パウンドケーキって、たとえばイチジクのようにその時家にあった物でつくる
そして、毎回違ったトリックをいれるのが私流なのです
初めてレシピをおこしたのが今回のイチジクとレモンの二品。特にレモンは、ママアンジーからのリクエストから生まれました。いつもはレモン汁で手抜き?している私なのですが、そうとくりゃあ!腕まくり!!
①国産レモンを皮まで使って、ピューレを作ります
②蜂蜜も入れてコトコトと...
③生地にクリームやキュラソーを入れ、一気に型に流してオーブンへ
④一本に、レモン1.5個がまるまる入って...まるでマントンのレモン祭り
※出来上がったら袋に詰めて名前の付いたシールを貼って出来上がり
仙台塩釜に行ったときに手作りのケーキをお土産にいただきました。いちじくのケーキは、具たくさんでほんのりとリキュールの香りがします。そして、必殺のレモンは、口の中にレモンの風味がいっぱいに広がりまるでレモン祭り。ママボリンケンも懐かしそうにマントンのレモン祭りを想い出していたようです。折角だから、名前と作り方教えて、とメールすると、
・『anjir』は中世ペルシア語「映日」を当時の中国語発音にしたもの。日本でいちじくは「映日果(エイジツカ)」 とも呼ばれているみたいです。
・『limun』はアラビア語です。「lemon」の語源になってます。語源に近い言葉を響きで選んででみましたが...
アンジール・・・アンジール...んアンジー!って、偶然かしら。
そのアンジーはすっかりなついてしまい、アンジー語で何か話しかけていました。
今夜も、食後のアンジールとリームーンを楽しみました。そういえば、私の友人の奥様の華さんが作ったリモーネも絶品。《世界的な天災や、中東では和平が切望される昨今、穏やかな心でお菓子に携われる幸せを皆様に感謝せずにはいられません》...というメッセージも心にしみます。奥様にはしばらくお会いしていませんが、とても身近にこんなに素晴らしいケーキ職人がいたとは...(^_^)
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