どんどん南下していった ヴァン・ダイク・パークス『Discover America』(1972)を聴いてから音楽嗜好がどんどん南に向かっていった。76年にジャマイカの海岸で録音された波の音を集めたアルバムは、トロピカルな雰囲気にしてあった友人宅で部屋でぼんやり聴いていた。浅井慎平さんの写真が大好きでキャノンのカレンダーにもなっていた写真集『海流の中の島々』を翌年に手に入れて、南の島への思いをつのらせていた。あとがきにはとても印象的な話としてタブー・コンボのことがあり、確か吉祥寺のジョージアで「New York City」を収録したアルバムを見つけていた。
カリブ海の音楽が根底に抱えている暗さの感覚 先週〜今週と棚の整理。LP棚に忘れていた『Surf Break From Jamaica』を発見。すっかり忘れていたが河村要助さんが解説を書いてらして、最後の方でまとめている内容に、思うことがありやや長めの引用をしておこう。
EL GRAN PACHECO Sound, Rhythm, and Change...... three words that seem to go well with JOHNNY PACHECO. The Sound was Charanga, the Rhythm was Pachanga, and the Change was welcomed by dancers around the world; but this is a restless world of innovations, and the most restless od all is JOHNNY!
Change the Sound, Change the Rhythm, change the air with musical energy.... the flute becomes drums, the violins become trumpets, blend in voices, and the metamorphosis is complete.
FANIA Records is proud to launch this new sound which is being presented yo you, the listener, by JOHNNY PACHECO!
RHONY SANCHEZ
1964 Cañonazo(Pete "Conde" Rodoriguez) 1965 Te Invita A Bailar(Monguito,Chivirico Davila) 1966 Viva Afroca(Monguito,Chivirico Davila) 1967 Sabor Tipico(Pete "Conde" Rodoriguez)
ティコ・オールスターズのトレード サルサ聴き始めのころはとにかくいろんな人から情報を得て、山崎さんと、高校時代にたまたま個人輸入で持っていたニュー・オリンズのR&Bの何枚かを自慢していた話がサルサの話になって、今度トリオから河村さんのジャケットで出る予定のティコ・オールスターズ「Live at The Village Gate」の原盤があると。
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