真紅、桃色、京紫、白
僅か200ｍぐらいの街路時に咲き誇る百日紅も、雨に濡れて散り始め、静かな季節のバトンタッチを手短に話しているよう。誰かに雇われた清掃員が、雇われた会社の範囲内だけを箒で履いている音だけがしている。私は礼儀正しく、その向かい側を歩いて郵便を出しに行っていた。
ハフハフの熱いグラタンの季節
昨夜はおいしい野菜も魚もお肉も食べて満足しきっているので、今夜はシンプルにマカロニグラタン。鶏肉、海老、玉ねぎを炒め、茹でたマカロニ（我が家はフジッリで）を手作りのホワイトソースに混ぜて、グラタン皿に。予熱した230℃のオーブンに入れて、待つこと20分。表面のチーズが色づいて、中がフツフツとしてきたあたりが食べごろ。ハフハフする熱いグラタンの季節になったんですね。
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浦安の事色々知るには
季節に届けられる「地図とペン」。6号目はデザインも一新されてさらに読みやすく内容も充実。浦安〜新浦安に住み始めて20年になるけど、それなりの愛着もあります。でも、浦安フェスティバルなどの作られたイベントには背をむけているのも事実。
新浦安地区（元町、中町、新浦安というくくりはあまり意味がないと思うけど）に住んでいると、東西線駅周辺については未だに未知なこともあって、「地図とペン」は本当に重宝します。
どれも丁寧で心のこもったお料理
その「地図とペン」で紹介されていた増田さんが店主の「桝田屋」さんへ行ってきました。予約電話の雰囲気もよく期待をしていたんですが、それをはるかに上回る佇まいや雰囲気、季節の料理やお酒に、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
まずはビールを一杯飲みながら突き出しの白和え。きのこも入っていて滑らかでおいしい。ほどなく、鰹のお刺身。普段家では生姜と大根おろしですが、ニンニクの素揚げと玉ねぎを薬味にするのもなかなか。青森のお酒「八仙」との相性もほど良くしていると、次は万願寺とうがらしの揚げびたし。さりげなくエリンギも入っていてとても上品な味。
気になっていたあさりの串揚げは、ぷっくりした大ぶりのあさりの香ばしさ。和歌山の「紀土」はやや濃厚な味わいで、千倉大徳家さんで教えてもらった「農口」に近い香りと風味。
初秋刀魚、うんマイッてしまった塩焼き
メニューに見つけて迷わず注文の初秋刀魚。塩加減、焼き加減、非の打ち所がないほどおいしくマイッてしまうほど。ママンボリンケンが丁寧にほぐしてくれるので食べやすくてうれしさも。思いがけず秋刀魚との出会いを堪能。
ご実家が肉屋とあとで知りましたが、日向鳥の岩塩焼きもパリっとした皮とプリプリのお肉からの肉汁もたまりませんね。柚子胡椒をそっと添え、しゃっきりしたネギの味わいも口の中に広がります。我が家でもよく作るマグロとアボカドは、たまり醤油と。もしかして出汁も少し入っているのかなと思いますが、こってりとした味わい。お酒は金沢の「加賀鳶」〜福井「九頭龍」と共に。
極めつけのシメの極太うどんの出汁
昆布と鰹の香りと風味、極太といえども平打ち麺の味わい深さ。なるほど、楽しい宴の最後の最後にふさわしく、これだけ食べにきたいほど。奥ゆかしいシソの香りも楽しめる焼きおにぎりも食べてしまうのが惜しいほど。
寡黙で手際の良さと
てきぱきと笑顔が一層きれいなおねいさん
隣との空間も広々としたカウンターに座って、黙々と調理している店主の姿。その分てきぱきと店内を忙しそうに回るおねいさん。時折見せる笑顔がとてもかわいいく美しい。
料理ごとにお皿や小鉢も替り、お酒ごとに酒器も替わる、細やかさ。どれをとっても妙な押し付けもなく清々しい。会計をカウンターで済ませ、戸口で立ち話をしましたが、二人の笑顔も素晴らしかった。
また、行きたいなぁ。しかも、間髪入れずに。
また、おいしさに会いたいなぁ。
また、あの笑顔に会いたいなぁ。
通いつめたいなぁ...。
■桝田屋
浦安市北栄1-2-18
047-354-5700
■地図とペン
http://www.mapandpen.com
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Facebookで教えてもらったカレーうどんのおいしい処
