トリニダードといえばカリプソ〜ソカ、そしてスティール・ドラム
きっかけはヴァン・ダイク・パークスの『Discover America』。なんとも不思議な響きに興味を持ち、同様にヴァン・ダイク・パークスがプローデュースしたバンド=THE ESSO TRINIDAD STEEL BANDのアルバムを手に入れていたのが72年ごろの話。そういえば、ボニー・レイトの2ndアルバムではジョン・ホールのギターソロにはティール・ドラムギターとクレジットも入っていましたね。ノートにEssoのステッカーを貼っていたりもしていました(^^;
「剣の舞」とか変な選曲もあるけどキンクス「Apeman」、ハーパス・ビザールがカバーする「Come To The Sunshine」とか選曲も楽しいです。ヴァン・ダイク・パークスのレーベル「BANANASTAN」からオリジナルジャケット+71年のツアーの様子を収録したDVD(内容は初公開)が2009年にリリースされているのでお勧めです。
その辺に転がっているドラム缶を楽器にしてしまう逞しさとは裏腹なスティールドラムの音色。元々カリプソの歌詞は風刺的な内容。ヴァン・ダイク・パークスとかをきっかけに音楽嗜好が南下していった私が出会った南の島の音楽でした。
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