Casa de Borinquen

調布仙川 しば田 澄みきった透明な鴨ガラスープと細麺の相性がとても良かった中華そばは駅から遠くてもまた行きたくなってしまう

調布から新宿へ移動
どうせなら新規開拓
ということで、初めて降りた仙川駅。先週の事ですが台風が近づいて蒸し暑く歩道が殆ど無い住宅街を15分ほど歩き、気になっていた「しば田」へ。中華そばにするか煮干しそばにするか歩きながら考えていましたが、結局味玉中華そばを注文。カウンター越しに厨房の二人の動きを見ているのも楽しいものです。

澄みきった透明のスープの謎
浅めの丼に丁寧に盛り付けられて、まずは澄みきったスープを一口、二口。醤油味の味が立ってなくて香り高い味に納得。一方、麺は細い九州ラーメンのようなストレート。どうかなぁ、この組み合わせはと思いましたが、食べ始めるとなかなかの相性も感じられてきました。

食べ終わった後に、「鴨ガラと、数種類の魚介素材を加えた芳醇なスープに、生醤油、再仕込み醤油を使用したタレを合わせました」とあるお店の説明で、鴨ガラの存在に気が付きました。赤い丼は中華そば、青い模様の丼は煮干しそば。今度は、煮干を食べてみようと。

醤油系というか中華そば系だったら（煮干含む）、今の気分で選ぶと個人的には以下の順番かな。

1.篝（銀座）
2.なな蓮（日本橋）
3.むぎとオリーブ（銀座）
4.ラーメン 大至（御茶ノ水）
5.たけちゃんにぼしらぁ麺（調布）
6.やまぐち（西早稲田）
7.しば田（調布）

泉州特産水なす漬けとの再会 感激と戦慄が一緒に駆け抜けて意味もなく悶絶

言葉を失うほどの笑顔で届けていただいた
泉州特産水なす漬け
う〜ん、今年もやってきた水なす漬の季節。室町時代から栽培されている泉州の水なすは、そんじょそこいらのものとは違って、やわらかく、じゅわっと広がる甘さに感激と戦慄が一緒に駆け抜けて意味もなく悶絶。細やかな繊維を壊さないように手でさいて食べるのがいい。そして、瑞々しい水なすはひとつひとつぬか床に袋詰めされていますが、このぬか床にも秘密があり、水なすを丁寧に拭った後にお好みの野菜を漬けるとおいしい漬物ができるという楽しみも待っています。

高価な食材ではなく、季節を感じさせてくれる野菜や魚を、その季節で楽しむことも大事な事と、そっと教えてくれているようです。

■有限会社サウス農産
〒597-0062 大阪府貝塚市93
Tel:0724-39-2036
Fax:0724-39-3369

30℃を超えてこう暑いと花山椒をピリリと効かせた陳麻婆豆腐で再びハフハフして大汗 炎天下駅まで徒歩15分はこれからの季節ちょっと辛いかな

暑い時は刺激的な味
一人一個限定販売の成城石井の豆腐を二日続けて買ってきて
さぁどうする？
今日は暑かったので刺激的な味がいいねと相談。となると大好きな麻婆豆腐。鶏を蒸した時のスープがあるのでこれも追加し、すりおろした花山椒をたっぷりとかけて、ピリピリっと。

そのまま食べてもよし、ご飯にかけてもよし。
こういったメリハリのある晩ご飯もたまにはいいもんです。

噴水に飛び込んだらさぞや気持ちがいいんだろうなぁ…
何故か若者集団が。水族館で涼むつもりなのでしょうか？会社から炎天下駅まで徒歩15分というのは、これからの季節辛いものが。今日は風があり、作業があるのでポロシャツで歩いていたので幾分良かったんですが、きちんとした格好ではキツイなぁ。

新浦安に着くと海風が
毎年感じますが新浦安って都心に比べて気温がやや低めではないかと。駅から自転車で帰る時には、海風で一日の疲れがすっと抜けるような気がします。台風8号…大丈夫かな？

浦安魚市場で見つけた船橋産のプリッとしたあさりと白いニンジン 茅乃舎の白胡麻ドレッシングが香りの強い夏野菜を引き立てて

んぅもうぉ、パスタ作りは時間配分が大事
アサリをアーリオ・オーリオとワインで蒸して、中味を取り出している間に残ったソースを一旦煮詰め、パスタのゆで汁を加えながら乳化。パスタの茹で上がりと乳化がぴったり合わないと味がぼやける。狭いキッチンにも緊張が走ります。で、うまく出来たのでおいしくて一安心。あさりはいつもの堀千代さんで手に入れた船橋産で。

