おふくろの味ならぬ親父の味
今年2月の「渡り蟹と真鱈たらこスペシャル100大盛り」は私の母の味を蘇らせてくれたトッピングのたらこの煮付けに涙してしまったが、今日は「親父の悪魔」。おふくろの味ならぬ親父の味を知っているってことはある意味幸せなことなのかもしれない。昨年は色々と手を加えててしまったらしいが今年は親父の味そのものに仕上げたと開店前に話ししていた。
肉と酒で出汁を出し醤油で加えただけのとてもシンプルさに酔う
ネギと肉だけの本来の姿に玉子と手羽先が入るところが2017年バージョン。スープはいつもの自由が丘の濃いめにサスティーンを強めたようにも感じた。今の家元の悪魔=ヒロポンにある多面性はここにはなくネイキッドでストレートな味わいでとてもおいしい。
これは中毒患者だけが知ることなのだろうか。誰にも追憶の味というものがあり私にとっては仙台の祥発順の中華がそうであり、家元にとっての追憶の味が「親父の悪魔」なのだろうか。謎の多かった一杯だった。
家元の悪魔=ヒロポンへの進化
食べ終わってさり気なくレイアウトを変えている写真などを見ていると、ああこうして進化しているんだなぁといまさらながら思ってしまった。こうしてBLOGを作っているうちに無性に悪魔=ヒロポンが食べたくなり、しかも出来たて=開店直後狙いでなるべく早めに行くことにしようと考え始めている。
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今の俺の悪魔の 原型となったラーメンです!
俺は子供の頃からこの親父のラーメンで育ったのです!
正に俺のラーメンの原点です! このラーメンの 特徴は! 酒と正油で豚コマを煮た返しと ! 鷄ガラと豚ガラ を灰汁を丁寧に取りながら、 中火でコトコトと煮詰める事、6時間!
先の肉正油を、 化調を入れず!このスープで割っただけの単純 なラーメンです ! 20年程前の正月! 親父の直弟子の お袋が未亡くなる前作ったラーメンを何と、 五杯食べたのを 思い出す… 、 本当に旨かったなー…◎
家元のBLOGから(2017.8.1)
http://ganko1joh.hatenablog.jp/entry/2017/08/01/203926
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