Casa de Borinquen

アスパラガス 茹でるか焼くか...太いのが手に入ったらじっくり焼きたい

じっくり焼くとにじみ出る香ばしさ
ズッキーニもアスパラもじっくり焼くと、内側から香ばしさや本来の甘さがにじみ出てきて、塩コショウとオリーブオイルだけでメインのお皿になってしまいます。我が家では、ル・クルーゼのグリル・ロンドを使うのですが、表面は香ばしく中はふんわりと出来上がります。これからの季節に大活躍です。

ラーメン 大至 聖橋を渡り神田明神方面へ本郷通に着いたらもうすぐそこに、こんなにおいしい場所があるなんて

東京から調布までの長い移動
ちょいと途中下車
プレーンなスープ、細めながらもちもちした麺、ゆで玉子が半分、シナチク、ネギ、海苔、そして、淡いピンク色したチャーシュー。これらが、上品な微笑みで待っててくれる。う～ん、なんとも言えずいいんだなぁ。まずは、透明感のあるスープを一口。突き出たところもなくマイルドな味わいに、もう一口。麺を一口すすると、以外にももちもちした食感。もう一度確かめるように一口。麺とスープ、どちらかの印象が強いのではなく双方のバランスがとてもいいと納得。落ち着いたところでチャーシュー、火の通り具合ややわらかさ厚さの具合もまたちょうどいい。おいしいラーメンってこれなんだよ、という見本のような姿。

スーパーワンタンをトッピング
基本のラーメンとは別に「スーパーワンタン」も頼んでみました。通常のワンタンよりも大ぶりのが二つ。具がシャキシャキしているので気になったんですが、おそらくレンコンではないかと。麺を食べて、スープをすすり、ワンタンを一口、そして麺を...。あっという間に食べてスープも残さず。御茶ノ水駅から徒歩5～6分なら途中下車しても問題ないほどの距離にあるお店。また、行ってみたいです。

帰りに、総武線〜中央線〜丸ノ内線らが交差するのを、聖橋から下を見ていましたが、なるでジオラマのようでした。

■ラーメン 大至
住所：東京都文京区湯島2-1-2 佐藤ビル 1F
電話：03-3813-1080

今シーズン最後の豚汁と鰹の刺身 食卓でも冬の終わりと春の訪れを知る

ママボリンケンの実家から届いた大きめのなめこを見て
それなら今シーズン最後の豚汁。もう、仕込みは前の晩から。というのは野菜は干してというのが最近の我が家の基本形。豚汁ではどのような効果が出るのか楽しみでした。人参、大根、ネギ、大なめこ、しいたけ、こんにゃく、きぬさや、手でちぎった豆腐、豚バラ。じっくり煮込んで仙台味噌＋白味噌をブレンド。お椀によそって、大阪出張で入手した「山椒を入れて独特の調合をしてます」という七味。なめこから出るぬめりと豚バラの油が表面をおおっているのでいつまでも温かい汁。野菜も一晩干したために煮込んでも崩れず、野菜本来の甘さが一段と引き立っています。今シーズン最後だと思うので何度もおかわりをしていたら、もう動けなくなりました。

冷えたお酒と鰹
たっぷりのおろした生姜と大葉で鰹をくるんで口にすると、ああ、季節がやっぱり巡って来ているんだなぁ...と実感。

我が家=Casa de Borinquenも慎ましく真鯛のカルパッチョでひな祭り そうこうしていると春の足音が聞こえてくるようですね...

何も考えず近所の大型スーパーに行くと
まるで、お正月のような品揃え
お店全体がひな祭りに大きく舵を取ったような雰囲気で異様な盛り上がり。ひな祭りなので、チラシ寿司〜手巻き寿司等の材料で溢れかえってました。今日が終わったらこの海老や蟹とかどうなってしまうんだろうかと、余計な心配。

で、真鯛の刺身が良さそうなのでカルパッチョ
春が近づくとお肉よりもお魚。季節の変わり目を繊細な気持ちで迎えるのも大事なのかなぁと。上質のオリーブオイルとほんの少しの塩と黒胡椒でペタペタ、たっぷりの千切り野菜を添えて。季節と季節が出会うところにある滋味。大葉と真鯛をくるっと巻いてキュウリやセロリと合わせると、うん、グッディ・グッバイな感じ。冷蔵庫に残っていたブロッコリーはアーリオオイルで軽く温めて、アクセントに。

星より密かに...

