北北西といえばヒッチコック
ラシュモア山で崖からエヴァ・マリー・セイントを 引き上げたケーリー・グラント。そして寝台車で抱き合う二人。トンネルに疾走する列車。ファンタジックでセクシーな映画にふさわしいラストシーンが大好きで何度も繰り返し観ている。
今年は北北西だそうで
初の恵方巻きを食べてみる。流石銀座三越デパ地下ならではで、マグロ、イクラ、数の子、鯛、蟹…う〜ん、豪華だ。まるごとパクツクのは無理なので、包丁をふきんで濡らしながら切り分け。Perfumeの『Fan Service』でかしゆかが「なんか普通に食べとったよ〜」と喋っていたことも思い出した。
巷では予約に奔走しておおわらわ。醜い様になっているようだけど、ショーバイにしないでひっそりとやっててほしいもんですな。それこそ鬼はぁ〜外って感じで豆でも投げつけたくなる。そうそう、毎年買っている成城石井の節分豆は今年は鬼のお面付き。ウィスキーにも合うんだ。
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薄手のコートでも温かい
南大塚の「鳴龍」で麻辣担々麺＋ミニチャーシュー丼を目指し行ってみたものの11:30着行列30番目。やはり出遅れた感があり30分並んだものの重要な打合せに遅れるわけには行かず断念。既に担々麺モードに入っていたので西新宿「蒙古担々麺中本」も考えたが、急に和食が食べたくなり「菊うら」へ。
生のりとろろがけ海鮮丼とカキとせりのそば
丁寧に仕上げられた牡蠣入り蕎麦はせりの香りも爽やか。新鮮なミニ海鮮丼に生のりとろろ。これが実にウマイ。刺し身はプリプリ、とろろは生のりの香りに包まれた上品な味。目の前でテキパキと調理されているのを見ながら待っているのもとても楽しく、思い出したように通っている店だ。
ちょっと冷えてきたのでロールキャベツ
冷凍庫で保存していたのを自然解凍しながら、茅乃舎さんの野菜だしでスープ作り。並行してベシャメルソースとチヂミほうれん草のソテーを作る。ロールキャベツは焼き色を付けて香ばしく仕上げスープでコトコトと。お皿に盛り付ける頃には部屋も温まる。シチリアの赤ワインをゆっくりと飲みながら、浦安近辺で一番おいしいと思うマインベッカーのパンも合わせて。パンをスープにひたしてもよし、バターやチーズをのせて食べてもよし。
■板前心 菊うら
東京都新宿区西新宿7-16-3 第18フジビル １Ｆ
ランチ：11:30-13:00
http://kikuura.jugem.jp
■マインベッカー
http://ameblo.jp/aythma/
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蟹の話題が続きますが
カニかまぼこといえば
一条流がんこラーメン総本家の自由が丘。シナチクやチャーシューは当たり前だけどカニかまぼこがのっているラーメンってここだけじゃないかな。ほんのりとした甘さが絶妙のタイミングで箸休め。この感覚ってやはり家元ならではと。
それならばと食べ比べ
カニの格好をしたものからスティック状のものと食べ比べ。それぞれ微妙に味わいと風味が違うから、なんとまぁおもしろい。真剣に何かを語らずも気軽に楽しめるカニかまぼこは所詮まがい物でしょ...と一蹴できない何かがあり、だからこそ家元もラーメンにさりげなく身を寄せるようにのせているのではないか。そんなことを考えていると一条流がんこラーメン総本家に行きたくなってしまうじゃないか。
明日の純正ヒロポン、どうする?!?!
