Casa de Borinquen

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 家元仕様の上品 のどごしスッキリ出汁の香りが鼻に抜ける快楽に心が揺れる

スペシャル～下品が続くと必ず体が欲する
それが今の上品だ。以前は自由が丘と呼ばれている、スッキリとした中華そば。但し、見えないところに家元チューニングされているから、他にはない透明感と奥行きを感じさせるスープ、ホロリとしたチャーシュー、シナチクと卵。彩りのアクセントのカニカマ。

フォトジェニックな姿に惚れ惚れしてしまい、やっぱり待ち焦がれる一杯にほろり。

吉田カレー@荻窪 大MIXキーマ豚鶏油ブーストverアチャール納豆カスリメティ 約1ヶ月ぶりの私の定番は甘口ルーが冬仕様になったせいもあり、マイルドで実においしかった

数えてみたら27日ぶり
限定がなくても甘口ルーの冬仕様化、鶏油ブーストverアチャールによってシャープさよりもマイルド度が高く、納豆にもよく合い、豚の存在感を改めて実感してしまった。こうした日常で味わうカレーの素晴らしさ、多くの人に知ってほしいな。うふふ、ちょっとうれしい配慮もあり、私にとっても吉田カレーは、やっぱりかけがえのない存在なんだ。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 栗蟹スペシャルBD仕様100大盛り これまでの栗蟹では一番と家元の言葉に偽りなし

おいしさの前には言葉を失う
ペーストになるまでに潰された栗蟹。昨日のベーコンベースの上品スープ。これらが渾然一体となったスープは、もはや栗蟹が、前日の不純が...ということを超え家元にしか創造できないパラレルワールド。初めはしとやかな栗蟹の味わいを楽しみ、悪魔肉が溶け込み始めた半ばからは時空間を味わい、最後は魔界にたどり着く。旨さが全身を痙攣させ、静かにため息をつく。

心遣いに涙
昨日のBDを覚えていただき、なんとBDデコレーション仕様。うれしすぎて涙。
ああ、夕日がきれいな一日も終わろうとしている。

誕生日にスィートな贈り物 Sincerely yours... 田中みな実写真集

ウフフな写真集
あまり日本の芸能人については詳しくもなく、バラエティー番組も無視している私ですが。田中みな実が出てくると妙に気になりじっくりと見てしまっている、写真集へのプロモーションインスタグラムをこまめにチェックしてたりも。

残念ながら手渡し会には行けないが、ウフフ、誕生日に届いたのが写真集。ほんのりセクシー、コケティッシュでキュート。飽きもせずに何度もページをめくっている有様だ...。考えてみれば写真集を買うのは森高千里以来だったりしてネ(´•_•`)

ハーシーのチョコも届いたりして。年は取りたくないというが、たまには無邪気に喜んでみるのも悪くない。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 恐怖のエジソンが復活 妖艶すら漂う後戻りできない無敵感にただもぅ圧倒される 家元は最高級のブレンダーだ！

大溝貝 5kg
地蛤 15kg
赤海老 12kg
階段の上～2Fフロアまで、なんと60人超え。家元が「今日は物凄いですよ。出汁そのものを飲んでいるみたい。（長蛇の列を見ながら）皆さんそういうのが好きなんだから」。

妖艶すら漂う
スープ一口目で悶絶。贅沢極まる具材がしっとりと溶け込み後戻りできない旨さにたじろいでしまった。立て続けに二口～五口スープを含み、はぁ～とため息。時間帯的にみて100から140超えだったか。貝の香りと（念入りに潰された）赤海老の甘みが最後まで十二分に効き、旨味にブレがない。家元ならではの決め技に、今日もまたあっさりと誑かされてしまった。

ほっとするイルミネーション
疲れて帰ってきて駅前のイルミネーションでほっとするのは、醜悪な青と白ではない色具合のせいだとおもう。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 鮟鱇&鮟肝大不純100 見るからに濃厚スープを予想していたが淡白ながらもふくよかさに酔いしれる

鮟鱇&鮟肝大不純と聞いて
どんだけ濃厚なのか覚悟していたが、さらさらスープは意外にも淡白。口内でふくよかな味わいに変化。鮟鱇&鮟肝のレイヤー＝特長を生かした味わいに翻弄され酔うほどにウマかった。ニタリとしてスープに火入れをしている家元を想像して、私もニヤリしていた。

