浦安の事色々知るには
季節に届けられる「地図とペン」。6号目はデザインも一新されてさらに読みやすく内容も充実。浦安〜新浦安に住み始めて20年になるけど、それなりの愛着もあります。でも、浦安フェスティバルなどの作られたイベントには背をむけているのも事実。
新浦安地区(元町、中町、新浦安というくくりはあまり意味がないと思うけど)に住んでいると、東西線駅周辺については未だに未知なこともあって、「地図とペン」は本当に重宝します。
どれも丁寧で心のこもったお料理
その「地図とペン」で紹介されていた増田さんが店主の「桝田屋」さんへ行ってきました。予約電話の雰囲気もよく期待をしていたんですが、それをはるかに上回る佇まいや雰囲気、季節の料理やお酒に、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
まずはビールを一杯飲みながら突き出しの白和え。きのこも入っていて滑らかでおいしい。ほどなく、鰹のお刺身。普段家では生姜と大根おろしですが、ニンニクの素揚げと玉ねぎを薬味にするのもなかなか。青森のお酒「八仙」との相性もほど良くしていると、次は万願寺とうがらしの揚げびたし。さりげなくエリンギも入っていてとても上品な味。
気になっていたあさりの串揚げは、ぷっくりした大ぶりのあさりの香ばしさ。和歌山の「紀土」はやや濃厚な味わいで、千倉大徳家さんで教えてもらった「農口」に近い香りと風味。
初秋刀魚、うんマイッてしまった塩焼き
メニューに見つけて迷わず注文の初秋刀魚。塩加減、焼き加減、非の打ち所がないほどおいしくマイッてしまうほど。ママンボリンケンが丁寧にほぐしてくれるので食べやすくてうれしさも。思いがけず秋刀魚との出会いを堪能。
ご実家が肉屋とあとで知りましたが、日向鳥の岩塩焼きもパリっとした皮とプリプリのお肉からの肉汁もたまりませんね。柚子胡椒をそっと添え、しゃっきりしたネギの味わいも口の中に広がります。我が家でもよく作るマグロとアボカドは、たまり醤油と。もしかして出汁も少し入っているのかなと思いますが、こってりとした味わい。お酒は金沢の「加賀鳶」〜福井「九頭龍」と共に。
極めつけのシメの極太うどんの出汁
昆布と鰹の香りと風味、極太といえども平打ち麺の味わい深さ。なるほど、楽しい宴の最後の最後にふさわしく、これだけ食べにきたいほど。奥ゆかしいシソの香りも楽しめる焼きおにぎりも食べてしまうのが惜しいほど。
寡黙で手際の良さと
てきぱきと笑顔が一層きれいなおねいさん
隣との空間も広々としたカウンターに座って、黙々と調理している店主の姿。その分てきぱきと店内を忙しそうに回るおねいさん。時折見せる笑顔がとてもかわいいく美しい。
料理ごとにお皿や小鉢も替り、お酒ごとに酒器も替わる、細やかさ。どれをとっても妙な押し付けもなく清々しい。会計をカウンターで済ませ、戸口で立ち話をしましたが、二人の笑顔も素晴らしかった。
また、行きたいなぁ。しかも、間髪入れずに。
また、おいしさに会いたいなぁ。
また、あの笑顔に会いたいなぁ。
通いつめたいなぁ...。
■桝田屋
浦安市北栄1-2-18
047-354-5700
■地図とペン
http://www.mapandpen.com
そうなんです、20年住んでいるのに初めて知ったお店。
こうした素晴らしい出会いをすると、大徳家さんに初めておじゃました時のことも、思い出します。
投稿情報: Borinquen | 2015/08/29 15:06
美味しそう~♪
素晴らしいお店ですね、私も紀土を飲んでみたいなぁ~
美味しいものを食べると幸せになれますよね。
いつも色々なお店や食べ物を紹介して頂きありがとうございます。
投稿情報: 大徳家 | 2015/08/29 14:45