丸善青果は行くたびに驚きの嵐
月に何度かの浦安魚市場のお目当てのひとつが丸善青果。旬の野菜と見たことのないような野菜がところ狭しと並べられていて見てるだけでうれしくなってしまいます。食べ方とか聞くと的確に答えてくれるのもいいですね。今日は、白いニンジンを見つけました。ルコラ、シャンツァイ、トマトを合わせて。茅乃舎の白胡麻ドレッシングが野菜の香ばしさを引き立て噛みしめる悦びも含めて夏らしいなぁ...と。

茅場町鳥ふじ ふわとろの特上親子丼の卵の火の通り具合に口中しあわせの混沌

特上親子丼
しあわせの混沌
先週遅い時間に着いたものだからご飯がなくなり無念。今日は打合せを茅場町に設定し、開店と同時に店に入り迷わず「特上親子丼」を注文。なにせ限定10食なので一番乗りで。限定された材料については表の看板に表示されているので待っている間に予習してたものの、やや深めの丼に盛られた親子丼を見た瞬間に息を呑んでしました。

鮮やかなで深みのある黄身が、丼のふちは柔らかくかたまり
中心はとろりと静かに輝いてまぶしく
これこれ、これなんです正しい、親子丼の姿とは。木製のサジを頼んで、そっと割って少しかき混ぜ鶏をひとつだけすくって一口。火の通り具合が理想過ぎて口中しあわせの混沌。味にうるさい只今ダイエット中の同席した中大阪人と目を合わせてニンマリ。

すくったところがくぼみになり黄身が流れ込むところをもう一度一口。いや、止まらず二口。三口目を食べ終わって鼻の穴がふくらんで深い溜息。この味を知ったら後には戻れない世界が待っているようで食べ終わるのが惜しくなってしまいそう。

茅場町付近（または八丁堀）近辺に行く用事があれば、時間調整して（または途中下車して）是非訪れて欲しいお店は個人的には東京一。（二ヶ月振りにやっと食べられたのでした）

■鳥ふじ
東京都中央区日本橋茅場町3-4-6本橋ビル2F
Tel:03-3249-6118
http://www.torifuji.net

茅場町の横丁は昼時を外すとひっそりと お目当ての親子丼屋は時間切れだったので何年も通いつめていた鳥徳で鳥鍋

2時も近くなると界隈も店内もどことなくゆるやか
窓際のテーブルを独り占めできるのもこの時間ならでは。さて資料を読みながら作戦会議でもと思うと、私の名前を呼ぶ声。なんと前職の元上司と得意先のコンビが生ビールを飲みながらやきとりとか突っついていました。

「まぁ、一杯どう」なんて言われてついその気になりそうですが、頑なに辞退し写真だけで勘弁してもらいました。ふくよかな泡を含みながら飲み頃に冷やされたビールを飲んだらさぞかし幸せだだようなぁ...と思いつつ、夕方会議があるのでじっと我慢。その反動で、鍋も大盛り、ご飯も大盛り、ついでに卵も落としてもらって、お腹いっぱい。ここに来るとどうもこの調子になってしまうので気をつけないと。

次回の茅場町訪問（すずらん通り）は、お目当てのトロトロ親子丼（鳥ふじ＝おそらく個人的東京一）か宮川の鶏の唐揚げにするか、八丁堀から東京駅に向かって海老そば＋ミニ麻婆丼にするか悩みどころ。そうそう、八丁堀のみんなが元気かどうかも知りたいしネ。

 ■鳥徳
http://www.toritoku.com/

イカとセロリのサラダ 一部では熱狂的な信者も生んでいるセロリのサラダを今夜はイカで セロリを湯通ししたお湯でイカを軽くボイルしてみると...