大阪短信 #43 寿し寅@浪速区桜川 蒸しずしと大阪ずしの静かな佇まいにゆったりとした時が流れる

心も温まる蒸しずし
初めて知った蒸しずしを味わいたくて帰り間際に千日前線桜川駅下車。ぽつんと取り残されたような佇まい。ガラガラと戸を引くとにこやかなおじいさんが迎い入れてくれた。四人がけテーブルがふたつ、お客夫婦連れと私。奥のテーブルで蒸しずしを作るのをぼんやりと見つめていた。

すし飯に細かく刻んだ椎茸、細切りの木耳を混ぜる。その上に刻んだ穴子と自家製エビそぼろをのせ蒸す。途中で取り出し錦糸卵をのせ二度蒸し。栗と温めていたイカをのせ海苔をかけて完成。ふんわりと寿司飯の温かさから椎茸の甘さが立ち上る。木耳の歯ざわり、穴子の香ばしさ、甘さを抑えたエビそぼろを味わうと、もはやため息しか出てこないほどのおいしさに心も身も温まる。ガリにはしめ鯖、じゅんさいも付いてきて、ちょっとうれしかった。

力加減にワザあり
好きなんだ、大阪ずし。甘辛な味付けの穴子、プリッと色鮮やかな車海老、滋味あふれる小鯛と白板昆布。三役揃った味わいに夢心地。木枠に具を並べ寿司飯を入れて押す、体ごと力を入れているように見えて、どこかで加減をしているのだろう。ご飯の粒立ちと具との合わせ目がなんとも言えず絶妙。ひとつづつつまみ、残りはお土産。早速、食べてみたけどお店で食べたのと同じ状態だったのに二度びっくり。

ご主人と色々大阪の寿司について伺う。なんでも初めの店は淀屋橋だったとか、魚は明石が多いとか、優しくも一本心の通ったお人柄についつい長居してしまった。

■寿し寅
大阪市浪速区桜川2-3-1

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 贅沢にも天然の真鯛・渡りがに・芝エビをベースにした上品スペシャル大盛りはどこをとっても抜かりのないおいしさがあとを引く

オープンGチューニング
尻高の興奮が冷めないまま、贅沢にも天然の真鯛・渡りがに・芝エビをベースにした上品スペシャル大盛り。がんこだからオープンGチューニング（G、D、G、B、D、5弦→1弦）、6弦を外しているからキース同様しなるように切れがいい。しかも、尾を引くように奥深いおいしさが続く。

うれしいことに土曜日の上品はスペシャル化
土曜日は純正と上品スペシャルの二本立てになるようで、ますます目が離せない。

靖国神社のイチョウ
12月の雨上がりをオーブンルーフで銀座から器を探しに花田まで。靖国神社の雨に濡れたイチョウの黄が艶やかだった。

京都短信 #19 ハマムラ@丸太町 カラシソバ（京都の中華）

京都中華の発祥の店
京都のカラシソバに夢中になってしまったのが二年目。もう一軒行けてなかったのが京都中華の発祥の店、ハマムラ。ハマムラと京都中華の歴史はメニューによくまとめられている。地元に根付くようにロゴを公募、ビラを軽飛行機で撒くなどなかなかのアイディアマン濱村保三氏。天才的料理長の高華吉氏は京都独特のあっさりとした京都風広東料理にアレンジ。そのハマムラの歴代の弟子たちのお店を訪ね、カラシソバを食べるのが楽しみだった。

ほんのりとした甘さに油断するとむせるほど
どうしても中華は茶色っぽくなってしまうけど、色とりどりがキレイ。出汁の効いたあんかけ、その下のカラシソバ。ゆっくりとかき混ぜ一口。鶏や鰹だしがほんのりと甘くおいしい。さらに一口、辛さが急に襲いかかりむせるほど。そこがいい、そこがウマイ。慣れてくると辛さがすぅっと引き、野菜の甘味がせり上がる。見栄っ張りな中華にはない奥ゆかしさと上品さ。

こうした町中華に集まって思い思いの中華を楽しむ。いいなぁ、近所にあったら月に何度も通ってしまうんだけどなぁ。

■京都中華 ハマムラ
https://kyoto-chuka-hamamura.owst.jp

大阪短信 #42 Columbia8@大阪北浜 右手にスプーン〜左手にししとう 驚愕の大阪スパイスカレーのミックス（キーマ＆野菜）で前のめりに悶絶

右手にスプーン〜左手にししとう
実はBLOGにコメントいただいているZennさんのオススメのお店。ようやく来れました！新幹線から直行〜淀屋橋から徒歩10分〜開店直前〜1stクールカウンター端に着席。