移動中なので大きくコースを逸脱するわけには行かないため四谷三丁目で途中下車。3番出口から四谷方面へ徒歩7分ほどのカレーうどん食堂「のら豚屋」へ行ってみました。お昼時でしたので満席。それでもカウンターがすぐ空いたために待つことなく座り、のら豚カレーうどんセット（あぶり豚ごはん付、のら豚は1枚追加）を注文。
○トッピングののら豚はトロトロでなかなかおいしい
○うどんはやわ目で個人的にはこちらのほうが好み
☓スープはドロリとしたタイプでコクはあまり感じられない
△半熟卵は可もなく不可もなく
△あぶり豚ごはんは味も濃くなくちょうどいい（ただお米はあまりおいしくない）
△残ったスープをご飯の上にかけてカレーライスにしたけどやっぱりスープに不満
肝心のスープが平坦、もう少し工夫が欲しい
一般的なルー（バーモントカレーとかジャワカレー）と同レベル。すじ肉は煮こんでありいいのですが、大きめの天カスが余計。我が家で作っている、ヒガシマルのカレーうどんスープにカレー粉を入れた、割りとさらさらしたカレーうどんの方に軍配が上がるのではないかと思う。
どうも私は、お蕎麦屋さん風の方が好みのようですね。リストから色々選ぶなら、ここはストレートに神田まつやのカレーそばを選んでみようかな。
あっ、そうそう、じゃがいもやニンジンがゴロゴロ入っていて玉ねぎが溶けているような市販のルーを数種類混ぜてこさえる、決して本格的ではないカレー。もうしばらく我が家で作っていないけど、実は、こういうカレーも大好きなんです。誰かの家におじゃました時に、ふと、こういうカレーが出てくると必ずおかわりしちゃいます。今度、作ってみようかな。
■カレーうどん食堂 のら豚屋
http://noraton.noraya.com
■白シャツが汚れても食べたい！東京の「美味すぎる」カレーうどん10選
https://retrip.jp/articles/3782/
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我家の新しい定番になっている鰆の南蛮漬け
鰆は出世魚でサゴシ（青箭魚）（サゴチとも・40-50cm）、ナギ（50-60cm）、サワラ（60cm以上）と名前が変わります。人間も成長すると名前が変われば面白いのにと思うけど、国民総背番号制改めマイナンバーはどのように対応するのだろうか、なんて考えたり、個人情報がズル剥けになってしまう崩れやすい悪法とも考えたり。まぁ、鰆には関係ない話だけど、この鰆、気をつけないと崩れやすいんです。
煮切る、二度揚げ
塩釜浦霞「特別純米酒 浦霞」
和食のなんでもない一手間が料理に奥行きを出しているんですね。味醂とお酒のアルコール分を飛ばすことで風味を残す煮切り。表面をパリっと中はふわふわとなる二度揚げ。茅乃舎さんの極み出汁を加えた煮汁に、揚げたての鰆と玉ねぎとミョウガをのせてゆっくりと冷ます。ピリ辛の出汁でしんなりした玉ねぎをのせた鰆を頬張ると、う〜ん、なんともいえずおいしい。塩釜浦霞「特別純米酒 浦霞」のふくよかな味わいも見事に調和して、ゆっくりと酔ってしまいました。
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シャツ一枚では小寒くなると
無性に食べたくなるのがクリームシチュー。地元産の大ぶりのマシュルームを見つけたので、ちょっと早いけどクリームシチュー解禁。じゃがいも、ニンジン、蒸かしたとうもろこし、鶏もも肉と手羽先でコクを出して、ベシャメルソースを加えて煮込み、トッピングはブロッコリーを好きなだけのせて完成。コーンの甘さが引き立ったクリームシチューは、夏の疲れが蓄積した体にやさしくしみわたります。
もぉ、小さい秋が近づいて来ているんですね。
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大好きなおつまみが並べられて
それならとっときのお酒を開けようと、ワインセラーから「大吟醸 浦霞 ブラックラベル」を出してきました。このお酒は帰省中に塩釜浦霞ギャラリーで見つけ、運転手なのでママボリンケンたちが試飲しているのを、香りだけ楽しんでいたので封を開けるのを待っていたもの。あまからい茄子の味噌炒め、かつおのたたき（みょうがとしょうがをたっぷり挟んでポン酢でさっぱりと）、しめ鯖、ネギと糸コン入りの肉豆腐、もやし（味付けは茅乃舎さんの黒胡椒塩のみ）。
