真心のような親密さ
友人宅におじゃました時の帰り際に「さちこのジャム」はどう?と尋ねられて、その「さちこ」「の」「ジャム」という言葉の響きが、妙に美しく聞こえて、すかさず「はい、お願いします」と返事をしてしまいました。
さっそく、月曜日の朝、リンゴとキウイのヨーグルトの上にひとさじ。北の国のひっそりと佇む湖のように澄んだ瞳が「甘さを抑えて作りました」と教えてくれた通りの、ほんの少し甘さを残した梅ジャム。控えめながらヨーグルトにぴったり。少しずつくずしながら、ああ、こういうのを作れる人ってやさしい人なんだなぁ...としみじみ。おいしいものって、贅沢なものではなく、真心みたいなものなんだね、きっと。
日が沈んでもなお
ゆっくりと沈む、久しぶりに見る真っ赤な太陽。闇が訪れるほんのわずかな時は藍色と桃色が交差するバニラスカイ。20分ぐらいただぼんやり見つめてました。
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