大阪の選挙結果～インタビューをYouTubeで知る夜、新しい機能について色々と考えてみる

KARAやSNSDを知ったのは
CDとかではなく生々しく伝わるYouTubeから
過去のPVやTV出演、コンサートがほぼリアルタイムで見られるなんて、以前も今も驚いています。日韓の事情は大きく違い、韓国ではYouTubeにUPされる映像はTV放映も含めてプロモーションとして位置づけられているほど。一方、日本では公式なものやTV番組は勝手にUPすると、ことごとくUP後ツブされてしまいます。

著作権の問題でどちらが適切かどうかは別の議論になると思いますが、海外マーケットを意識していることを考えると韓国に分があるのではないでしょうか。先日の大阪での選挙結果（投票締切り直後に当確が出て、インタビューの中継をどこよりも早く中継していたのがYouTubeだったことが、とても印象的でした。

そのYouTubeで最近気が付いたのが、スライドバー横に表示された画面の大きさを切り替えるボタン。通常かフルスクリーンしかありませんが、中くらいの画面も加えて、大中小の切替が出来るようになりました。

そして、もうひとつは、動画個々のアクセス解析
Googleファミリーなので、Google Analyticsの手法を取り入れ、アクセス数、アクセス場所（世界中の地域を、地域別、国別で表示）など細かいです。YouTubeをプロモーションに使っている場合には、非常にためになる結果が出てきます。参考に表示しているSNSDのコンサートは、世界中からアクセスがあり、やはりツアー直後にアクセスのピークがあることも分かります（画面をクリックすると拡大します）。

こういうのを考えると、特典PVを付けて初回版と通常版という《商売》をしていることが、ホント馬鹿げていることに気が付きます。韓国盤は、通常でも写真集が付いて、PVは専用サイトやYouTubeで見るようになっているのが当たり前。日本のプロモーションも、ある種の割り切りをしてこのようにしてグローバル化して欲しいですね。いい音楽として伝われば必ずレコード屋やamazonでポチッとするはずですから。

（この記事の下書きをしていたのが今週の前半でしたが、気が付いてみるとYouTubeのトップメニューも変わりましたネ）

Comments

[投稿情報: ミシマ]

こんばんはミシマです
>特典PVを付けて初回版と通常版という《商売》をしていることが、ホント馬鹿げていること〜〜日本のプロ
>モーションも、ある種の割り切りをしてこのようにしてグローバル化して欲しいですね

全くもってその通りですよね。国内市場が小さい韓国は音楽産業に限らず他の分野でも世界市場におけるマーケティング、戦略に関しては日本の先を行っているように思います。
アメリカに次ぐ音楽市場を持つ日本は国内だけでもやっていけてしまうからなのでしょうか。
日本独自のすばらしい文化も継承しつつ、グローバル化を進めていく、これって難しいのかな。