「ぶたじる」と呼ぶか「とんじると」と呼ぶか
私の場合は「ぶたじる」派。関係ないけど、重複は「じゅうふく」、依存は「いぞん」、間違ってもお下品な「リスケ」「スマホ」「イラレ」「ショトショ」などは使わない。で、地域によって呼び方が違うんですね。
豚ばら肉、里芋、大根、ネギ、ごぼう、きのこ、ニンジン
手でちぎった豆腐とこんにゃく
仙台味噌と白味噌を合わせてコトコトと。出来上がりの、野菜のシャキシャキ感が残ったのもおいしいし、半日おいて味が染みたのもおいしい。味噌仕立てのシチューのようなんですが、これ一品でも良し、ご飯にも良し。小さい時から、冬といえば豚汁、大好きなんだなぁ〜。ママボリンケンは、意外と手間がかかるので、私のリクエストを聞いてくれないのが難点。
というわけで、鍋いっぱいに出来た豚汁を堪能しました。
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お昼は早く行かないと常に行列だよと教えられて
早めに急行しましたがすでに12人待ち。寒風の中待つこと15分。いやそれでも、濃厚スープと魚系スープをブレンドした味わい深いスープに浮かぶ海老ワンタンの姿を見たら待ったことも忘れて、海老ワンタンを一口。3cmほどの海老、ザーサイ、ほんのわずかの塩味をじっくり味わいながら、まずはため息。スープを一口すすり、またため息。個人的には固めに感じた麺をスープに絡めて一口。海老ワンタンを半分食べて、ようやく一息つきました。ワンタンだけでも数種類ありますが、まずは濃厚タイプを、と勧めていただいたワケも知ることができま
した。
あっという間に完食
そうそう、長い間待っているといろんなことが見えてきますが、オーダーを取ったり、フロア、会計まで一人でこなす店員さん。名前からおそらく韓国の留学生。てきぱきとした応対と爽やかな笑顔にもぞっこんの私。ラーメン屋さんってどことなく男っぽい印象ですが、彼女が一人いるだけでもずいぶんと雰囲気が変わるから不思議です。ランチは丼（チャーシュー、マーボーなど）を合わせたセットメニューもありますが、できたらミニ丼にしたほうが腹八分目だと思います。
来週のどこかでもう一度行ってみようと思ってます。
■広州市場 西新宿店
東京都新宿区西新宿1-12
tel:03-5322-9322
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そう、銀座で手頃で落ち着けて気のおけない場所ってなかなかない
いつもお世話になっている方のFacebookに繰り返し紹介されているのでEvernoteでチェック。う〜ん、ここまで書いてみて、今時風というか嫌味寸前。要は、銀座でおいしくて堅苦しくなくてくつろげる場所を教えていただいた...というわけです。
お勧めの「大将おまかせ日替わり丼」には間に合わず
カウンターで勧められた「大人のお子様ランチ」は、見た目も味にも大満足。ポテトサラダ、切り干し大根、タコの形のウィンナー、豚モモの竜田揚げ、ハムカツ、玉ねぎ揚げ、海老フライ、湯葉、卵焼き、豚のゴマだれ、お味噌汁を豚汁に替えて...ご飯はおかわり。
う〜ん、すっかりお腹いっぱいで
まったりというよりもまどろんでしまった遅いお昼ごはん
厨房の横のカウンターで見ていると調理の様子も色々見えて、ステンレスのバットに並んだ気になる、季節のメイクイーンを豚バラで巻いたものは、なんと豚汁に入っていました。
「そう、よくいらっしゃるんですよぉ！」
なんて、紹介いただいた方の話もきけたりして、今度は「大将おまかせ日替わり丼」に間に合うように銀座（どちらかといえば新橋の方が近い）を通過する段取りも考えないとネ。
■わしょくや のっぽっぽ 銀座
http://www.wasyokuyanoppo.com
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思い込みかもしれませんが新宿には旨いものなし...