ママボリンケンのアイディアに納得
セロリを湯通ししたのを捨てないでイカのボイルにも使ったらというのがアイディア。キッチンに広がるセロリの軽やかな香りそのままに黒オリーブも合わせて。色々な組み合わせ、例えばイカとタコも一緒とか考えるだけでも愉しめるのではないかな。

タコとセロリのサラダ 湯通しをすることで浸透力が増すなんて二人の関係みたいだね

二人でセロリをまるごと二本
幼いことにはセロリが苦手でしたが、今は大好きな野菜のひとつ。まぁ、野菜ならなんでも好きなんですけどネ。セロリを調理する時にいつも気になっているのが葉っぱの存在。そのまま捨てるに惜しいきがして心残り。今回ママボリンケンが見つけてきた作り方は、

①セロリを輪切り（葉っぱもざくざく）
②ボールにセロリを入れ
③熱湯を回しかけてすぐざるにあげる
④水分を切って冷ましたらボールに移して
⑤タコを入れてオリーブオイルであえる
⑥塩コショウしてゆかりを入れて軽くあえる

湯通しするからオリーブオイルの浸透力が増し塩味も沁みわたり、シャキシャキ感も残っている。本当はタコじゃなくてイカだったらしいけど、タコもよく合う。上質の黒オリーブが合ったら合わせてみるのもいいと思います。セロリの葉っぱの香りもとてもいい、簡単でおいしいサラダです。

塩コショウしただけの鶏ももを皮がカリカリになるまで焼いてオーブンでじっくりと。肉をくずしてセロリのサラダと合わせるとおいしさもさらに。

カルボナーラの正直な気持ち 全卵と黄身だけを二個ずつを丁寧にかき混ぜてパンチェッタのソースとパスタに絡める緊迫したタイミングを逃せない

成功率100%ではないワケ
卵を投入した後の火加減や混ぜ具合が0.5秒単位で変化していくので、カルボナーラを作る場合は判断力を一定に保つために、キッチンでのワインは控えめに。それでも、卵がダマになりそうだったり、パスタのゆで具合に不満があったり、途中で入れるゆで汁の分量に問題があったり、成功率100%ならず。実力は互角でも得失点差で負けて悔しい思いでピッチを去る後ろ姿のよう。

銀座「むぎとオリーブ」の濃厚卵のまぜSOBA
このイメージもあり慎重に、慎重に。パスタをゆでて卵と絡める重要な任務は私なので手を抜けません。できたらその任務を押し付けて責任を取りたくない気もするが、厨房には船頭は二人必要ないという平松洋子さんの言葉に従って淡々と。ああもうそろそろの一歩前でフライパンをあげて、お皿に盛りつけ、10秒で写真を撮り、30秒後に一口。全ての条件を満たした、まるできれいに決まったリオネル・メッシのシュートの必然性を思い浮かべるような出来具合に、二人で思わず笑顔を見合わせてしまいました。

残ったソースは、ホクホクにゆでた（パスタを茹でる直前に同じ鍋でゆでた）グリーンアスパラに付けると、ほっほー、濃厚なソースと青空に向かってすくっと伸びた姿も思い出してニンマリ。それでもお皿に残ったソースは、指ですくってチュウチュウ。

そういえば毎日行っていた調布の気になるおじさん
今日はいませんでした、残念。時間が遅かったのか、きまぐれなのか。せめてどんな樹なのかと近づくとイチョウでした。堂々と繁り他を圧倒するような大きな影も立派。

往復2時間40分の移動なので、じっくりと本が読めるのも楽しみです
今週は『ひさしぶりの海苔弁』（平松洋子 著安西水丸画）を。ママボリンケンに勧められるままに週刊文春の連載を読んでますが、まとまった単行本も手に入れてました。食材や料理に対するあたたかくてウィットに富んだ文章を読み進めると安西水丸さんのイラストが飛び込んでくる。美味しいワインの変化や食材のもたらす振幅も感じてうなってばかり。

そろそろみょうがを漬ける季節だねなんて二人でヒソヒソ話してます。

朝夕の湿った道に濃厚な香りをふりまいているクチナシの花の命も短くて それでも変色した姿から目を背けることができないなんて

今にも降りそうな空を仰ぎ見て
湿って冷ややかな風と共にクチナシの香りを吸い込むとなんとも言えない気持ちに。季節とともに道端の花が桜からツツジ、そしていまはクチナシへ。茶色に変色してポトリと落ちる姿も、ねぇワタシを見て...と言っているようで気にかかってます。

南の空がどんよりとしてきて
iPhoneを向けると
大粒の雨が襲いかかってきて、瞬く間に土砂降り。間一髪で帰ったもののママボリンケンは大丈夫かと心配。ちょうど雨の切れ目に無事に帰ってきて買い物袋をのぞくと豆腐が二丁。ここ数日間は夜は軽めにしていたのでうれしい提案。