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限定ふなっしー目当てで早朝に池袋
池袋っていう場所は今となっては年に一回も行かない未知の場所。池袋LOFT限定ふなっしー「おんなしこ」が発売されるとあり土曜日早朝に池袋へ。ママボリンケンを降ろし私は柴崎亭に向かい、無事に限定品を入手したママボリンケンは東武百貨店の催事「食の大北海道展」へ移動。この催事は年間の中でも特に重要で大賑わい。
年末の花咲ガニ再び
弾力のある肉質、香り、舌触り...どれをとっても一級品の花咲蟹の素晴らしさを知ったのは年末。もうしばらくは食べられないかなぁと思っていたが、「食の大北海道展」で出合い、おまけにおまけしてもらったのだからうれしさも倍。丁寧にさばいて味噌を混ぜオリーブオイルと黒胡椒だけの味付け。レモンをたっぷりまぶして、キリリと冷やしたシャンパン。おいしさが口内で弾ける。
津別町のクマヤキ
豆乳カスタード＋生クリームでさっぱりとしたたい焼き。見た目もカワイイけど味もいい。もちろんアンコもいい。普段この手をまったく食べない私にもこれはおいしいと思わせるほど。
百貨店にとってこういった催事は稼げ、お客さんも心待ちにしている、とTVで見たような気がするが分かるような気がするなぁ...と妙に納得。
■東武百貨店 池袋店
http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/event/detail/723
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とんじる？ぶたじる？
私は「ぶたじる」派。これは幼い頃から言い慣れた表現だから変えようがない。これは「じゅうふく」「きぞん」というのと同じだ。他の言い方されると（その方が一般的とされていても）ちょっとムズムズする違和感すらも。
それはさておき、寒さがしみる夜は我が家の定番の白味噌仕立ての豚汁がうれしい。具は大根、にんじん、バラ肉だけのシンプルさ。もちろん出汁の基本は茅乃舎さんのあごだし。出汁の香り、やわらかく煮込んだ野菜、こってりとしたバラ肉の旨味。明日は早朝からお出かけなので今晩は早めに寝るとするか。
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寒ブリは出汁と柚子でもみこんで下ごしらえ
いつもの下ごしらえ＋出汁と柚子を揉み込むとさっぱりとした味わい。表面はカリカリ、中身はふんわり。ンマイだなぁ、これがぁ。
ちょうど一年前に千倉で手に入れた筍の缶詰
驚くほど新鮮な筍はやっぱりシンプルにお揚げだけを入れて筍ご飯でいただく。親切なかまどさんからはシューシューといい香りが吹き出して炊き上がるのが待ち遠しいほど。これも、隠し味に茅乃舎さんの出汁を使って風味豊かに仕上げている。
年末に門脇酒店で選んだ萩の鶴
プチプチと微発酵する白濁した純米生原酒。爽やかさについ飲みすぎると酔っ払ってしまいそうなので、ちびちびと。今の季節、しぼりたてのお酒が勢揃いして、我が家のワインクーラーのも数本入っているのでどれにしようか迷ってしまう。厳寒の寒さに備えて鍋とかも今週にはどうだろうかと考えている。
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意外と本格的なカレー
自家製インドカレー@490＋たぬきそば@300がセットになると@620。ネット上ではコスパ＝CPを重視する書き込み＝カキコが目立ち鼻白むことが多くいちいち苦笑している場合じゃないのですが、二種類を楽しめるのはなかなかいいもんではないかな？
よもだ風味本格インドカレー
まず、インドカレーという名前につい「ハヤシもあるでョ～」の南利明を思い出ししまう（知っている人いる？）。さらっとしたスープに手羽元一本。そばかけつゆを隠し味にどちらかというとトマトの酸味が全面に出た風味が私好み。盛り付けている御飯が作り置きのためかやや硬いとか細かい欠点も見え隠れしますが、どうせ立ち食いそば屋のレベルだからと上から目線のそこいらの人にも納得の味わいなのでは。
何故か急に中目黒のペロリのウィンナーのせカツカレーが急に恋しくなってしまったので、近いうちに誘ってもらおう。
たぬきそば
ぷりっとしたそばと独特のたれ。前回も書いたけど本格的な蕎麦屋と全く違う「立ち食いそば屋」という基準。純文学的な肩苦しさもない気さくな雰囲気もたまにはいいのではないか。奥で一生懸命特大かき揚げを作っている後ろ姿にも打たれるものもあったりして。