まるで居酒屋のようなおつまみが並べられて、まずは「大吟醸 浦霞 ブラックラベル」を一口。ふわ〜んと香る吟醸香となめらかな口当たり。とてもおいしい夏のお酒。まるで、心休まる山の稜線を眺めているよう。今年だけの限定なのでじっくりと味わいたいので、一日一合だけ。冬に帰った時にまだあったら、今度は松岡商店の「三陸塩竈ひがしもの」生メバチマグロと合わせて堪能したいです。
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せっかくだからおいしいマグロを食べたい
と、思いきや塩釜仲卸市場は今日から盆休み。あの松岡商店のマグロを食べないと塩釜に来た気がしないので、がっくりしてましたが、ばらちらしを作ると言われてその気になって食材探し。塩釜マリンゲートでマグロ、近所のスーパーで白身魚やホタテを探し、あとはあるもので。丁寧に仕事をする係、ご飯を炊いてすし飯を作る係、盛り付けの係。親子三人で仲良く作って、みんなで楽しく食べる。いいんだなぁ、おいしいんだなぁ...。
海苔はもちろん柴崎屋、お酒は浦霞
共にひっきりなしにお客さんが訪れる盛況ぶり。我が家の食卓には欠かせない「焼のり・千賀ノ浦」と「ふりかけ てんこもり」は柴崎屋で。そして、浦霞の凛とした佇まいに惹かれて「浦霞 酒ギャラリー」で試飲（私は運転手なので香りだけ）。浦霞オリジナルお猪口を300円で買って、三種類の日本酒と梅酒が試飲し、浦霞オリジナルお猪口はそのまま持ち帰り。
結局、「大吟醸 浦霞 ブラックラベル」、「特別純米酒 ひやおろし 浦霞」（9/9発売を予約）、「特別純米酒 浦霞」、「純米原酒につけた浦霞の梅酒」、合わせて7本も買ってしまいました。これから、色々と楽ししめますね。
塩釜マリンゲート
最後に来たのは十何年前。マグロを買いに訪れてみましたが、どうもイカンですナ。年に二〜三回ほど訪れる程度の部外者の私が言うのもナンですが、周辺も館内も妙にうらぶれててパッとしない。店にも活気が無く扱い商品も散漫、お客を引き込む何かもない。せっかく、観光遊覧船（松島遊覧）と市営汽船（浦戸諸島・桂島方面）があるので、何かをつなげていけば活気が生まれると思うけど。折角の塩釜の文化を活かしきれてなくて残念。箱物行政の弊害なのだろうか、ただの通過点にすぎない印象を受けました。
■浦霞
http://www.urakasumi.com
http://www.urakasumi.com/gallery/
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一日のことは朝に決めるということ
病院への送り迎え、時間が来たらお昼。体調が良ければ遠出。帰省の日程表などを作っても当てにならない展開。日程を作らないと落ち着かない私ですが、んまぁ、これはこれでいいのではないかと。
塩釜の隠れた名店すゞき
おいしい蕎麦がたべたいならば、まずはここ。身近な場所で味わうおいしい蕎麦がなによりもうれしい。前回気になっていたカツ丼（もりそばがセットで付く）。味はやや濃いですが、玉ねぎの代わりのネギがとてもシャキシャキしておいしい。ふっくらとしたカツ、ご飯にしみた卵と出汁。熱々をハフハフ。山葵をカツにのせると新鮮な味わい。ママンボリンケンたちは、鴨南蛮の冷たいやつ、天ざる、おろしそば。どれもこれもおいしく、地元に愛される店ってこういう店なんだなぁと実感。
浮世絵の繊細さと大胆さ
仙台市博物館で開催されている「ご覧あれ 浮世絵の華」。浮世絵の歴史を順を追って学べ、あの蒼色はベルリンと呼ばれていたドイツからの絵の具だったと初めて知りました。高校卒業まで仙台に住んでいましたが訪れるのは初めて。係の人に尋ねると1959年に開館〜1961年に全面新築した建物。雨に濡れた樹木から香る清々しい空気もあわせて楽しめる場所。
■すゞき
宮城県塩竈市佐浦町14-7
Tel:022-365-6653
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真夏は早起きで寝不足気味
せっかく早起きしたので山安商店にでも行こうと家を出たのが5:30頃。市場についたら二三人並んでましたが、待つこと数分で買えました。場内を30分程度探索していると、もう20人ぐらいの行列。山安商店は卸もしているので、卸優先で順番が回ってくるので、ハイシーズンは待ち時間が多いので、なるべく早めに出かけるのがいいですね。