大阪短信 #13 すし萬の押し寿司 穴子、車海老、しめ鯖の巻物、そして、ガリの山椒の実 食文化の違いを知ることになりました

押し寿司がこんなにも美味しいとは...
昔から光り物の魚って妙に苦手で押し寿司とかもそんなに食べたことなかったんです。でも、千倉の大徳家さんで、おいしいしめ鯖とコハダとかなめようとかで、光り物に開眼。いまさら遅いと言われてもしかたがないですね。ママボリンケンのお父さんは関西の人で、自宅で押し寿司を作っていた話も、ふ〜んと聞いていたんですが、色々その辺も直接訊いておくんだったと、今になって後悔。その、ママボリンケンから「おいしい押し寿司をお土産に」リクエスト。「かきたねキッチン」を探しに訪れた難波の大阪高島屋の地下を歩きまわって見つけたのが、味百選の中の「すし萬」。

全種類を入れたのが三人前だったので一人前半で 全種類を二個ずつ入れて二人前に...と頼んでみると、それは無理なので三種類で一人前半でどうですかと。何か事情でもあるのかと訊いてみると「四個単位なんですから」。よく分からないまま、お願いしたところ、奥に職人さんが待機していて実はその場で作ってくれるんですね。ははぁ〜、型から四個出来るので四個単位。ようやく納得した私は、横のベンチで10分位待ってました。

ほんのりと甘い穴子（安奈古）、しっとりとした車海老（よこほり）、香り高いしめ鯖の巻物（いそ巻）。二人で二個ずつという数がちょうどいいですね。驚いたのが、ピリリとしたガリの中の山椒の実。前の夜も押し寿司、帰ってからも押し寿司。しみじみと食の文化の違いを知ることとなりました。

検索しやすいようにカテゴリに「大阪」を加えました。 

大阪短信 #12 うわぁっ、この味初めてとちょっと興奮してしまった「かきたねキッチン」甘醤油のあと辛、贅沢チーズ、山椒とたまり醤油合わせ、海鮮塩風味だれ...ちょっと想像できない世

不思議と食べ始めると止まらなくなるカキピー
柿の種よりもピーナッツを食べていることが多いのですが、食べ始めると止まらなくなります。その柿の種が進化して、大きくなって色々な味付けがあると聞いたので大阪高島屋に寄ってみました。店頭は、ロングパック、テトラパック、キューブと様々な選択が出来るようになっていてどれにするか迷ってしまいました。初めてだったので、オロオロしていると横にいた女性が親切にもこれとこれと組み合わせてはかり売りにしたらどうですか？と。はい、それでは、甘醤油のあと辛＋山椒とたまり醤油合わせ、贅沢チーズ＋海鮮塩風味だれの二種類を注文。

家に帰って早速、少しずつお皿に入れてポリポリ
柿の種って食べ過ぎるとグッとなってしまいますが、この四種類は後味もすっきりしてていいですね。ピリと辛いのは山椒かな？少しチーズの風味もあるし、ムム、これはなんの味？なぁんて、楽しみながらポリポリ。もったいないので少しずつネ。

そうそう、お店は関西しかないと思ってましたが、品川や横浜にもあるので、フレーバーリスト片手に近くに行った時にのぞいてみたらどうでしょうか。

■柿の種専門店 かきたねキッチン
http://www.toyosu.co.jp/kakitanekitchen/index.html

大阪短信 #11 梅田の「はなだこ」はどうしても寄らないといけないよ、と教えられたネギマヨを立ち食いで味わう喜び

自分にとっては二番や
一番はまだ知らんけどな...
やんわりとした大阪の言葉で、たこ焼きならここと教えられた「はなだこ」。御堂筋線は新大阪まで直接行けるんですが途中下車。というのは「1日乗車券＝エンジョイエコカード（800円）」で、こまめに地下鉄を利用できるというわけなので電車賃は気にしないですむから。御堂筋線梅田駅改札で場所を聞くと、新梅田食道街はなんとまあ階段を登ってすぐそこ。道頓堀できつねうどんを食べていたので、そんなに空腹ではなかったのですが、どうしても行ってみたかったんです。

