日頃お世話になっている「お家カフェ」に、小薇をお招きしたらどうだろうか…
ちょっと思いつきにも似た話を振ってみたのが二ヶ月前のこと。では、打合せをしましょうと五人のスケジュールの調整に時間がかかりましたが、ようやく日曜日に実現しました。打合せといえども逆に小薇に招待されて、うれしいやら恐縮するやら、でもやっぱりどんな感じになるかウキウキドキドキ。だって、台湾から戻って更にパワーアップ(グレードアップ)した直後の小薇を間近に知ることになるのですから、否が応にも盛り上がっていました。
とにかく、手早くさっさかと飛び出てくるお料理のバリエーションの懐の深さに驚くと共に
実はヘルシーで独特の香ばしさの表情にドギマギ
流石の小薇も感嘆してしまった噂の豚を、なんと見事に再現!綿密なリサーチで、それは首の肉と判明。コトコトと時間をかけて煮込まれたお肉は、薄くスライスされて、僅かな酸味を効かせたキャベツと共にお皿に盛りつけられました。BLOGでしか知りえない、台湾の奇蹟が目の前に。それだけで、ぐぅっとお腹にも力が入りそうですが、口に含むとトロリとした味わいに悶絶。脇役のキャベツも主役の豚肉に寄り添うように、まるで些細なことでケンカしながらも連れ添っている夫婦のような関係。ピリピリっとくるあたりもそうかもしれない。
ああ、ピータンは黄身は半熟、そして噂のXO醤の奇蹟
ピータンを豆腐に載せる時に座りがいいようにスプーンですくう
う〜ん、ほんのちょっとしたことなんですね、座りがいいようにくぼみを作るって。さりげなく、なんでもないように、当たり前に、その一つ一つの動作が出来上がりを左右するなんて。うっかり見落とししてしまいそうですが、間近にそれを見て感じることができて、何故か激しく納得してしまったのでした。そして、追い打ちをかけるような自家製のXO醤。貝柱と金華ハム(作り方はこちら)を贅沢にたっぷりと。ここまでで、すっかり魅了されてこの先どうなるんだろうとワクワクに私たちの一本目のシャンパンをもうすでに空いていました…
(続く)
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