三週間前の内藤うなぎ店は蒸しているけど、山安商店は蒸してないのが特長で、その分値段が安い。それならば、ということでママボリンケンが蒸してくれました。ふっくらとしたところで、60℃以上に温めた丼に炊きたてのご飯をよそって鰻。さらにご飯をよそって鰻。フタをしてさらに（ご飯で）蒸すと、いや〜、もぉたまらないほどおいしく出来ました。しかも、あまりしつこくならないのも蒸したためだと思う。
柴崎亭の夏野菜冷製らーめんの影響で市場で買ってきたオクラはさっとゆでて、おかかと醤油だけでさっぱりと。鰻とオクラのネバネバで、暑さにも負けないように。
そうそう、野寺さんの写真展「続・浦安元町物語」も展示されています。ちょっと、早起きして浦安魚市場っていうのはどうでしょうか？
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キーマカレーの次はこれと決めていた
まるごとの茄子に数ヶ所串刺しし素揚げ。茅乃舎さんの出汁で煮浸し。仕上げに豚肉を重ならないようにのせて蓋をして加熱。ほっくりとした茄子に豚肉がよく合い、とぉってもおいしい。豚肉はばら肉の方がいいのでは話しながら食べるのも楽しい。うん、これはあれほどパターンを変えて作っていた肉豆腐のような気もして。
仙南のミニきゅうり
もろきゅうファンになっている私たちですが、これぞというキュウリを発見。しかも、仙南産（仙台の南の方）とくれば迷わず。いつもの宮崎の手作り味噌に加えて茅乃舎さんの柚子酢味噌がとぉってもおいしくて二人でポリポリ。
気仙沼男山「蒼天伝 純米大吟醸」
震災から復興した蔵元男山。宮城県フェアの片隅にひっそりとあったのを見つけ早速冷で。派手さはないけどじんわりくるお酒は、舌の上でじっくりと味わって飲みたい。蔵元のインタビュー記事にも心打たれてしまいます。無意味で負の遺産を未来に残していくハコモノに掛けるお金があったら、人知れず苦労されている人々〜地域を助けて欲しいと願うばかりです。
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すべての材料とヨーグルトも入れて30分以上置く
これまで、色々とキーマカレーを作ってみたけど、全ての材料を入れ（合い挽き、玉ねぎ、ターメリック、コリアンダー、ガラムマサラ、カレー粉、にんにくと生姜のすりおろし）ヨーグルトも入れて30分以上置く。
このせいか、お肉もやわらかくしっとり。生トマトで煮込むので甘酸っぱさも爽やか。蒸し暑い夜には何よりのおいしさ。結果、6人分出来たので、残りは冷凍庫で急速冷凍。グリンピースうぃ入れた
季節ごとに出る「haru_mi」を読んでいると、他にも茄子やピーマンのレシピも掲載されているので、ここから色々と作ってみたい感じです。ちょっとうまく言えないけど、栗原はるみさんて見せ方が上手なんだなぁ…と感心してます。
毎日夕日がきれい
レイチェルの瞳みたいな夕日。
もう梅雨が明けそう（なのかな？）。
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今年は7/19に開けました。
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ホントはもろみ味噌を使うんだけど
手作り味噌で「もろきゅうもいいんですよ」と教わり、さっそく塩釜の浦霞とともに。よく冷やしたキュウリをスティック状に切り、冷たいお皿に盛りつけただけのシンプルさ。ほんのりとした甘さが香り高くて、何本も食べてしまいました。味噌がとてもおいしいおいしいとママボリンケンも絶賛の嵐。今度はミニ豚汁を作ってみようかな？
それなら茅乃舎さんのマヨネーズと合わせても
浦安魚市場の八百屋さんで立派なアスパラを見つけていたので、手作り味噌と茅乃舎さんのマヨネーズをあえてみる。こってりとしたマヨネーズと手作り味噌の風味が、いい具合に混じり合い、アスパラの風味を引き出しシンプルながらホントおいしい。
そういえば、先々週、味噌作り真っ最中のお宅で色々話を聞いてきたりして、つい、ビールや味噌醤油を作っている古い友人のことなどを思い出してしまいました。我が家でも↓のサイトを参考にして半年〜一年がかかりで味噌作り始めようかなとか考えたりも。
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食彩の王国の茄子特集を見たものだから