うわぁ〜、こんもりとしたネギにただもう圧倒されて
狭いカウンターで発泡酒（セットにすると少しお得）を飲みながら作り方をぼんやり眺めてました。

①9✕4＝54個のくぼみに割りと水分の多い粉をザーッと流しこむ
②少し固まりかけたらタコ、ネギを投入
③鰹節も投入
④どうしたらこんなに出来るんだろうかと思ってしまう鮮やかな手つきでくるりと
⑤完成

出された「ネギマヨ」のネギの多さにびっくり。こんなに大丈夫かな...と思いましたが、熱々のたこ焼、マヨネーズと混ぜると、いや〜これまた旨いですね。タコも大きく、どちらかというと中はふわとろなので、ネギのシャキシャキ感とよく合いますね。これで、400円。まぁ、なんと安いもんですね。

カウンターは常に満席、通路を隔てた場所には持ち帰り待ちの人が十人ほど。若いカップルも多いし、年配も人も多い。大阪の人たちに愛されているんだなぁ。隣のカップルが「おろしポンズが食べたかったんや」と。大根が売り切れのせいらしいですが、うん、次回は「おろしポンズ」も食べてみよう、っと。そして、普通のたこ焼をお土産に買って帰りました。（帰宅後チンしただけでも十分においしかったです）

■はなだこ
・大阪市北区角田町9-16 大阪新梅田食道街1F
・10:00～23:00
・06-6361-7518

大阪短信 #10 さえずりを味わった後のきつねうどんが教えてくれる、旨いなぁ、憎たらしいなぁ、食べ終わってしまうのが惜しいなぁ、心の中で繰り返してばかりの道頓堀今井での遅い午後

雰囲気たっぷりの玄関に思わず誘われて
そして、ちょっと我儘な注文にもにこやかに応対してくれる店員さん
おでんも食べたいけどおでんセットでは量が多いので、おでんを少し食べてからきつねうどんへ、と注文。噂のさえずりと大根、貝柱とグラスビール。出汁の風味が香る鍋で出てきたさえずり。トロトロのフワフワのゼラチンの塊のようで味わい深く、おお、これがさえずりなのか〜と堪能。

魅力的なメニューをじっくり読んでいると
タイミングをずらして出てきたきつねうどん
なんでも、ほとんどの人が注文するらしいですが、やはり満員の店内のほとんどの人が注文していました。横にいた上品なおじいさん。まずゆっくりと味わうようにお汁をすすって一息、うどんを二口。大きなおあげを一口。これを繰り返していましたが、本当に美味しそうでした。

私も見習って同じように
上品な薄味の中に、しっかりとしたコクと旨味（北海道の天然昆布と九州産の鰹節らしい）のお出し。なんとも言えず、その先に進むことができず一息。どちらかというと四国うどんよりも大阪のうどんの方が好きな私ですが、つるつると一口。待ちきれず大きなおあげを一口食べると、ほんの僅かな甘さ。そのおあげの汁がうどんの汁に交じる後の味の複雑さ。小ぶりの丼の中に生まれる味の小宇宙。さりげない斜め薄切りのネギにもうんちくの何かもありそうです。旨いなぁ、憎たらしいなぁ、食べ終わってしまうのが惜しいなぁ、心のなかで繰り返してばかり。

思えば道頓堀って様々な芸能の中心地
隣の隣の席は、上品な女性二人、囲むようにワケありの男性が二人。京都のお酒を冷でグイグイ。時折聞こえてくる会話もその筋のヒトのようでした。やんわりとした大阪弁を聞いていると夢心地のようでした。そうそう、親切なお姉さんに七味もどこか違う風味で尋ねてみると、「山椒を入れて独特の調合をしてます」と。勧められるまま、お土産に。

ちょっと親子丼も気になってます...。

■道頓堀今井
http://www.d-imai.com/index.html 

ママボリンケンからのヴァレンタインプレゼントは琥珀色に輝いて 京都と仙台というセレクトにニンマリ... もうちょっと待って一緒に...