6/5に食べたばっかりでしたが（基本ローテーションは30日）、おいしい成城石井の豆腐で作る我が家のハンサムな麻婆豆腐に優るものなしというのが結論。そのまま食べてもよし、ビールも旨い、取り皿の中でミニ麻婆丼にしてもよし、とにかく大好きなんです。季節限定の豚汁（我が家は「ぶたじる」と読んでます）も、季節に関係なく食することができればさらに言うことないんですが、こればっかりは許してくれない。

調布ラーメン事情 狭くも魅惑的な路地奥にある「そらまめ拉麺本舗」の担々麺の古くて新しい味 今日の雹の被害は大丈夫だったかな？

日中の移動距離も長くてお昼はラーメンが多い
1ヶ月に8食はちょっと多いかな？なな蓮（三越前）、むぎとオリーブ（銀座）は二回というハイペースに加えて自宅での冷やし中華。最近ランをサボっているので夜にストレッチでもしないと太ってしまうのではとハラハラして体重計にのりましたが変化なし。それでも、調布で新規開拓していたり懲りない私。

ちょっと分かりにくい人がすれ違うのも苦労しそうな
路地を抜けると魅惑の空間があって
市内に唯一残っている古本屋（欲しい本が10冊見つかったので再訪予定）、地元では有名なカレー屋があり、その並びにあるのが「そらまめ拉麺本舗」。話を伺うと30年以上続いているお店だそうです。もっとも初代は随分前に店を譲っているそうですが。まるで、喫茶店のような雰囲気の店内。

ちょっと心配でしたが担々麺（みそ味）
普通の担々麺は申し訳なさそうに味噌味の具が載っているものですが、ここのはハンバーグ一個分の迫力。これを徐々に崩していきながら食べ進むという、ちょっと変わったアプローチ。うん、これがいい。様々な香辛料に隠し味のパイナップルのほんのりと甘酸っぱい風味。おそらく先代からの引継ぎされて今に至っているんだろうと想像。スープが半分とんこつ味というのも独特の風味があって、これも私好み。

久し振りのたけちゃんにぼしらーめんもいつもの味で満足、今にも崩れそうな店で食べるタンメンはさっぱりとしておいしいし、調布って探せば色々とおいしい店がたくさんありますね。（その半面サラリーマン相手の定食屋は個人的にはイマイチな気がする）

そうそう、遅くに家に帰ると三鷹〜調布の雹の落下のニュース。いろんな人への被害がないといいんだけど…。

ポークジンジャーは厚く切ってもらった豚ロースの蒸し焼きとクイジナートでとろとろにしたソースでじゅわっと 圧倒的な夕日と中庭でひっそりと咲いている紫陽花

大好きなすみれさん目当てで毎週見ている
新チューボーですよ！
サッカーの中継をぼんやり見ていたり、ウェス・アンダーソンの映画を見ていた隙間で見つけた再放送「新チューボーですよ！」のレシピがポークジンジャー。定期的に食べたくなる生姜焼きは毎回やんわりと却下になるけど、これならどぉ？と振ると「いいんじゃない？」とママボリンケンからOKが出ました。

生姜焼きなら単調になるタレもポークジンジャーでは、生姜〜ニンニク〜玉ねぎ〜ニンジンをミキサーでとろとろにして砂糖を加えて煮詰めると味わい深く。パックで売っているのでは不満なので3cmに切ってもらい叩いてのばした豚ロース。カリカリに焼いて蒸し焼き後ブランデーでフランベ。まぁ、「新チューボーですよ！」をややアレンジした感じですが、ふっくらとした豚ロースでと生姜ベースの深みあるソースをたっぷりと絡める幸せ感。半分くらい残ったソースは次回ハンバーグに合わせたらどうだろうかと思案中。（レシピはこちらで）

世の中、お馬鹿な議員のヤジで騒がしいですが、圧倒的な夕日やひっそりと中庭で咲いている紫陽花の姿に心静めています。身の回りで心ない言葉で傷ついている人に何ができるのだろうかと色々と考えさせられた一日でした。