厨房が見渡せる絶好のポジション。無駄のない動きとフレンドリーな対応に期待も膨らむ。そういえば、沢田研二の歌に♪片手にピストル、心に花束...というのがあったなぁ...とか思い出しながら。

ご飯を皿に盛り〜玉子を縦４等分〜ターメリック〜野菜カレー〜キーマカレー〜スパイスをふんだんに振りかける〜インゲン〜玉ねぎ〜ちょうど揚げ上がったししとうをのせ完成。ミックスにはマンゴジュースが付いてくる。圧倒的な美しさにまずはニンマリ。

説明通り左手にししとう、右手にスプーン。一口目ですっかりマイってしまい舞い上がる。激しい辛さよりもスパイスの多重構造にうなりながら二口三口四口。ししとうを少しかじり、その苦さで小休止。

インゲンのピクルスの甘酸っぱさやナッツの舌触りを手元に引き寄せながら、しかも玉ねぎピクルスの甘みも楽しめるおいしさに惚れてしまった。

カレーしか、考えられへん。
次回大阪出張にも是非食べたいカレー。名前の所以はコロンビアのクンビアあたりから来ているのだろうか？次回に訪ねてみよう。そして、花火（辛いヤツ）も。

■Columbia8
http://columbia8.info/index.html

泉銀@浦安堀江 ぶ厚く身がほっくりの鱈の西京漬け 最近西京漬けに凝っているけど、船長が魚を捌いて漬けこんでいる姿を想像しながら焼いていた

どんな西京漬けもとにかくおいしい
皮を下にして中火で色目をつけ、ひっくり返して弱火でじんわりと。途中、バーナーで皮を軽く炙ったりもしてぬかりなく。焼いているとき、船長が魚を捌いて西京漬けにしているのを想像してしまった。きっと「魚食えコノヤロー」じゃなく「おいしくなりますように」なんてやさしくおまじないをかけているのだろうな、きっと。

分厚い身はほっくり、皮と身の間からは上品な脂身、しっとりとした塩加減。口に運ぶたびに「おいしいねぇ～」と二人でうなずいてしまった。九条ねぎのしゃきっとした食感も新鮮だ。金目鯛、鮭、鰤王...どれをとっても最高級になる泉銀さんっ特製西京漬け、ホント、宝物のようだ。おそらく代々続いた秘伝があるのだろう。

じゃこ入りきゅうりの酢の物、紅芯大根・にんじん・大根の葉の一夜漬け。もう野菜だらけに、〆張鶴～白ワイン。そういえば今朝は泉銀さんで見つけたしじみで味噌汁。

柴崎亭@梅ヶ丘 津軽生姜味噌らーめん 出汁を効かせあっさりした奥深さを引き締める清々しいおろし生姜 そして、すり胡麻の風味が隠し味と気がついた最後

梅ヶ丘冬季限定、津軽生姜味噌らーめん
まずは一口。思った以上にライトな味わい。こんもり盛られたおろし生姜を少し混ぜて一口。麺を底から引き上げて頬張ると、ムム、何かが違う。シャキシャキのもやしをからめると、また違った顔が現れてくる。味噌の味を奥に引っ込め広がりのある出汁を前に出した加減。う～ん、やるもんだなぁ、ウマいなぁ...と一人で唸ってしまった。後半に気がついたすり胡麻の風味に一本取られてしまっていた。

東北の味噌ラーメン
どちらかといえばスープはサラサラ系。惜しくも閉店してしまった仙台の「なぬすや」や山形のも同じ味わいが身上だ。津軽の味噌ラーメンは食べたことがないが、東北の味を再現していたのだろうか。

今月いっぱいのサービス
若くて丁寧な店員さんが「今月は、お疲れ様の気持ちでチビ生をサービスしています」と。その心意気もまた柴崎亭。つい、うれしくなってしまい、ぐいっと飲み干した。

泉銀@浦安堀江 有元葉子さんの『この2皿さえあれば』掲載のレシピは泉銀さんで選んだ食材で なんとまぁ素敵な晩ごはんなんだろう

ちょっと憧れの有元葉子さん
気取ったところもなく、とかく高級な食材に偏ることもなく、ちょっとしたコツでおいしくなるおかずを丁寧に紹介。器の選び方にも独特のセンス、見習いたいです。先月出たばかりの『この2皿さえあれば』を早速手にすると、左右に2品の写真、ページをめくると概要とレシピ。どれもこれもため息と共にかなり参考になる。あとは、イメージした食材を泉銀さんで探すだけ。（いつも泉銀さんで見つけたお魚によって献立を考えるのと逆）