出張から帰ると思わぬプレゼント
もうヴァレンタインとか縁のない毎日だし、なんでこんなに盛り上がっているの？と、斜め目線の私。もらったら嬉しいし、貰わないと寂しいし、ホントの気持ちで受け取ったらどうしようかと妄想。で、出張から帰ると、ママボリンケンからのヴァレンタイン。仙台と京都。大阪から帰ってきた私は、食文化の違いについて、大阪〜東京〜仙台を感じていたので、まんまピッタリのセレクトに、ああ、分かる人に分かるのだなぁ...とニンマリ。家ではめったに登場しない山崎。舌の上で転がすとこってりと、ねぇもう少し待ってて一緒に...なんてぬめりのような声も聞こえてきそうです。

大阪短信 #9 淀屋橋から北浜はビジネスマンの密かな楽しみがいっぱいの街 圧倒的な大海老フライと串かつの共通点を知るなんて...

メールや電話では感じることのできないビジネスのニュアンス
不必要なほどのチェーンメール、かける方も受ける方も突然の電話。僅かな時間でも膝をつけあわせて話し合いすることが、やはり重要と、最近しみじみ感じますね。数時間で大阪に行けるのならもっと頻度を高めておきたい。江戸時代の豪商だった淀屋によって架けられたといわれるのが淀屋橋と教えられました。東京でいえば大手町〜丸の内のようなばしょなんでしょうか。淀屋橋から徒歩10分程度の場所が北浜は金融の中心地。夜にお得意先に連れて行っていただいたお店が「北浜 佐海屋」。

圧倒的な大海老フライの姿と押し寿司を堪能
和歌山の中央市場から直送の海鮮 新鮮で厚みをおしまないお刺身盛り、ホタテ焼き。続いて出てきたのが、大きさも圧倒的な大海老フライ。見事としかいいようのないその姿、全体が程よくカリッと揚げてあって、頭もしっぽもカリカリ。まずは、頭からかぶりつくと、海老の風味がふわっと広がり、思わずにっこり。本体もしっとりとしてホクホク。自家製のタルタルソースをたっぷり付けて一気に。最後はしっぽもむしゃむしゃ。そして、ああ、ウマイ！と溜息のような一言。このカリッと揚げてあるのは何故だろうかと色々考えたんですが、もしかしてこれは串かつと同じような仕掛けがあるのではないか。次回、この辺も尋ねてみよう。

そして、最後の締めは穴子と鯖の押し寿司。いや〜ん、もうダメ押しのような感じで笑みがこぼれてきて、お得先さんに余りにも喜んでいるので穴子も鯖も二つずつ食べてしまいました。合間の赤かぶの漬物も絶品。食は関西にあり...よく言いますが、ホント実感しました。そうそう、テーブルの上にあった「かつおしょうゆ」もとても美味しかったです。

そうそう、道すがらに見つけた思わず和むもの
青いポストの前で珍しそうに立ち止まる私に向かって「それ速達専用ポスト。他にも書留専用もありまっせ」タイミングよくそう言われたので、一瞬書留専用ポストってどんなのかな...と信じてしまった私。とっさに、こう言えるのってやっぱり大阪の人ならではなのかな。そして、妙に惹かれてしまう雰囲気の喫茶店。よく分かってない人に限って「昭和な〜」というらしいけど、この界隈には新旧の良さを色々味わえる場所と感じ入ってしまいました。

■北浜 佐海屋
大阪府大阪市中央区北浜1-8-16 大阪証券取引所ビル地下１階
大阪市営地下鉄堺筋線「北浜」駅1-B出口直結
Tel:06-6222-6066

■フジシン かつおだししょうゆ
http://www.fujijin.co.jp

春を待ちきれず食卓に並ぶ緑の野菜たち ほどよく食感を残すのもコツなのかな...

