海の家を作っている職人さん達以外誰もいない瀬戸浜海岸
引き潮のために海面から顔を出している岩の上に座り、波の動きをぼんやりと。寄せては引いて、永遠に繰り返される波を見ているのって、空に浮かぶ雲同様に、そこに留まらず常に変化。まぁ、ママボリンケンと二人でこれといった話をしているわけではなく、ただぼんやりと。遠くで大きな波が砕けたせいで、座っている岩にも大きなうねりがきます。こうしていると、潮が満ちていくのって思ったよりも早いんです。
最近好きになった和田浦海岸には驚きが
岩場の浅瀬を見ていると、大きな魚が回遊していて見ていて飽きません。釣り糸でも垂らせばきっと大漁。すると、どこからとなく鮫が。瀬戸浜でも鮫を見たことがありますが、突然出没するとちょっと驚いてしまいます。突然浜辺の方から歓声が。振り向いてみると波打ち際にピチピチと跳ねる魚。慌てて駆け寄ると鰯の大群。波が寄せるたびに打ち上げられて跳ねています。バケツを持ってきてすくってもすくっても次々と。そして、10分ぐらいで何事もなかったように静かになってしまう浜辺。漁師のおじいさんに尋ねたところ、追われてここまで来ることがよくあるそうです。鰯は5分ぐらいで死んでしまうので、魚偏に弱いと書くんだよ、と教えてくれました。
蟹の威嚇とフグの抜け殻
そういえば早朝に訪れた見物海岸では、蟹の喧嘩をみてました。両ハサミを左右に振って威嚇、じっとそれを見ている相手も威嚇。初めに威嚇した方がすごすごと横移動。また戻ってきて威嚇。そんな事の繰り返しを飽きもせずに見ていました。今考えると喧嘩ではなく交尾だったのかもしれませんね。ここの海岸は拾い物にはピッタリの場所で、いつも30分ぐらいは遊んでしまいます。白いのが浮かんでいるので手にしてみると、どうやらフグ。尻尾は柔らかいし、透き通った内部はクチュクチュしたものがあったので、拾わずに置いてきました。いったいどうやったらこういう姿になるのか不思議でたまりません。
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