バーミキュラで作る野菜たっぷりのキーマカレー 野菜からにじみ出た水分を煮詰めて凝縮したあとに塩味の調整

5mm角の玉ねぎ、セロリ、にんじん、茄子、ピーマン、トマト、セロリ
りんごはすりおろし、生姜とニンニクはみじん切り
ニンニクを弱火で炒めたら、生姜と玉ねぎを加えて軽く炒めたらにんじんとセロリを入れて中火。ひき肉を加えて色が変わったらカレー粉を大さじ二杯。残りの野菜とりんご、白ワイン100cc、ロリエを入れて、蓋をしてじっくりと野菜から出る水分と肉からにじみ出るうま味が交じるのをごく弱火で1時間ほど待ちます。

材料がクタッとなった頃に蓋を開けて、水分を飛ばしながらさらに凝縮すること30分。最後に塩味の調整をして出来上がり。焦らずじっくりと野菜のうま味が出てくるのを待ちながら、細野さんの「Heavenly Music」を聴いているのも楽しいものです。

うふふ、

ウェス・アンダーソンの影響でアスペクト比を16:9に変えてみましたがどうでしょうか…。

冷やし中華始めてます 茅乃舎の出汁が隠し味のタレに柿酢をたっぷりと加えると甘酸っぱくて、それだけで体が浄化されていくようなそんな気がして…

朝夕は涼し気な風も感じるのですが
なんとなく疲労感も蓄積されてだるい毎日
茅乃舎の出汁で作ったタレが冷蔵庫に残っているので冷やし中華再び。ママボリンケンが柿酢をブレンドして酸っぱさとほのかな甘さを秘めた冷やし中華のタレを作ってました。夏らしい野菜をたっぷりとのせた冷やし中華に勝るものはないのでは？と思いつつ一口。辛子をつけすぎてむせてしまいました。

いや〜、それにしても茅乃舎の出汁で漬け込んだ味玉、シャキシャキのきゅうり、甘酸っぱいトマト。こうでなくっちゃというほどの夏の一皿なんです。

明海大学キャンパス
梅雨の合間の晴れ間に爽やかな朝日
シャツの２番目のボタンを開けて自転車で通り抜けるキャンパスは一日の始まりとして欠かせない空間。真っ青な空と色とりどりの花に、ついつい自転車を停めて見入ってしまいます。こういう日々が続いて欲しいと願ってますが...。

むぎとオリーブ再び 土曜日から間髪入れずに訪れたこの店 濃厚卵のまぜSOBAの七色七変化な味のカレイドスコープに思わずうなってしまいました あの「篝」の衝撃が蘇るほど

本来は汁なしの麺はつけ麺と共に得意ではないのですが
濃厚卵のまぜSOBAが目指すもの
いや〜、マイッたというのが正直な気持ち。鶏と豚のチャーシュー、三つ葉、山芋となるとをあげた具は土曜日味わった蛤SOBA、鶏SOBAと同じですが、こってりとしたソースを絡めただけのまぜSOBA。試しにそのままで一口、濃厚なスープとやや太めの麺がうまく絡まり期待以上の味に納得。合わせてテーブルに並べられたトッピング（ドライカレー、パルメザン、タバスコ、醤油、酢）を見ながら、こだわり卵（黄身）を箸で割り、大急ぎでかき混ぜパルメザンを多めに入れてさらにかき混ぜると、これはもうカルボナーラの世界。

三つ葉を混ぜて一口の思いがけない味に
マイッた、マイッた
ウマイんです、これが
この瞬間はあの「篝」で味わった衝撃が蘇るようです。途中で、エシャロット入りのオリーブオイルを加えて、また最後はドライカレーを少し混ぜて、それぞれに七色七変化。汁なし担々麺などは途中から一本調子な味になりがちですが、最後の最後まで味の変化を楽しめるというのはラーメンの中でも新世界。ラーメンが好きでカルボナーラが好きな人には絶対にお勧めの味の共演。もちろん男女問わず銀座で時間があれば寄ってみて欲しいお店です。（残念ながらカルボナーラ状態の写真にピントのズレ...）

土曜日は卵かけご飯でしたが、今日はドライカレー
これも単品で食べても十二分においしかったことも、忘れずにお知らせしたいです。三日も待たずに再び訪れると、お店の人もなんとなく覚えていてくれていたみたいで、帰りがけに色々とお話出来ましたが、こういうちょっとした会話もおいしいお店を見つける楽しさなのかもしれませんね。

■むぎとオリーブ
　東京都中央区銀座6-12-12 銀座ステラビル 1F
　月～金：11:30～22.00
　土、祝：11.30～21.00