ポカポカしたり底冷えがしたりの毎日
寒暖を繰り返しながら春に近づいている日々。温かいお風呂に入って、湯たんぽの準備をしたあとに食事の準備（最近はママボリンケンが主役で）。野菜売り場にも春っぽいのが並び始めているので、それらを反映させた献立の二種類。ジュワ～っと泡立つくらいのバターで軽く和えたた豆たちには仕上げにパルメザンのブロックを散らして。そら豆、インゲン、スナップエンドウ、キヌサヤ、インゲン...。青臭さが残らなくも食感が残るように前もって茹でるのも決め手でしょうか。塩味はパルメザンから出るので、和えるときは控えめに。

アーリオ・オーリオで（ちょっと辛めに）でじっくり豚バラ肉を炒め
白ワインを入れてコクを出す
水分が飛んだらパスタの茹で汁を150ccぐらい加えて揺すると白濁して乳化が始まります。キャベツはパスタが茹で上がる前に鍋に入れて一緒に茹で、アルデンテ手前でソースに加え、パルメザンを一振り。シンプルで食べ飽きないキャベツのパスタ。ソースに絡んだキャベツの色合いも食欲をそそりますネ。

ササミを茹でてセロリを合わせるサラダ
この茹で汁は大事にとっておいて鶏鍋に。さっぱりとしたしたスープに追加した骨付き肉から出る旨味が加わるといい味になるんです。ここはさっぱりと、柚子胡椒を少し付けて。ほうれん草（根本の赤い部分も）からの甘さも楽しみたい鍋。おそらく、今シーズン最後の鍋になると思い、噛み締めながら食べてました。

TABLEWARE FESTIVAL（東京ドーム 2/4-2/11）で見つけた素朴な皿にはカレーもよく似合う

東京ドームに関係者パスで【極秘】侵入
まぁ、侵入というよりも関係者として搬出をお手伝いしたワケでした。でも、あまり大きな声で言えませんが、一般入口とは別の入口からチェックを受けながら会場へ、緑色の長い廊下を進むと、一塁側ベンチ横に出るんですね。途中、放送席、選手ロビーとか普段見ることも入ることも出来ない場所を探索してしまいました。ドームのコンサートは何度か行ったこともあるんですが、グランド席はなく、こうしてグランドに立ってみるとドームの広さをまざまざと実感。

会場は、メイン展示、テーマ別展示、各出店社別展示となっていて
あの広いグランドを全面に使った大規模のものでした
搬出まで時間がありましたので、くまなく見て回りました。個人的にはテーブルウェアとかあまり興味がなかったのですが、食器やキッチンまわりのものを見て回るのは楽しかったです。横長の深めのお皿が欲しいね...とママボリンケンと色々探しましたが、そう探すとなかなかないんです、これが。大きさが気に入らなかったり、妙な柄がついていたり。ほぼあきらめかけていた時に、見つけたのが「古谷製陶所」のブース。素朴で、一枚一枚出来が違うのも、どこかホッとするするような雰囲気。あれこれ迷って二枚買い求めました。

昨日作っておいたカレー＋ジャスミンライス＋金色のスプーン
一晩置いて味に深みの出たカレー、香り高いジャスミンライス、Rの具合がちょうどいいスプーン。そして、何よりも深さや大きさがカレー用にピッタリと二人で満足して、三連休の最後の夜に遅めに帰った疲れもなくなりました。この「」は東京での扱いがあるのかな。ちょっと問い合わせをしてみたいとも思ってます。洋食器よりも和食器の方に興味が傾いている今日このごろです。

■古谷製陶所
http://www.kohiki-furutani.com

 

三連休の始まりは、まずはゆったりとして心と体をリセット そのあとは、煮込みハンバーグでこってりとした晩御飯はどうですか？

芽キャベツって実はこうだったんだねと知る和田浦の道の駅
なんかお肉が食べたい...とか話しながら、気軽にスキヤキ...と言ってみたものの、徐々にそうでもなくなってきて、煮込みハンバーグ。粗びきの合い挽きをコネコネ。20個のマシュルームでコクを出したソースでコトコト。仕上げは、季節の芽キャベツとクレソン。肉汁が溢れるハンバーグと濃厚なソースと野菜の甘みと爽やかさ。カベルネ系のワインがよく合いますね。

そうそう、芽キャベツって、ぶどうのようになっているんですね
初めて知りました。世の中、自分が知らない世界も、やっぱり、色々あるんですね。

南房総 冬の終わりは春の始まり#4 最後に寄るアーベントエッセンで選ぶリングイッサと砂肝の燻製を楽しみに家に帰る楽しみ...