次回は11:00までの「朝定食そば」（とろろ定食、納豆定食、朝カレー定食、どれを選ぶか迷う）あたりかな…と妙にハマってみたりもしてます。
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二宮神社の帰りなどで目にして
数年間その風情に惹かれてた酒屋に今年は二宮神社参りの帰りに店の前に駐車場を見つけ寄ってみた。
うぉ！圧巻な品揃え
高田馬場研究所でおいしかったため随分探していた佐賀の「七田」がなんとまぁ勢揃い。他にも選ばれたお酒が静かに鎮座しどれを選ぶかクラクラするほど。雰囲気のいい酒屋は塩釜「門脇酒店」以来だろうか。門脇商店は宮城～塩釜に特化した品揃えだが、こちらは全国各地からセレクト。調べてみると1905年（明治38年）創業とあり、この周辺は津田沼駅からの人力車の折り返し地点だったそうで、江戸時代ははどうだったんだろうかと想像してしまった。
若き店主に
思わず声をかけてしまい、色々と話しを伺う。建物の由来から始まり「七田」の品種の違いから宮城県石巻の蒲鉾「白謙」まで。楽しかったなぁ。こうして良さの分かる人と話していると教えられることも多い。「七田」を一本のところ二本求め、現在我が家のワインセラーにはトスカーナワインが一本しか入っていないが大事に飲みたい日本酒が8本。「七田」にはどんな料理が合うのかな…と。
■張替酒店
千葉県習志野市大久保1-9-8
Tel：047-472-0018
■天山酒造（七田は天山の県外向けブランド）
http://www.tenzan.co.jp/main/
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立ち食いそばというとネガな印象だけど
その場しのぎの空腹満たし、時間がない時の間に合わせ...ちょっとネガな印象の立ち食いそば。それでも八丁堀勤務時代には「小諸そば」にはかき揚げそば＋ライスの満腹セット目当てに年に数回は通っていた。ネギ入れ放題だったことも含めてわりとイケていた事を思い出す。（残念ながら小諸そば以外は印象が悪い）
勿論普通の蕎麦屋とはベツモノと割り切ってみると
個人的には神田まつやの味・雰囲気を基本とするならば、立ち食いそばはまったくベツモノと割り切るべき。それでも昨年秋、自家製麺と自家製つゆがその筋にも評判と聞きつけ、丸ノ内線乗り換えもあり立ち寄る。
うぉ、券売機の種類の多さにタジタジ
一体何を食べればいいのか困ってしまうほどの種類の多さにタジタジ。ひっきりなしに集まってくる常連風のお客は迷わずあれこれ注文。様子が分からず邪魔にならないように後ろに下がりしばらく観察することに。どれが売れ筋かと目を凝らしていても様々に選んでいるため埒が明かない。豊富なセットものにも目がくらんだが意を決して一発勝負で（そんなに大げさなもんではないが）「特大かき揚げそば 370円」のボタンを押す。
店で揚げた特大かき揚げのサクサク感
つゆの香ばしい味
意外としっかりとした蕎麦
なるほど、これなら銀座の一等地で店を張っているだけのことがあるな、と妙に納得。かき揚げを半分食べた後につゆに浸すと玉ねぎの甘さが溶け出しつゆに奥行きが出てくるから二度楽しめる。
インドカレーが気になる
左右の会社員風はインドカレーを単品またはかけそばとのセットで注文。骨付きで十分に味が染み込んでいそうで気になる。つゆとカレーに匂いが混じり独特の雰囲気にも圧倒される。
左にカウンター（椅子あり）、右は厨房・注文受付といったうなぎの寝床のような店内にはひっきりなしに老若男女客が集まる。並ぶこともなく僅か10分程度で食べ終わってしまうあっけなさも気に入ってしまった。次回は隠し味にそばつゆを使った和風インドカレーを含めたセットものはどうだろうか。
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大好きだけどちょっと手間がかかる
それって恋愛のことはじめのようなものなのかな。好きなんだけど意地悪したり、気持ちを素直に表せられないジレンマに自己嫌悪。今はそんなことも滅多にないのですが、ロールキャベツは大好きだけど手間がかかる…というので、そんな気分を密かに色々と想い出してみた。
茅乃舎さんの野菜だし
たまねぎ、にんにく、セロリ、人参、キャベツ、海塩で作られた和風コンソメ。立派なキャベツを久しぶり見つけ真っ先に考えたのがロールキャベツ。粗挽き牛肉と飴色になるまで丁寧に炒めた玉ねぎがたねのポイント。
静かにコトコト