なぁんて...。新宿って池袋や渋谷同様、人が多くてゴミゴミして落ち着かなく馴染みのない場所なんですが、まぁ週に何度も行っている処というのも最近の事情。どうせなら、もっと楽しめるようにと仕事でお世話になっている人に相談すると色々教えていただきました。西口ヨドバシカメラの裏辺りはランチ激戦区だとか掘り起こせばおいしいお店が色々あるとか。
仕事が終わって大阪から出張の人とと合流した三是
新鮮でプリプリのお刺身盛り合わせで気を良くした三人は、ちょっと難解な話もなめらかに解決。私は山形のお酒を三種類堪能。なにげない、ふろふき大根も味がしみていていいお味です。なんでもない居酒屋風寿司屋なんですけど、実にいい雰囲気なんです。
お昼は近くの天ぷら段々屋
天ぷらは、いくらおいしくてもそんなに食べられないものですが、お昼にはちょうどいい感じで、ご飯をおかわりしそうです。その他、海老ワンタンのお店、つけそばわびすけなど、うん、西新宿に行く楽しみが増えてしまいました。
■三是
http://mikore.info/index.html
■段々屋 新宿本店
http://r.gnavi.co.jp/g348902/
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お互いに忙しかった一週間
週末は、気ままに家でのんびりと本を読んだりDVDを見たり
そういえば先週作ったキノコのデュクセルが残っているので色々考えてビーフシチュー。数種類のキノコから複雑な味わいが出てくるのでビーフシチューの隠し味に使おうというわけです。野菜は一口大に切った後はベランダで干して甘味と旨みを凝縮。800gのすね肉は常温で下味を付けて炒めます。赤ワインをまるごと一本入れてコトコト。煮詰まったらバターで炒めた野菜を入れて更にコトコト。
野菜と肉のエッセンスがとけ出したビーフシチューに溶けるデュクセル
パスタとブロッコリーを添えて、濃い目のシチリアのワイン。う〜ん、何もしなかった（できなかった）週末の唯一のやること。準備を周到にして、おいしいものを食べる。これで、来週も頑張れるのかも。
キノコのデュクセルは皮をパリっと焼いたトリモモ肉と
軽くバターでソテーしたほうれん草とエリンギをしいて、オーブンで温めたトリ肉とデュクセルを盛りつけ。バルサミコソース（ちょっとお醤油）をかけて出来上がり。エリンギを一口大に切って、ほうれん草とトリ肉＋デュクセルと一緒に頬張ると、う〜ん、これはやられてしまいますネ...。
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こうしてカウンターに並ぶ惣菜を選ぶのっていいものですね
鶏の炒めたものをセロリであえてさっぱりと、季節の牡蠣をピリ辛出汁でつけて、かぼちゃのホックリとしたサラダ、ニラのおひたしは黄身を混ぜて、お酢を入れて骨もがぶりとさんまの甘露煮、きのこ汁がにじみ出るしいたけ焼き、風味豊かなピーマン焼き、あっさりとしたおでんは糸コン、大根、豆腐。二日前の、衝撃の大阪のおでんとはまた違う味わいを堪能して、とにかくシアワセ。
ああ、いいんだなぁ、とっても
宮城と新潟のお酒を舐めるように飲みながら、気の利いた料理で、1975年4月に衝撃的な出会いをして以来付き合いのある悪友と久々の宴。いつも変わらぬ、グロス（おそらくシャネル）と思わせぶりなほくろがあだっぽい美人奥様も合流し、吉祥寺の夜は深く息が詰まりそうなほど。男はぐいと力強く牙を...なんてね。また、悪事露見とか...。
こういう、お店が新浦安にあったら、週に一回はふらりとしたいですね。
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先月は一人で、今月は三人で
やっぱり、こういうところは一人でボソボソいるよりも、三人ぐらいでこぢんまりと、おいしい串かつを選びながら、ビールで始めて麦焼酎のお湯割り。どて焼き、牛、豚、紅ショウガ、きす、イワシ、ホタテ、チューリップ（手羽）...。調合は企業秘密のほんのりと甘いさらさらのソースにとっぷりと付けて、熱々をハフハフ（本当に熱い！）。
横でおでんだけ食べて帰る人がいたので気になり
おでんを頼んでみました
大根、こんにゃく、豆腐。澄んだお出汁から漂う香り、一口すするとほんのりと甘い上品な味わいに、思わず三人で顔を見合わせてしまいました。大根を箸で割って口に含むと、とろっと口の中でとけてしまいました。薬味のネギとおかかと一緒の豆腐は本来の豆腐らしさを残し、こんにゃくもうっすらと出汁の香りが。いや〜、もしかして今まで生きていて一番のおでんだ、そう叫んでしまいそうでした。
年明け早々、再び大阪出張の予定がありますが、神戸鉄板ステーキ＋ガーリックチャーハンという誘惑を振りきって、今度は、おでんを制覇してみようっと。
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ふわっとにじみ出るこの甘さってどこからくるんだろうか...
