音源も圧倒的ですが、パッケージもただもう圧倒的です 内容は、前に紹介したこちらを見ていただくとして、いざ現物を手にした時に感じたどっしりとした重さや「Three-dimensional shadow box lid featuring the original artwork of Frank Holmes」とスッペクされた箱なんです。長い間幻だったあのジャケットワークが立体的に処理され、窓の向こうの奥行きも再現されてます。これを初めて見たときには数分間まじまじと見てしため息。四半世紀封印されようやく発表された内容にふさわしいパッケージに身も心も震えてしまいました。
2001.11.29の命日から10年目、58年間のジョージの ♪What Is Life 11/19-12/2と期間限定ながら劇場公開は日本だけ。勿論、初日の今日に見てきました。先着で配られていた印象的な英国版ポスターは、水瓶座のジョージにぴったり。スコセッシがどうさばくかドキドキしてましたが、見たことない映像やレアな音源に引き込まれてしまい、3時間半(インターバルあり)があっという間に過ぎてしまいました。
1997年にアメリカのオレゴン州、ポートランドで結成された、ジャズ・オーケストラ・グループ ピンク・マルティーニのリーダー、トーマス・M・ローダーデールが、ポートランドのレコード・ショップで、偶然手にした由紀さおりのLPレコードを聴き、透明感のある歌声、ジャケットの美しいヴィジュアルに魅せられ、アルバム“Hey Eugene!”で「タ・ヤ・タン」をカバー。その縁で2010年11月、ピンク・マルティーニが世界発売をしたホリデー・アルバム“Joy To The World”に、由紀さおりがヴォーカリストとして参加、日本語で「ホワイトクリスマス」を歌ったのです。アメリカで発売されているすべての音楽CDで、12月第2週には32位(12/16 には42位)を記録。ジャパニーズ・ポップ・スター サオリ・ユキの歌声が評判となり、このアルバムは2010年のクリスマスの定番となりました。
振り返ると消えてしまう影を思い浮かべていると 突然「The Shadow Of Your Smile」のメロディに包まれてしまう 突然始められた部屋の片付け。外は晴れて暖かいのに部屋にこもって、iTunesから低めに音楽を流している週末も悪くない。そう、トニー・ベネット&ファネス(ファネスの方が好み)もいいけど竹内まりあのちょっと低めの声が心を疼かせます。お気に入りのバージョンは、『What It Is! Funky Soul & Rare Grooves: 1967-1977』というコンピレーションに入っているBrother Jack McDuff。
Disc 1 1. Na Na Rua, Na Chuva, Na Fazenda - Hyldon 2. Amiga - Tim Maia 3. Manuel - Ed Motta 4. Maria Fumaça - Banda Black Rio 5. Agora - Ivan Lins 6. Azul da Cor do Mar – Sandra De Sá 7. Vamos Dançar - Ed Motta 8. Dr. Swing – Tony Bizarro 9. Noite Do Prazer - Brylho 10. Um Chope Pra Distrair – Paulo Diniz 11. Soul - Sandra De Sá 12. Um Jantar Pra Dois - Ed Motta 13. A Lua E Eu - Cassiano 14. Fim De Tarde - Cláudia Telles
Disc 2 1. Você Mentiu - Tim Maia 2. Olhos Coloridos - Sandra De Sá 3. Solução - Ed Motta 4. Caminho Da Roça - Banda Black Rio 5. Na Sombra De Uma Árvore - Hyldon 6. Br-3 (1996 Digital Remaster) – Toni Tornado 7. Jóia Rara - Brylho 8. Contrato Com Deus - Ed Motta 9. Eu Amo Você – Sandra De Sá 10. Sabor De Amor - Hyldon 11. Leblon Via Vaz Lobo - Banda Black Rio 12. Baixo Rio - Ed Motta & Conexão Japeri 13. Dançando com a Vida - Sandra De Sá - Paticipação Especial: Gabriel O Pensador
Ed Motta(エヂ・モッタ):'70年代のブラジリアン・ソウル・マスターのひとりチン・マイアの甥にあたり、無類のレコード・コレクターとしても知られるエヂ・モッタ。AOR状にソフィスケイトされながらもグイグイと牽引してゆく黒いグルーヴ、ブラック・ミュージックの系譜。
Banda Black Rio(バンダ・ブラッキ・リオ):1976年に結成。全世界を席巻したブラックムーヴメントに乗り3枚のアルバムを残したが、絶頂期の1984年にリーダーのオベルダン・マガリャイスが39才の若さで交通事故死し解散に至った。ちょっと3rdアルバムあたりのシカゴっぽいところも好きです。
Sandra De Sá(サンドラ・ヂ・サー):今年のブラジル音楽賞にもベストシンガーを受賞する。
Ed Motta(エヂ・モッタ):ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ郊外にあるチジュカ生まれ。本名はエドゥアルド・モッタ。ブラジルソウルシーンの立役者であるチン・マイア(1942~1998)は叔父にあたる。母親がアマチュアのシンガーだったこともあり、ブラジルの音楽はもちろんアメリカのブラックミュージックに至るまで音楽的に恵まれた環境で育った。本格的な音楽活動はコネクシャオゥン・ジャぺリに歌手兼ギター/パーカッションとして参加してから。1988年、ワーナーからアルバム「コネクシャオゥン・ジャペリ」を発表しプロデビューを果たした。作品は大きな反響を呼びヒット作となったが、エヂ・モッタは同バンドを脱退。1990年に「ウン・コントラート・コン・デウス」でソロデビューを果たす。1992年に発表したソロ2作目「エントリ・エ・オウサ」はソウル、ファンクその他のクロスオーヴァーな音楽を取り込んだ意欲作で、スティーリー・ダンに深く影響を受けたという初期の代表作。
Cassiano(カッシアーノ):70年代から活動するブラジルのソウル・シンガー。
Cláudia Telles(クラウディア・テレス);シルヴィア・テレスの娘。
Toni Tornado(トニ・トルナード):サンパウロに端を発するサンバ・ソウル/ジョーヴェン系カルト・シンガー
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