もぉ、茄子モード突入。我ながら単純な奴と苦笑い。茄子田楽で日本酒とも考えたんですが、急遽茄子のグラタン。水気を十分に落とした米茄子を素揚げ。グラタンプレートに、トマトソース⇒モッツァレラチーズ⇒茄子⇒パルメザンの順に重ねること三回＝三層。ラザニアはここで数時間置いておきますが、茄子のグラタンはそのまま、200℃に熱したオーブンに入れ、待つこと20分ほどで完成、トマトのフレッシュ感と甘めの茄子が幸せな出会い。食べた後のまた食べたくなる余韻すらも残るおいしさ。
茄子の煮浸しには茅乃舎さんの出汁で
コクがあって深みがあり後味もいいのが茅乃舎さんの出汁。いつものあご出汁で茄子の煮浸し。浦安魚市場のいつもの八百屋「丸善青果」で見つけた熊本産長助茄子は、その名もズバリ全長30cm超え。種も少なくアクがなくて生でも食べられると説明を受けましたが、生でもほんのりと甘い。10cmぐらいに輪切りして、ピューラーで皮を8mmぐらいに均等にむき後は煮汁に入れてコトコトと火を通りた後は漬け込むだけ。
素材と出汁だけのこういうシンプルな料理が一番難しいのよ、とママボリンケン。生姜をチョンとのせて出来上がり。ちょっと冷やした「八海山」にもよく合います。
漬物でも、炒めても、煮込んでも、水茄子ならサラダに。色々楽しめる茄子。うん、大好きです。茄子辛子漬けも今度作ってみようかな。
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真心のような親密さ
友人宅におじゃました時の帰り際に「さちこのジャム」はどう？と尋ねられて、その「さちこ」「の」「ジャム」という言葉の響きが、妙に美しく聞こえて、すかさず「はい、お願いします」と返事をしてしまいました。
さっそく、月曜日の朝、リンゴとキウイのヨーグルトの上にひとさじ。北の国のひっそりと佇む湖のように澄んだ瞳が「甘さを抑えて作りました」と教えてくれた通りの、ほんの少し甘さを残した梅ジャム。控えめながらヨーグルトにぴったり。少しずつくずしながら、ああ、こういうのを作れる人ってやさしい人なんだなぁ...としみじみ。おいしいものって、贅沢なものではなく、真心みたいなものなんだね、きっと。
日が沈んでもなお
ゆっくりと沈む、久しぶりに見る真っ赤な太陽。闇が訪れるほんのわずかな時は藍色と桃色が交差するバニラスカイ。20分ぐらいただぼんやり見つめてました。
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いつもの山安商店は長蛇の列
しかも、最終列の人が売り切れの札を持っている。前日から鰻が食べたくて盛り上がっていたのに、遅めに（9:30）に浦安魚市場に到着したといえども残念無念。ハイシーズンにはこの店に2時間並んだこともありました。そういえば、まだ買ったことがないけど市場内（山中商店は場外で北口商店街）の内藤うなぎ店へ。三代続いた店で、同様に国産養殖活鰻を捌いているので安心。接客も丁寧だし感じもいい。これから、この店も贔屓にしたいですね。
うな丼はスピードが大事
丼は60℃に温めておき、親切なかまどさんの炊きたてのご飯を丼によそい、タレと山椒を軽くかけて鰻をのせる。さらにご飯をよそいタレと山椒。そして、鰻。このパターンが我が家の定番。冷めないように蓋をすることも忘れずに。
上の鰻を食べたあとに、下から鰻が出てくる
うん、これがうれしい
しかも二度目はご飯の熱でさらに鰻がふっくら。うん、たまらない。鰻が舌の上でとろっとしてとろけていく。タレと山椒の味がしみついたご飯をほおばる。また、鰻を味わいながら、ご飯。ご飯と共に鰻。もぉ、色々なかたちで鰻をとことん食べつくす。贅沢な食べ物になってしまった鰻は柴崎亭のラーメンのように頻繁に口にはできないけど、急に食べたくなってしまいます。先週に志ん朝さんの「鰻の幇間」を移動中に聞いていたので、それもあったんでしょうね、きっと。
そういえば市場では7/1(水)〜7/19(日)まで「夏！感謝キャンペーン」中。お店で購入する度にスタンプを押してくれ、4個たまったら応募。景品は豪華で、当たりますようにと応募。応募箱が市場らしい「つくり」になっていて微笑ましい。キャンペーンは次の日曜日までなので、もう一回行ってみようかな。
■内藤うなぎ店（浦安魚市場内）
Tel：047-351-5434
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