どうしても行きたかった小豆浜
今回の連休は、5/7〜5/8と法事があり、4/30から仙台塩釜へ来ています。ママボリンケンの実家で何かとやることことなどあったりしていますが、真っ先に行きたかったのが大好きな小豆浜。ボランティアをするわけでもなく、身寄りがあるわけではなく、帰省の度に何度も(走ったり)訪れる私にとってのパワースポットだというそれだけの理由で、震災以降ずっと気になっていました。なかなか、七ヶ浜町〜小豆浜周辺はメディアにも出てこなくて、YouTubeなどのネット上で僅かに確認できるだけでした。走っても行けるし道路状況も大丈夫と思いましたが、自転車を借りて行ってきました。ランニングコースを辿り何度か目の坂を下ろうとした時に、目にした光景にただ打ちのめされてしまいました。あるべきものが何もない。そこにあったものを思い出そうにも、あまりにも変わり果ててしまい、自転車を停めてしまいました。果たして、このまま進んでいいのだろうか、物見見物に思われてしまわないだろうか、この場所で何が出来るのだろうか…と自問自答。それでも、ゆっくりとペダルを踏み進みました。
小山を上り下るとそこは小豆浜、波の音は変わらず繰り返すだけ
小さな秘密の海岸(サーフスポット)には、おそらく仙台港から流れてきたと思われるコンテナが散乱していました。それを見た時に、これまで通ってきた七ヶ浜町の姿と相まって震えが止まりませんでした。小豆浜から、または菖蒲田浜から見ると、無数のコンテナが流れついていました。このコンテナはどうやったら片づくのだろうか...。そして、花渕浜に向かう一本道には、義妹の知人が住んでいますが、建物だけが残っていました。浦安の液状化の影響で数週間通常ではない生活を暮らしてきましたが、ここには私の想像を遙かに超えるハードでタフな世界がありました。小豆浜にしゃがみ込み、いったいこの光景に対して自分は何が出来るだろうかと…。
七ヶ浜町〜小豆浜周辺の方々の、一日でも早い復興を心からお祈りしています。
http://gallery.me.com/borinquen#100178&view=null&bgcolor=black&sel=99
凄まじい光景ですよね。写真だけでも人生観が変わってしまうほどインパクトがある光景なのに、
実際の被害にあった人々の事を考えると心が痛みます。。
投稿情報: bonzofire | 2011/05/07 22:49