茅乃舎さんの野菜だしにほんの少しの塩とホワイトペッパーを加え静かにコトコト。ふんわりと優しげな湯気が部屋を包み込み何度も鍋の状態を見に行ったほど。
ふわっとジューシー
ロールキャベツを真ん中にナイフを入れ、すかさず一口ハフハフ。じゅわっと肉汁、キャベツの甘味、ほのかに香る野菜、熱々スープ。茅乃舎さんの野菜だしの引き寄せる静かな余韻や穏やかさは、まるで目配せだけで心が静まる関係のようにも思えて、ウフフと目配せ…。
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七日の若菜を人の六日にもて騒ぎ
いつも感心するのが七草をそらで言えるママボリンケン。ついでに訊いてみたら、すずなは蕪ですずしろは大根。アハハ、初めて知ったりして。今年の七草は季節のちぢみほうれん草を加えて、塩気は生ハムとパルメザンだけのリゾット仕立て。バターソテーした鯛をのせて出来上がり。
まずはリゾットを、そして鯛の身をほぐしてリゾットと合わせて食べると、ぽぉっと春の息吹も感じることが出来てほんのりと幸せな気分に包まれてしまったよ。
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花咲蟹
ズワイガニ
毛ガニ
蟹といえば四谷荒木町の一条流がんこラーメンを思い出してしまうのが中毒者の常か。花咲蟹、ズワイガニ、毛ガニとなんとまぁ大晦日の夜は蟹三昧。個々に剥きながらムシャムシャもいいけど、丁寧に捌いてレモンを絞りオリーブオイルをひとったらしパセリをひとつまみ。濃い目のNAPAシャルドネをグラスについでみたものの一口も飲まず一心不乱に蟹と格闘。一年分の蟹を一晩で食べきったみたいな贅沢な大晦日の夜。
ああ、もうすぐで今年も終わるネ。
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構成がグダグダの紅白は、椎名林檎、KInKI Kids、Perfume、星野源は良かったかな。そして、宇多田ヒカルの存在感もヒシヒシと感じた。司会のちょっとぷくぷくの有村架純ちゃんもよかったのではないかな？ペアダンス期待のガッキーのはにかむような姿もカワイかった。紅白に過度の目標や思い入れを持たなければこれはこれでいいのではないかと…。
（2017.1.1 13:05追記）
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予想外に空いていた昨日の東北自動車道
平均時速120km、燃費15.2km/L。空いているので快適な道のり。丸森のきく屋にも行きたかったけど昨日一条流がんこラーメン総本家で今年の締めのヒロポン大盛りを食べたのでスルーして一気に。でも、途中で睡魔に襲われ吾妻PAで仮眠。
07:00 出発
09:15 那須高原SA到着
11:15 吾妻PA到着〜あまりにも眠いので30分仮眠
12:00 仙台宮城で東北自動車道を降りる
待っていたのが福寿司
やっぱり塩釜に帰ってきたらこうでなくっちゃ。新鮮な地元のネタのピカピカの出前寿司。お帰りなさいと、そうつぶやいているみたいだ。塩釜マリンゲート内魚屋さんの中トロもとろけそうにおいしい。
お酒は地元の浦霞
なんと三本も用意されていて飲み比べ。木桶で仕込んだ「木桶仕込み山廃純米酒 浦霞 貳百八拾號（にひゃくはちじゅうごう）」、冬の訪れを味わう「しぼりたて浦霞」、米の旨味を味わう「純米酒 浦霞」。それぞれの個性をしみじみと味わいながら夜が更けていく。新しい出会い（家族になる予感も）にじっくりとしたふれあいの助けにも。
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クリスマスだから特別なことはしないものだけど
カニをさばいて軽く塩とブラックペッパーで味を整え上質のオリーブオイルで和えたサラダは必ず食べたくなります。それと同じくらい大好きなのがビーフシチュー。幼い時からビーフシチューは特別なものだっただけによけいに想いがつのります。
午前中に材料を仕込み午後からコトコト
いい材料を吟味して下ごしらえ、火加減に気をつけ、ニンジンのグラッセも丁寧に作ると本格的なビーフシチューの完成。ちょっと自慢したくもなります。こういう時間のかかる料理を根気強く作ってくれるママボリンケンにあらためて感謝。
鍋の蓋を開けたらほのかな誘惑
うれしすぎて思わずちょっとだけおかわりしてしまった...。
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