先月に引き続きの大阪の出張は、尼崎に9:30集合という強行スケジュール。5:30の高速バス（実は自宅前から発車）〜6:30発の新幹線〜尼崎...。4時間で到着するんですね。インフラが整うと、例えば日帰りも当たり前になって、かえって負担がかかる悪いパターンではないかと思いつつ。
一仕事終えて、訪れたのが船場
お目当てはきつねうどんの発祥の場所
まずは、器を鼻先に持ってきてくんくん。つゆを一口。おあげをひと含み。う〜ん、このなんともいえないほのかな甘味と風味。もう一度、同じことを繰り返して、ちょっとため息。つるっとした細めのうどんを一口。つゆをすすり、おあげをもう一口後うどん。再びため息。おだしのきいたつゆ、うどんの絡み具合、おあげからにじみ出るほんのりとした甘さ。
耳元で小さく囁かれる柔らかい大阪の言葉のように、ほんのりと響くあの感じに、ちょっとトロける昼下がり。こんどは、是非、ほとんどの人が食べていた「おじやうどん」を食べてみよう
■うさみ亭マツバヤ
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ポルチーニのリゾットを一年間待っていたんですが
フレッシュなポルチーニが手に入らなかったので、野菜のリゾットに変更。ほうれん草とアスパラをたっぷりと、生ハムで塩加減を調整。あまりかき混ぜないようにコトコトと野菜スープで煮込み、仕上げに無塩バターとたっぷりのパルメザン。熱湯で熱々にしておいたお皿に大急ぎで盛りつけ。旨味が染みこんだイタリア米と野菜が同時に味わえるリゾットって、たまに無性に食べたくなります。
秋だからきのこ
鶏胸肉は皮のついたまま、焼き色が付くまで炒めてオーブンへ。オリーブオイルとローズマリーの香りがキッチンの広がると、それだけで幸せな気分。きのこはアーリオ・オーリオで、あまりかき混ぜず焼き色が付くまで炒めるのがコツ。最後は白ワインを入れて蒸し焼きに。鶏胸肉は粗熱をとってから手で裂き、きのこに混ぜて、ここで風味豊かな国産レモンを一振り。きのこの風味と鶏肉からじゅわっとくる旨み。大量に作るのでの残りは冷蔵庫へ。翌日は、トマトソースとオレガノをかけて温めてもおいしく、二度楽しめるところもいいんだなぁ...。
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大阪というとソース系の食べ物というイメージなんですが
私自身、そのソース系ってあまり好きではないんです、実は。コテコテって感じのイメージが強い大阪ですが、言葉は柔らかいし、蕎麦も旨く、色んな顔の大阪をもっと楽しみたいと。
来月中旬にもう一度大阪出張が決まり、なんかもう、今からそわそわしているんです、実は。で、「神宗（かんそう）」というお店が（天明元年＝1781年創業）、大阪の仕事場のすぐそばに明治時代の店構えを再現した店があり、毎回＝といっても不定期ですが、訪れるのが楽しみなんです。名物の塩昆布廉価版袋が売り切れだったので、今回はちりめん山椒を購入。薄い袋に入っていて、これをクリアケースに入れてくれるんです。ちょうどA5の大きさになるので、書類や手紙を入れるのにぴったり。こういう風によく気が利くのが大阪風＝商いなのかな。
散歩の達人 大阪
で、数日前に西新宿でボリューム陳列されていて立ち読みを繰り返してましたが、やっぱり買ってしまったのが「散歩の達人 大坂」。地域別に、わりと細かくお薦めのお店や散歩道が紹介されています。一泊二日で、もちろん仕事をしての僅かな時間で気になる場所＝食べることをどれだけ探せる＝食べるかどうか分かりませんが、もうすでにここ行って、あそこも行って、こうしてああして、と妄想中。
船場の元祖きつねうどん...なんか惹かれてしまうんだなぁ...
