南部出身の男女がL.A.で出会い
その二人が新しい音楽を作り出すきっかけになったら
デラニー&ボニーのライブを見て録音したテープを親友のクラプトンに聴かせたジョージ。すぐさまブラインドフェイスの前座に起用。ブラインドフェイスの音楽性に行き詰まりを覚えたクラプトンは、ツアーを放り出してしまう。今度はデラニー&ボニーのツアーのオープニングアクトにクラプトン。終始バックバンドの一員として二人を支える。名盤『On Tour』を生んだツアーの全容がライノ・ハンドメイドからリリース。
まぁ、とにかくスゴイ顔ぶれ
ボビー・ウィットロック、カール・レイドル、ジム・ゴードン、ボビー・キース、ジム・プライス、リタ・クーリッジ、そして、クラプトンとお忍びのジョージ、おっと、デイブ・メイソンも。1969/12/1はかくも熱かったのか。こってりとしてふくよかなリズムセクションに委ねるようなのクラプトン(左サイド)。デラニーのギターリフがサウンドをグイグイ前に引っ張っていく。そして、ボニーの熱唱。二人の存在は、69~70年のロックによっては『Music Fron Big Pink』と同じようにショックを与えたと思う。同じバンドで『Layla』『All Thing Must Pass』が生まれた伝説。デラニー&ボニーの2ndを録音中のスタジオではストーンズの『Let It Bleed』が録音中だったとか。
その後、幅広く米国黒人音楽をミクチャーしていく主人公たちが時として集まったツアー
もうひとつのキーを握っていたのがグラム・パーソンズ。
なんとも、刺激的です。 どちらかというと、ザ・バンド周辺の方が好きになってあまり聴かなくなりましたがマーク・ベノ、レオン・ラッセル、ジョー・コッカーとかもよく聴いていたことも思い出しました。 ワーナーではライノ・ハンドメイドシリーズをオンライン限定で(楽天経由で)販売しています。他にも、アレサ・フランクリンの完全版ライブもあり、要チェックですね。
最近のコメント