鰤王のしょうゆ焼き
鰤の焼き方を一からやり直す。オリーブオイルでまずはトングではさみながら皮を初めに焼く。弱火にし両面をじっくりと焼く。途中で九条ねぎを焼き色がつくまで炒め取り出す。火を止めて醤油を垂らしからめ器へ。ねぎを戻しからめたあとに盛り付け。九条ネギの青い部分の刻みを混ぜたの大根おろしと一緒に食べると、いや～、これまでの作り方を一蹴するほどおいしく二人でニンマリ。分厚い鰤王の切り身を見つけたら是非もう一度食べたい一皿。（〆張鶴しぼりたて生原酒）

牡蠣の春巻きと白髪ねぎ
加熱用の牡蠣が量り売りと知り、まずはこれから。大きいところを選んでもらった牡蠣を、丁寧に下ごしらえして春巻き皮で巻くだけ。中温でカリカリになるまでゆっくり揚げて出来上がり。春巻きの香ばしい食感のあとからお楽しみのクリーミな牡蠣が顔を出してくる。白髪ねぎと辛子と合わせてもよし。（辛口のロゼ）

たらこソースのパスタ
ほぐしたたらこをにんにくオイルでプチプチになるまで炒め、ちりめんじゃこと赤唐辛子のみじん切りを加えてさらに炒める。パスタを入れてセドリック・カサノヴァのケイパーとイタリアンパセリのみじん切りを加えからめる。たらこパスタは生のまま和えるという定番をひっくり返す作り方のさることながら、ボッタルガ風初めての味に惚れ惚れ。（軽めのブルゴーニュ）

おいしさのコツを気づかせてくれる調理方法と新鮮なお魚さんたちを見つける楽しみ。これが一緒になると、ウフフ、わくわくするほどおいしい晩ごはんになるなんてホント驚き。どんなお酒が合うかどうかも楽しみ。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 尻高醤油清湯大盛り 家元チューンングで素材の塩加減も奥深く上品な味わいになるなんて驚きのおいしさ

初めての名
亀の手、夜光貝...がんこで初めて知った名前は数多い。尻高（シッタカ）も初めて聞く名前なので慌ててググった。常連さんに訊いてみると、小さい時に採りに行って味噌汁の具になっていたほどその方の地元ではポピュラーだったそう。それが15kg（5袋）も入ったラーメンはどんなことになるのか？

出汁がよく分かるように醤油清湯のみ
3週間以上上品を食べてなかったので実にありがたい。いつもの上品よりも潮の香りがぐっと迫るスープを立て続けに五口。なんとも言えずウマイじゃないか。尻高からの塩味が多いので全体的に塩を抑えたと家元。このチューニングもまた素晴らしいなぁ。シンプルながらもどっしりと奥行きのある存在感と多重性。艶やかで食べ終わった時の不思議な高揚感と安堵感に包まれて多幸感いっぱい。

これだから侮れないナ、がんこへの道。
早朝の荒木町も静寂で美しかった。

魚徳@羽生 毎年楽しみなうなぎり 丁寧にタレをい付けて炭火で焼くから香ばしい 会津地鶏の旨味チャーシューラーメンは雨で冷えた体にしみるほどおいしい

焼きうなぎり
世界キャラクターさみっとin羽生の楽しみは普段会えないキャラさんを身近に触れ合えること。残念ながら二日目の日曜日も雨が降ったりやんだりの悪条件。それでも、毎年楽しみなのが羽生市内にある「魚徳」さんのうなぎり。ここだけは外せない。丁寧にタレをい付けて炭火で焼くから香ばしい。そして中からお楽しみの鰻がひょっこりさん。鰻好きにとってはたまらない。一度は訪れてみたいお店のひとつだ。

平家落人が持ち込んだ地鶏
奥会津にしか生息しない会津地鶏チャーシューらーめん。噛めば噛むほどじんわりと滋味がにじみ出てとてもおいしい。澄み切った香り高い熱々スープとちぢれ麺の相性も素晴らしかった。同じような会津地鶏ラーメンをだす店は都内にもあるだろうか。

雨に祟られても、おいしいものも食べ、ベストの状態のふなっしーを間近に見られ、帰りは20℃超えたためルーフを開けて気持ちよく帰宅後ビール。我慢していたのでウマい。ビニールカバーでも泥がしみていたスニーカーを洗い、夜は軽く炙るとさらに香ばしいうなぎり、鰻といえばのだし巻き卵と合わせて残っていた「風の森」をちびちびしながら、ふなっしーの2ndステージ再び。来年はきっと晴れますように...。

■魚徳
https://www.uotoku.net/