立ち食いそばというとネガな印象だけど
その場しのぎの空腹満たし、時間がない時の間に合わせ...ちょっとネガな印象の立ち食いそば。それでも八丁堀勤務時代には「小諸そば」にはかき揚げそば+ライスの満腹セット目当てに年に数回は通っていた。ネギ入れ放題だったことも含めてわりとイケていた事を思い出す。(残念ながら小諸そば以外は印象が悪い)
勿論普通の蕎麦屋とはベツモノと割り切ってみると
個人的には神田まつやの味・雰囲気を基本とするならば、立ち食いそばはまったくベツモノと割り切るべき。それでも昨年秋、自家製麺と自家製つゆがその筋にも評判と聞きつけ、丸ノ内線乗り換えもあり立ち寄る。
うぉ、券売機の種類の多さにタジタジ
一体何を食べればいいのか困ってしまうほどの種類の多さにタジタジ。ひっきりなしに集まってくる常連風のお客は迷わずあれこれ注文。様子が分からず邪魔にならないように後ろに下がりしばらく観察することに。どれが売れ筋かと目を凝らしていても様々に選んでいるため埒が明かない。豊富なセットものにも目がくらんだが意を決して一発勝負で(そんなに大げさなもんではないが)「特大かき揚げそば 370円」のボタンを押す。
店で揚げた特大かき揚げのサクサク感
つゆの香ばしい味
意外としっかりとした蕎麦
なるほど、これなら銀座の一等地で店を張っているだけのことがあるな、と妙に納得。かき揚げを半分食べた後につゆに浸すと玉ねぎの甘さが溶け出しつゆに奥行きが出てくるから二度楽しめる。
インドカレーが気になる
左右の会社員風はインドカレーを単品またはかけそばとのセットで注文。骨付きで十分に味が染み込んでいそうで気になる。つゆとカレーに匂いが混じり独特の雰囲気にも圧倒される。
左にカウンター(椅子あり)、右は厨房・注文受付といったうなぎの寝床のような店内にはひっきりなしに老若男女客が集まる。並ぶこともなく僅か10分程度で食べ終わってしまうあっけなさも気に入ってしまった。次回は隠し味にそばつゆを使った和風インドカレーを含めたセットものはどうだろうか。
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