもむしろ、味噌味が去来するほど。なんなんだろうか、この不思議な感触は。煮干しヒロポンは昨年12月に知り、今年は1月に食べたきりだけによけいにそう思うのだろうか。土曜日限定煮干しヒロポンはいつも100なので、下品〜煮干しヒロポン＝悪魔と色々と試してみよう。
そういえば、真横で特盛り煮干しヒロポン100を食べていた人は、閉店間際を狙って来ていた。100から140越えを楽しんでいるのかな。開店間際なら下品、閉店間際なら100-140なのだろうか…気になる。
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午前の打合せが終わり四谷荒木町へ急行
12:35着で13番目、13:00には着席。「悪魔肉が少なくなったので二枚ね」と家元。真紅の丼に艶やかな姿にまずゴクリ。午後のヒロポンは久しぶりだったが、やはり図太いコクとキレは流石だ。一口目の打ち出しが最後まで続き、スープに沈めたチャーシューのホロホロ加減にも悶絶。麺を絡めるとさらに奥深い、どまんなかストレート高純度ヒロポンのひそかな高揚感に酔ってしまった。
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一週間ぶりのヒロポンがしみる
一口でズンとくるほどのコクとキレが見事。一週間ぶりのせいなのか、それとも家元が「腕を上げたかな」と言っているそのままなのか。先週は老練なヒロポン、今日は若々しくも中枢神経を牛耳る、おそるべき陶酔力と破壊力。これだからやめられないと中毒者の真情に迫る。
新顔悪魔ジャガイモ
なんでも出汁を取るために入れていたジャガイモを食べてみたら意外とウマイので提供。他の出汁とは違い悪魔出汁をジャガイモは吸い込んでいい味になっていると。割ってみるとなるほど芯まで味がしみている。甘さもほんのり残っているところに卓上の黒胡椒をふりかけてみると、うん、これはウマイ。悪魔ジャガイモの味もさることながら、悪魔＝ヒロポンにはジャガイモも入っているとは。謎の種明かしも知ったような。
雨にも風にも負けず
用事をすませて屋外に出てみるとなんと午後は青空が。境川の桜トンネルも穏やかな風にふられてふわふわ。家に帰ってキリリと冷やしてあるハートランドがウマイ季節にようやくなってきたことが妙にうれしい。
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冷たい雨だからよけいに体にしみわたる
好きなんです味噌らーめんが。しかも専門店ではない柴崎亭やがんこの味噌が。定番にはない冒険心に惹かれて必ずと行っていいほど足を向けてしまう。柴崎亭今期最後の味噌は最後にふさわしい「牡蠣と和牛と牛蒡」そして太麺。たっぷりと和牛と牛蒡を味噌スープでくつくつと煮込み、牡蠣を投入。辛さを抑えた軽めの味噌スープがそれぞれの素材の持ち味を引き出す。トッピングの茗荷がいいアクセント。こうして味噌だけに頼らず一本調子にならないところも柴崎亭らしく、いつもながらうまいなぁと。親父が大好きだった牡蠣鍋を思い出してしまった。
もう一つの楽しみは
小ライスにのせた和牛と牛蒡と牡蠣。ちょっと豪華な牛飯風。これもまたたまらないおいしさ。手の先まで冷え切った体がホクホクと温まっていく。
ああ、寒くなるときまでおあずけかなぁ…と思うとちょっと悲しいけど、寒くなれば食べられると思うと今から楽しみながら、番外編として、そして感謝の意味も込めて今季のおいしかった味噌の一覧表を作ってみた。
●柴崎亭
http://borinquen.typepad.jp/blog/2016/01/shibazakitei_kakimiso.html （蟹味噌）
http://borinquen.typepad.jp/blog/2016/08/shibazakitei_miso.html （北海道味噌）
http://borinquen.typepad.jp/blog/2016/10/shibazakitei20161008.html （白子だらけ蟹味噌）
http://borinquen.typepad.jp/blog/2016/10/shibazakite20161022.html （牡蠣味噌）
http://borinquen.typepad.jp/blog/2016/11/antai_shibazakitei.html （純味噌＝アンタイとのコラボ）
http://borinquen.typepad.jp/blog/2016/11/shibazakitei20161112.html （あっちゃんの味噌）
http://borinquen.typepad.jp/blog/2017/03/shibazakitei20170313.html （味噌タンメン）
●一条流がんこラーメン 総本家
http://borinquen.typepad.jp/blog/2016/12/gankomiso.html （海老味噌）
http://borinquen.typepad.jp/blog/2017/01/ganko_miso.html （酒粕入り牡蠣味噌）
http://borinquen.typepad.jp/blog/2017/02/ganko_miso.html （パナメイエビ味噌）
