世界観を変えてしまう一杯
口内に広がる含みもに味わい深い香り。舌で転がしながらも少しずつ喉を通りすぎるのがもったいないほど。思わず目を合わせてしまう。二口目もちょっと冷静になれないほど。おいしいお酒は身も心も豊かにしてくれるって本当ですね。だしと少しの塩でふんわりと仕上げただし巻き玉子と薄味に浸したほうれん草のおひたしは、特別な獺祭の含みのある味わいによく合いお互いを引き立たせてくれます。それはまるで夢みたいで、夢みたいのよう。
9:45で完売してしまう鰻
大好きな鰻は浦安魚市場場外山安商店で。日曜日にゆっくり9:30ごろに到着しましたが予想外の長蛇の列。日和も良かったのでしょうか、並んでいるうちに9:45に完売。おいしいものは作るにも、手に入れるにも一手間かかるもんだと再認識。
我が家の鰻丼は二重で
ご飯をしいて鰻、ご飯をのせて鰻。詳しくはなんていうんでしょうか。上の鰻の一口はおいしいお酒と共に味わい、いてもたってもいられず、ご飯に挟まれ蒸された鰻、タレと山椒を吸い込んだご飯を頭から割って大口を開けて頬張る。う〜んとため息と小躍り。
山安商店のは蒸し焼きにしていないが身はやわらかく香ばしく、鰻とご飯が一体となって口の中で踊り始める。この段階でお酒は新潟の〆張鶴に代え、口内の甘ったるさをすっきりさせたあとは夢中でかっこんでしまいました。許されるのなら月に一回は鰻が食べたいですね、もぉぅ。
さぁて、今やワインセラーは日本酒だらけ。
半分ほど残った「獺祭等外23」。
さぁて、これから何を合わせようか。
色々うれしい悩みにちょっと落ち着かない。
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