押し寿司がこんなにも美味しいとは...
昔から光り物の魚って妙に苦手で押し寿司とかもそんなに食べたことなかったんです。でも、千倉の大徳家さんで、おいしいしめ鯖とコハダとかなめようとかで、光り物に開眼。いまさら遅いと言われてもしかたがないですね。ママボリンケンのお父さんは関西の人で、自宅で押し寿司を作っていた話も、ふ〜んと聞いていたんですが、色々その辺も直接訊いておくんだったと、今になって後悔。その、ママボリンケンから「おいしい押し寿司をお土産に」リクエスト。「かきたねキッチン」を探しに訪れた難波の大阪高島屋の地下を歩きまわって見つけたのが、味百選の中の「すし萬」。
全種類を入れたのが三人前だったので一人前半で 全種類を二個ずつ入れて二人前に...と頼んでみると、それは無理なので三種類で一人前半でどうですかと。何か事情でもあるのかと訊いてみると「四個単位なんですから」。よく分からないまま、お願いしたところ、奥に職人さんが待機していて実はその場で作ってくれるんですね。ははぁ〜、型から四個出来るので四個単位。ようやく納得した私は、横のベンチで10分位待ってました。
ほんのりと甘い穴子(安奈古)、しっとりとした車海老(よこほり)、香り高いしめ鯖の巻物(いそ巻)。二人で二個ずつという数がちょうどいいですね。驚いたのが、ピリリとしたガリの中の山椒の実。前の夜も押し寿司、帰ってからも押し寿司。しみじみと食の文化の違いを知ることとなりました。
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