まぁ昼間だし運転してくれている人に遠慮して一杯だけ
う巻と白焼きで鰻がくるまで十右衛門で時間をつないでいるなんて、まぁ贅沢な。駒形橋を舞台とした噺は何だったかなと色々考えても思い出せず、意外と大きく見える東京スカイツリーや大川=隅田川を往復する海上バスをぼんやりと眺めていました。(後で調べてみると駒形橋は昭和に入ってからの建設。落語の舞台にはなっていない様子)
さばき三年串打ち五年焼き一生といいますが
出てきたうな重を無性にうれしくなり、いい照り具合と上品な香りに誘われてまずは一口。
うれしいなあ、どうもなア。しばらくこういうのを口にしたことないから、うふ、よだれがもォ、垂れるねこれァ。このね、鰻の身の上ってのは大将の前(まい)だけどね、舌の上へ載せるでしょ、とろっとくる、これですよ、値打ちはァ。ね?ええ。じゃ、あたしゃ、まずひとつね、(口に入れ)ん!ん!....(鰻の幇間=志ん朝さん)
前川のは甘さを抑えた味でどことなく男っぽく食べ飽きないところも好みのひとつ。あっという間に食べ終わってため息。もうちょっと食べたいなぁってところで終わってしまうのもいい。そういえば、写真をみて気がついたんですが、何故か左端には鰻を載せていないのはなにかそのような作法でもあるのでしょうか。ちょっと気になってたりして。
■駒形 鰻 前川
http://www.unagi-maekawa.com
コメント
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