http://borinquen.typepad.jp/blog/2017/03/ganko20170305.html （活栗蟹味噌）
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午前のスープと午後のスープ
今までこの時間でヒロポンスープが変化するのを目の当たりにしてて、どちらかと言うと開店直後の切れ味やそれでいてスッキリとした味が好み。でも、今日は食べ進むうちに、悪魔肉と新型チャーシューからのエキスがスープにとけ込み、奥行きのある姿に変わっていくことにも気がついた。天気のせいか、私の体調のせいか、気がついた理由は謎だが、今日もヤラれたなぁ～とニンマリ。
並盛りではやや少なく、大盛りでは（日によっては）やや多く感じるヒロポンは、今日は最後の最後までいつも以上に楽しめるおいしさだった。急遽合流した多賀の政五郎（先週ヒロポンデビュー）は私のBLOGなどの写真に触発された自由が丘に涙。
《疲労の防止と恢復にヒロポン》というのは嘘ではないナと。
ハハハ、因みにヒロポンは、《疲労》が《ポンと飛ぶ》ので《ヒロポン》だそうですが...。
丸ノ内線四ツ谷駅ホームの桜
毎年楽しみにしているのが丸ノ内線四谷駅上り方面のホーム間際に咲く桜。丸の内線と総武線が交差するのも見えて鉄道ファンにも格好の場所になるのではないだろうか。ポカポカの朝日を浴びてはちきれそうなツボミが眩しかった。
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ヒロポン～スペシャル～自由が丘
このトライアングルで生まれ出るアノ感覚についつい惹かれて、二日連続で四谷三丁目で途中下車。昨日の牡蛎ミニスペシャルの余韻が終わらないまま来てしまったのは自由が丘がお目当て。昨日「あえて自由が丘5番」と注文した常連さんの気持ちも思うと居ても立っても居られなかったのが正直な気持ち。
清廉潔白で冴えに冴えた鰹節の香り
立ち上る鰹節の清廉潔白な香りが鼻をくすぐり、口内に広がる冴えに冴えたスープが躍る。思いがにわかに沸き立ち落ち着かない。一口ごとに感激を呼ぶおいしさを独り占めしては後戻りができない。
「今日は？」
「自由が丘で」
「ほほぉ～」
と、家元がニヤリとするワケだな、まったく。
常に好きだということを忘れさせてくれるほど好き。
やっぱりこの感覚が忘れられなくて通いつめてしまうんだろうなぁ...。
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家元が横須賀で見つけた牡蛎
なんで横須賀？というのもあったが宮城県産の新鮮な牡蛎に我慢ができず馳せ参じる。幾人かの常連の皆様に交じり多賀の政五郎と合流。こうして近況や世の中の出来事を語り合うのも楽しみ。
牡蛎を感じたたくて100大盛り
かえしが入らなくスープをそのものを感じたい。それなら100の大盛り赤丼。席につくと麺を啜る爆音。気のおけない家元との短い会話。一週間ぶりのせいか、ああ、ホームグランドに帰ってきたなぁと妙に安堵。そして、牡蠣のスープは、きわまりなく超俗の味わい。家元のBLOGによると、牡蛎は綱に入れて出汁を摂ったとのこと。そのせいもあって熱々のスープを口に含むとかえしが入らないだけに妙にマイルドでやさしい悪魔。
純正ヒロポンのように堕ちていき我を忘れることもなく、ぐぐっと引き込まれてしまい満足と余韻が膨らむ。着地点すら見えない未知の世界が目の前に広がり震えてしまった。
府中に向かう電車の中で『Live Dead』を聴きながら、今日の牡蛎のミニスペシャル100は宙を舞うジェリー・ガルシアのギターのような響きすらもあったな…としみじみ。
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10日ぶりの純正ヒロポン
小雨の中ゆるい坂道を下るとすでに漂うヒロポンの匂いに急ぎ足。なにせ10日ぶりだから仕方がない。出来たて純正ヒロポンのさらりとしたスープが喉越しに輝く。奥に潜む悪魔の響きが冴え冴え、とことん凄みがあり静かな興奮と余韻にいつまでも酔ってしまうほど。
家元BLOGの「余分な物を削ぎ落とし！ 必要最小限の具材で 求める最大限の旨さを作り上げる！ 此こそがヒロポンスープの醍醐味であり魅力なのです」という言葉も名言。
多賀の政五郎が純正ヒロポンデビュー
これまで自由が丘〜各種スペシャル〜100で体を慣らしてきた多賀の政五郎はとうとう純正ヒロポンデビュー。「食べ続けるともっとウマイと感じる時がやってくるよ」を家元からも励まされ（?!）、いつかは私のように中毒患者になるのであろうか。楽しみでもあり不安。でも、記憶の扉を開く味に出会うに違いない。
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実は半信半疑
だって、ラーメンにバナナはないっしょ。そんなバナナ。それでもあのヒロポンにバナナと思うと居てもたってもいられず12:00過ぎに到着。小房の政八と合流し急ぎ働きのつなぎをつけた次第。うむ、万事抜かりない。
バナナとヒロポンの関係を知るために100で