南房総の帰りは海沿いの道を暮れかかる太陽を追いかけて...
その先には 千倉〜白浜〜見物海岸。館山市内に入り高速に乗る直前にある「アーベントエッセン」。以前も紹介しましたが、本場ドイツの味を再現した自家製ハム・ソーセージをここで選ぶのも南房総の楽しみのひとつ。

ニンニクの旨味が染込んだブラジルの超粗挽きソーセージ＝リングイッサは、軽く焼き色がついたら小さじ二杯の水で蒸し焼き。噛めば噛むほどその美味しさを堪能できるので大好き。そして、特製の砂肝の燻製は、濃縮されたコリコリとほんのちょっとの辛味。これは、大徳家さんのイカの塩辛と共に、濃い目のウィスキー（炭酸割り）にピッタリです。

うん、これじゃぁ、寄り道しないでまっすぐ家に帰りたくなりますね〜、ホント。

南房総 冬の終わりは春の始まり#2 まだお寿司は冬なんです、でも、ちょっと春も感じて下さいとこれ以上のタイミングがない程に握られるお寿司からの幸せ

南房総のもう一つの目的はなんといっても大徳家さん
日曜日のためは、カウンターもテーブルも、奥の座敷も満席。予約していたのでカンターへ予定通りの12:00。「そろそろ、春らしいお魚で...」とリクエスト。「まだ、冬なんです。三月になると春めいて来ます。でも、ちょっと春らしく...」。なるほど、そんな感じかなと。

●つまみで
①白子ポン酢（極上マダラの白子）
②マンボウ

●握り
①メヌケ*
②平貝*
③ほうぼう*
④かじきのづけ*
⑤赤貝
⑥ウニ（岩塩）*
⑦中トロ
⑧なめろう巻き
⑨菜の花
⑩穴子
⑪生牡蠣*
⑫コハダ
⑬ほうぼう
⑭とろタク・かっぱ
※団子汁
*印は個人的に初めていただいたものです

まずは、ポン酢を少し付けてレモンを一絞りしてプリっとした白子が実に濃厚で独特の舌感。マンボウはプリプリして、白ワインによく合います（私は運転手なので飲めないのですが）。なんだか、これだけでもとても幸せになってしまうから不思議ですネ。後は大将の流れにお任せして握っていただきました。ジュレとメヌケ、コリコリの平貝。胸ビレが緑のほうぼう。水槽入れていても鳴き声が大きく聞こえるそうです。身がしまってとても美味しかったです（最後にもう一度リクエスト）。づけの具合が絶妙のかじき。香り高い赤貝。なんと岩塩だけで味付けられ本来の甘みと香りを堪能したウニ...。ああ、なんと生牡蠣まで。目の前で裁いてあっという間に握られた牡蠣。これも初めてだったのでどんな感じか、と口に含むと剥きたての磯の香りがすっと抜けていて、もうたまらない心地。やられたなぁ～、にくいなぁ～、二人で頷いてばかり。

やっぱりお寿司は旨いんだなぁ
ママボリンケンも久しぶりの大徳家さんにもうすっかり満足。どんなに手をかけたフレンチやイタリアン、中華よりも、やっぱりお寿司、と帰りのクルマの中で力説。私も贅沢な素材や高価なワインよりも、こうして昼下がりの一時間半を過ごすことも大事と妙に納得。おいしい白ワインや日本酒も一緒ならなおベスト。千倉というシチュエーション（筋を展開させるために設定された状況として）、大将の人柄、気のおけない空間。このどれを欠いても成立しない時間の流れ。今度は、もう少し暖かくなってからかなぁ...また、楽しみです（去年はお家カフェのオーナー夫婦と合流して3月に春のおとずれを）。