三番瀬の鳥たちはどこへいくのだろうか?
昨朝は半袖ショートパンツでは肌寒かったですが、走るごとに気持ちよくなる感覚を楽しんでいました。ブランチ用のコーヒーが切れていたので駅前で買うつもりで、総合公園〜三番瀬〜境川〜高洲公園〜高洲と気ままなコース。総合公園から三番瀬は、まるで墨絵のような空と海。渡り鳥の集団が浮かんでいました。
ねぇ、君たちはどこへ、どうやって飛んでいこうとしているの?
何百、もしかして何千羽の渡り鳥はどうやって目的地へ飛んでいくのだろうか?
全員が無事に到着できるのだろか?
走りながらそんなことを考えていました。
インターネットも一般的に普及していなかった頃に突然キューバからやってきた人達に、いままでの価値観をひっくり返されて、教えてもらったのがパブロ・ミラネスという歌手。彼女らがソンにアレンジした「Ya Ves」に心を揺り動かされたことを急に思い出し、切なくなりました。鳥は本能的に戻る場所を記憶していてどんなことがあっても舞い戻る。それは愛する人のもとに戻るのと同じことだ。覚え立てのスペイン語で拙い会話で歌詞の意味を尋ねたときに、そっと教えてもらいました。冷たい雨が降る続く夜、屈託のない笑顔の影に時折見せるやるせない表情を思い出しています。
季節は夏を通りすぎて初冬に。
「苺とチョコレート」を見たくなっています。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。