親密な空気感が大好きだった
駅前の2Fにあったジョージアには、なにせアパートから大学への通学路だったものだから、行きか帰りには一日おきに通っていたような。芽瑠璃堂の立ち上げ〜店員だった後藤美孝さん(後にPASSレーベルを創立、曖昧だけどWAVEでも見かけたような)、店長の野地さん(後に西荻窪にバー野路稟亭を開店=2011.2.27閉店)、女性の引導久美さん、この三人でスタート。
ティコ・オールスターズのトレード
サルサ聴き始めのころはとにかくいろんな人から情報を得て、山崎さんと、高校時代にたまたま個人輸入で持っていたニュー・オリンズのR&Bの何枚かを自慢していた話がサルサの話になって、今度トリオから河村さんのジャケットで出る予定のティコ・オールスターズ「Live at The Village Gate」の原盤があると。
合計3枚とニュー・オリンズのR&B(どうしても名前が思い出せない)をトレード。ジャケットの顔やインナースリーブのアルバムをひっくり返しながらしげしげと眺め、購入リストに転記してたりもしていた。
ちょっと憧れてた
ジョージアはカウンタ上にプレイヤーがあって色々とかけているレコードのジャケットが飾ってあって、そこも好きだった。今や行方不明の友人はStiffレーベルのシングルをせっせと買っていたし、私はこれまで聴いていた音楽やクロスオーバー、そしてサルサ(あまりなかったような記憶=どちらかというと駅前のDISK INNの方があったような気がする)を探しに行っていたけど、引頭さんととりとめのない話をするのも楽しみだった。
その引頭さんが出たばっかりのビーチ・ボーイズ『Love You』(1977.4.11リリース)のことをうっとりしながら説明してくれたっけ。おまけに歌詞を翻訳付き。幻の『SMiLE』を彷彿させるB面が大好きになった。そういえば、やり手の友人がシルクスクリーンで作ったStuffのTシャツを褒めてくれたのも引頭さんだった。
河村さんの『サルサ天国』はさみっぱなしの野地さんと引頭さんのモノクロ写真。みんなどうしているんだろうか...。
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