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日本橋に用事があり、そのまま帰るのも心残りなので須田町へ
めあての、まつやは土曜日の午後遅くでしたが、意外とお客さんいるんですね。朝から仕事のママボリンケンのお疲れさんを兼ねてまずはビールで喉を潤す。熱燗に変えてとったりやったり。やまいも、鳥わさ、親子煮といつものものが並ぶと、いや〜、こういうのってのも幸せなのかと。
鴨南蛮の大盛りと天もり 呆れるほどの同じ物を食べ続けてますが、ホント、ここの鴨南蛮だ大好き。もちろん、色々と旨い蕎麦屋はあるんでしょうけど、ここの佇まいとかお店の人達もあわせて愛してやまないんです。鴨肉や団子から溢れでてくる肉汁、ネギの歯ごたえ。蕎麦をズズッとすすり、つゆを一口。いいんだなぁ、ホント。こうして、書いているだけで唾が出てきそう。ママボリンケンは天もり＝せいろは二枚。熱々の海老の天ぷらが二本。片方の半分だけもらうのもいつもの段取り。二枚目のせいろは、一枚目が終わる頃に持ってきてくれるなんて、ほんとわがままで贅沢。
こういう、お店が自分の住んでいるとこにも数軒欲しいですね
オリーブをかじりながら赤ワインを飲ませてくれる、噛むと肉本来の味わいが分かる焼き鳥で黒糖焼酎を一杯、ちょっと摘んでさっと帰るお寿司屋、透明なスープにちりちり細麺の中華。居心地が良くていい音楽が低めに流れていて、こだわりが全面に出てなくて、お客がうるさくない。ちょっと美人なヒトが入れば...週に何度か立ち寄ってしまうんだけど...。
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これだけは必ず買ってきて！とママボリンケンの至上命令
まず、ひとつを口の中に入れてカリッと。舌先にピリッとくる山椒の香り。もぐもぐ。ちょっと沈黙。うん、もうひとつ。噛み砕かないで、口の中で転がして、ちょっと柔くなったところをガリっと。で、もうひとつ、始めからバリバリと。ここで、濃い目のジャックダニエルのハイボールを一口。なぁ〜んか、止まらないんですぅ。もったいないので、一晩六個までと決めても十個食べちゃいそうな。この「あぜくら」を知ってしまうと、幸せ度合いもちょっと違ってくるかもしれない...。
■みやび堂 オンラインショップ
http://www.miyabi-do.net
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淀屋橋界隈という場所は東京に例えると大手町のような
そんな感じを受けるんですが、間違ってないかな。どこか、ゆったりできて、ちょっと商談をしながらお昼ごはんしたい場所っていうのは、なかなかないので色々と探索。意外と現地の人達は近場で済ませてしまいがちで、訊いても知らないことが多く、やはり自分で探すワケです。まぁ、自分自身食いしん坊でどうせなら納得いく場所で落ち着きたいと（決して「グルメ＝嫌な言葉です」ではないんですが）。
こういう店構えはひっそりとしても惹かれるものが多いんですね
あとで知ったんですが築百年の古民家。全国各地の契約農家より、一年分の蕎麦の実を仕入れ、温度・湿度にこだわった品質管理、石臼で自家製粉し手打ちされた蕎麦を出すお店。ちょうどよく八畳のお座敷が空いていたので、靴を脱いでくつろいで。お外の光も差し込んで、おじいちゃんの家で自分が将来何になるかなんて考えもしないで過ごしていた頃に戻ってしまいそうな。
お昼時は、小どんぶり（天ぷら/かき揚げ）と蕎麦（かけ/もり）の組み合わせ
私は、かき揚げともりそばを頼みました。まず、かき揚げが出されて半分ぐらい食べていると、蕎麦が出てくる塩梅。この時間差もどことなくいいですね。細くコシのある香り高い蕎麦をじっくりと楽しめました。ここの、そば湯はこってりとしているので、お店の人に訊くとそば粉も混ぜてあるそうです。初めてだったので驚きましたが、おいしく何杯もおかわりしてしまいました。
