いつものコースに期間限定で公開された皇居乾通りを加えて
年に一度のお花見お散歩コース。今年は期間限定で公開されたされた(4/3まで)皇居乾通りを加えての約10Km/4時間。どんよりと曇ってましたが、満開の桜は礼儀正しく、死んだ人々のすみかを整えている場所のようにも思え、頭に蘇る、ずっと昔、あのときのことも棘のようにささるようだ。
一緒にツアーで回った時、観光客の80%がスマートフォンやタブレットで写真を撮っている…と教えてくれた人もいましたが、ホントスマートフォンやタブレットが多かった。そして、アジア系観光客の自撮り棒。有名な観光地でSelfieして満足、それで終わりなのかな。ここに漂う霊気で呼吸が止まるなんてことはないのだろうか。
そういえば、毎年気になっている千鳥ヶ淵のお堀の向こうに咲いている紫の花はタイワンホトトギスという名前。北の丸公園はあたり一面に咲き誇ってました。
歩き疲れたお楽しみは、やはり花田とまつや
我が家の食器のほとんどはここで探したといえる「暮らしの器 花田」で一休み。といっても、流れで来店するお客さんでいつになく混雑。それでも、きれいな箸置き、6寸鉢 色絵枝レモン、茄子柄の小皿を見つける。どんな料理をどうやって並べるかとか考えながら選ぶのはいつも愉しい。
9:30から始まった散歩の最終目的地は神田まつや。喉も乾くしお腹もすく。まずは、ビール。親子煮と青豆の冷奴。熱燗を頼んで、わさびいもと焼き鳥(塩)。いつも思うけどここの熱燗は実に旨いので四本ほどいただいた後にそばを頼むことに。
毎回同じ、鴨南蛮の大盛り(鴨団子入り)と天もりせいろ一枚追加。どんぶりいっぱいに広がるまつやの世界観を十分に堪能して二人で溜息。
■暮らしの器 花田
http://www.utsuwa-hanada.jp
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