トロリとしたスープを一口。かえしがないだけにストレートにヒロポンが…と思いきや口内に残る爽やかなバナナの香りと甘さ。もしかして幻影でも見ているのかともう一口。やみくもな家元への信頼感がややもすると孤独な独り合点になるのではと半信半疑。
そんな気持ちをあっさりとかわされて、かえって晴れ晴れと安堵。やっぱりスゲーや。ヒロポンとバナナがこれほどまでにまろやかな風味に、こんなに贅沢していいのかな、ほのかにうしろたくなるのは何故だろうか。
おいしいものは誰と味わうともっとおいしく
久しぶりの小房の政八と二人余韻涙坂道。一人でかみしめるのもいいけど、二人でじんわりとうれしさを共有することももっといいことにあらためて気づく。そして、清く別れる。うん、いいな。
来週は政八の高純度純正ヒロポンの初陣じゃ。
考えてみれば、スイカ以来の衝撃だったなぁ！
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眩いばかりの基本の自由が丘
ヒロポンを食べ続け自由が丘が恋しくなり、自由が丘を食べヒロポンに思いを寄せる。初めての人に必ずの応対が
澄んだスープとまったく濁ったスープがあるけど
どうしますか？
これがいつもの口上。でも、今日は、
どれを選ぶかは女の好みだだな
と、家元が私を振り返りながら屈託のない笑顔。
澄み切ったスープの秘密は自由が丘専用のカエシに加えて「バニラアイス」と呟きながら加えていた「アレ」に底知れない何かがあるのではないかと。キレキレのスープを一口、透明感あふれるスープになごみ先に進まないほど。「ほんっっとウマイなぁ」と思い留めることなく呟いてしまう。
一時間以上の移動で鬼平
音楽や読書しながらが多いけど、最近はもっぱら「鬼平犯科帳」。今日は「正月四日の客」、年に一度会う男と女に通う情感を、山田五十鈴と河原崎長十郎がタップリと見せる。ラストシーンの鬼平（中村吉右衛門）の名セリフ
人の心と食い物の結びつきは思うように解けねぇってことよ
なんか、シビレてここだけ三度観てしまう。がんこと私の結びつきも解けねぇってことよ、のぉ…
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ああ、やっぱり
タイミングが合い早朝に訪れたものの8:50時点で27番目。開店10:00までiPhone 7 Plus で鬼平犯科帳を見たり、常連さんに挨拶したり、隣り合わせになった方（かなりの常連さん）とがんこ談義に夢中。待つ楽しみも密かにあるものだと。
活栗蟹12kgを使う基本スープ
特製ブレンド味噌
艶やかな西山製麺
どれが欠けてもがんこ味噌にならない。この三位一体を超えた味噌ラーメンの姿に目が眩む。スープを口に含んだ瞬間に広がる魚介類の豊満な香り、基本スープをまろやかに包み込む特製ブレンド味噌。いや～、マイッたなぁ、ニクいなぁ。濃厚かと思いきやサラッとしたスープに蠢く世界観に圧倒される。
麺をスープに絡めて一口。それだけで長い間待ったかいがある...という言葉すら陳腐に聞こえる。味噌なら西山製麺と揺るぎない。麺を三回すすったらスープを含む、麺ともやしとネギを絡めてスープから持ち上げて口内へ。弾ける味噌、躍動する麺、野菜の歯ざわり、ぐぐっと噛みしめゴクリと。いやぁ～ん、もぉ幸せの絶頂に何度も逝ってしまう《キカタン》。
カウンターの瓶の謎
刻みニンニクは午後に人に合うので今回は遠慮。
もう一つは、
「ああ、これは？」
「ブレンドした味噌だよ。悪魔に慣れている人はただでさえしょっぱいのに入れたがるんだよ」
「ウフフ、それなら悪魔味噌ですね」
「うまいこと言うね田さん」
味を尊重したいので入れませんでしたが、小指の先ほど丼にのせて舐めてみました。今期味噌の日は必ず行ってましたが、どんな味噌なのか興味津々だっただけに、ああこういう感じなのかと。色は茶色というよりもピンクがかっているのも謎。こうして楽屋裏すらも見せてしまうのは、実は次回は新しい展開もあるゾという予感すらも感じる。
12月までおあずけ
と、家元。「俺は食べるかもしれないが」とも。いやホント、12月まで待てないのが正直な心だ。蛤のスペシャルと共に熱愛熱望。四谷三丁目から吉祥寺までの道中はクルセイダーズの『Scrach』のB面。ラリー・カールトンのソロも眩しい「So Far Away」の後のメンバー紹介で、
「Excellent guitarist, beautiful person」
それなら、
「Excellent Ramen, beautiful person」
だな、やっぱり。
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すいを尽くした男と女
それでも知り得ぬ小さく秘められた場所を探られたような今日のヒロポン。おそらく開店から三時間以上経過し高濃度になったのだろうか。高純度のキレに加えてぬめりのあるこってりとし、その舌触りにドキッとしたほど。
スープだけでもウマイが、麺を絡めるとウマさが引き立つ。
それはまるで永遠というものはとても長い時間だと、すいを尽くした男と女の会話のあとの行為のようにも思えた。
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