蕎麦というと純文学的になりがちですが
ここには、そんな無意味な堅苦しいものがなく、正直な気持ちが溢れてました。自分でも台所に立つのですが、こうしていつも同じようにおいしいものが作れるとは限らない。やはり、プロの調理人はすごいものだなぁ...と。夜も、良さそうなので今度は鴨鍋とかどうだろうか？
■土山人 北浜
〒541-0044 大阪府大阪市中央区伏見町2-4-10
tel:06-6202-0069
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二年ぶりの大阪出張のお目当てはやっぱり京橋のまつい
あは、もちろん仕事もきちんとこなしてからです。一緒に行くはずの相手が急用で、それでも一人で京橋へ。JRの京橋の改札を出ると迷うことなく「まつい」がうれしくなるほど目の前に。トントンと二階に上がり、生ビールとチューリップとどて焼き。生ビールとほぼ同時に出てきたと手焼きを楽しんでいると、「熱いからきいつけて」と出されるチューリップ（写真左）。手羽先を開いて揚げたチューリップは、もうハフハフ、ハフハフ。あっ、食べる前にソースにくぐらせるのを忘れずに。初めてのカルビ焼き（写真右）もポン酢が隠し味。
ここまで、一気にきてやっと落ち着いて来ました
なんたって、あの衝撃の出会いから二年ですもの
待っていたんですこの瞬間を
でも、まぁ、一人だと気勢があがらず、ちょっと背中をまるめてしょんぼり。それでも、公認会計士を目指しているという隣の女性二人組と色々話していると、夜の大阪の深さも知ることも。隙間的な使われ方の関西芸能人の耳障りな関西弁にうんざりしてTVを消してしまう私ですが、ほんのりとゆったりとした奥行きの大阪弁は心地いいですね。特に女性の語り調子ならずっと聞いていたくなるほどです。
まついのソースって、たっぷりつけてもくどくならないほどの甘さがすぅっと残る。ああ、これも、女性の大阪弁とあわせて、大阪の真実なのだろうかと。
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店構えに妙に惹かれて、時間が押しているくせに入ってしまったカフェ
ここで（西新宿のどまんなか）20年以上もカフェを続けているんです...と、忙しそうな店員さんから聞き出した話。ハイチ大使館の協力によりセンマーク地方のコーヒーを直接仕入れ。店内も時代が止まったような雰囲気と、なんと473円のコーヒー。
なんかこのまま居座ってしまいそうな、ものを考えるのも愚かに思えてくる空間があったなんて、軽いショックを覚えてました。ランチライムから外れた時間帯は僅かなお客しかいませんでしたが、横で注文されていたハイチ風ドライカレーがひどく気になってます。
初めてハイチという国を初めて知ったのは
浅井慎平さんの写真集「海流の島々」というから
...
たとえば、ジャンゴ・ラインハルトのギターのように人間の暖かみが、メロディにあった。それにヨーロッパの薫りがした。そして、ラテンの情熱が匂った。夜の深さが見えた。エレクトリックな楽器が混じりながらも遥かな過去を秘めていた...
見知らぬ国やそこに住んでいる人の日常
ゆらゆらとうごめくギターと妙な高揚感のあるリズムに支配されるアルバム（LP）を手にするには、もう少し時間がかかりました。考えてみれば、サルサ前夜は、自分に与えられた糸をたどることも知らずに、ある場所にいながら、同時に、他の場所にいる中途半端な日々を繰り返していたのかもしれません。
■カフェハイチ
ハイチコーヒー・ハイチ料理
新宿センタービル MB
Tel:03-5322-3620
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