マリア・ガドゥというとてつもない才能とカエターノ・ヴェローゾ
一人訪れた海辺で沈む夕日を見つめていたら生まれた曲。なんかその光景が浮かんできそうな、09年のデビュー曲。ブラジル=サンバ、ボサノバという構図だけからは決して生まれない新しさをすごく感じて大好きです。カエターノが彼女を褒めているという話が、二人でツアーしているところまで発展してちょっと驚くとともに、ああ、なんて幸せなんだろうと。ボサノバの最後に登場したカエターノと今の時代に生きているマリア。こういう音楽が生まれてくるから、ブラジルって懐が深いなぁ...と、いつも目が離せなくなります。
テーブルとイス。舞台の真ん中に大きなボールが太陽だったり月だったり。カエターノのソロコーナーで、本人の名前をを呼び寄せながら突然「Shimbalaiê」を歌い始めるんだもの。お馴染みのお客さんのコーラスも交えて、マリア・ガドゥもこれにはすっかり感激して涙。私も、ついもらい泣きしてしまいました。
ちょっと、体か心が弱っている時に、こういう音楽はしみてきますね…。
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