京都中華の発祥の店
京都のカラシソバに夢中になってしまったのが二年目。もう一軒行けてなかったのが京都中華の発祥の店、ハマムラ。ハマムラと京都中華の歴史はメニューによくまとめられている。地元に根付くようにロゴを公募、ビラを軽飛行機で撒くなどなかなかのアイディアマン濱村保三氏。天才的料理長の高華吉氏は京都独特のあっさりとした京都風広東料理にアレンジ。そのハマムラの歴代の弟子たちのお店を訪ね、カラシソバを食べるのが楽しみだった。
ほんのりとした甘さに油断するとむせるほど
どうしても中華は茶色っぽくなってしまうけど、色とりどりがキレイ。出汁の効いたあんかけ、その下のカラシソバ。ゆっくりとかき混ぜ一口。鶏や鰹だしがほんのりと甘くおいしい。さらに一口、辛さが急に襲いかかりむせるほど。そこがいい、そこがウマイ。慣れてくると辛さがすぅっと引き、野菜の甘味がせり上がる。見栄っ張りな中華にはない奥ゆかしさと上品さ。
こうした町中華に集まって思い思いの中華を楽しむ。いいなぁ、近所にあったら月に何度も通ってしまうんだけどなぁ。
■京都中華 ハマムラ
https://kyoto-chuka-hamamura.owst.jp
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