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多重性と奥行きに高ぶる
極端なところ純正ヒロポンと上品をコンスタントに食べたい。そこにはがんこの全てがあり究極があるのではないか。食材に特化せずとびぬけたことがない反面、多重性と奥行きは他の追従を許さないほどの高まりを呼ぶ。すくっと背を伸ばしたくなるきりりとした佇まい。いつになく分厚いチャーシュー。節の香りとかえしの凛々しさ。うん、こうでなくっちゃ、と思わず唸ってしまった。
入り口から表通りに、階段を使って2階まで。それ以上は表に。やや変則的な並びでも、間を2〜3mのソーシャルディスタンス。吉田カレーは4/21まで、もしかしてがんこも女将さんの引退をきっかけに自粛するのだろうか？
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ウメエ役者
ここんところ立て続けに勝新太郎の座頭市シリーズを観ている。30代前半の生々しい中にふとよぎる切なさやユーモアに、ウメエ役者だったなぁと今更ながらに感嘆するばかりだ。「悪名」シリーズにも出ていた藤原礼子、万里昌代もいい味をだしているので、座頭市シリーズはもう少し後にまとめておきたい。
ウメエといえば純正100
今日はどこかウマサに凄みがあり、スープの色、コク、鼻孔に抜ける独特の香りが際立っていた。しかもいつもよりも分厚い悪魔肉が大蛇のようにとぐろを巻き、ぐっと惹きつけられっぱなしだ。
家元は上品を食べながら、「ここんところで最高のできだ」と独り言。いやぁ～、そんな姿を見せられたら明日も行きたくなってしまうでじゃないか。
Keep Distance Ruler
前から気になっていたARアプリ。通常のアプリと違ってDL後は、iPhoneの「ファイル＝iCloud上」に保存し、ここから起動。50cm単位で目盛が付いていて距離が測れる。早速、がんこ待ちで使用。直感的で使い勝手がよく、ボタンを押すと写真まで撮れてしまう。これからフル活用したいナ。
んまぁ、皆さん距離をキープして静かに待っていた。私が食べるときには、カウンターは何故か私以外は初めての方々だったのが意外だったけど。
■Keep Distance Ruler
https://keepdistanceruler.prty.jp/
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出口のないトンネルの中でもがく
テレワーク率0％、電車通勤（流石に空いているが）、執務室マスク着用（半ば強制的）、世の中の矛盾。それでも新型コロナウィルス対策担当者。いささか、滅入る毎日。それでも、とある方からの添付メールがあまりにも素敵だったのでご紹介（ご本人からOKいただいて）。
自身もテレワーク率0％の環境で（クライアントはほとんどがテレワーク）数名の部下と現場を切り盛り。手作りマスクにアップリケを付けて、自分自身も励まし、少しでも、自分も周りも前向きになれるように心がけているんだよ、と。
切実な思いを表に出さず、お手製マスクに込められた爽やかな決意に心打たれてしまい思わず涙...。
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とらえどころのない姿
トッド・ラングレンには様々な顔があり、とらえどころのないというのが一般的なイメージじゃないかな。美しいメロディー、突然の変速リズム、宅録、圧倒的なボーカルとギターテク。スタジオの裏方として時間と予算を守る手堅さ。反面、プロデュースにおいては相手からクレームを受けることも（XTCは結果的にはOK）あるが、とんでもないヒットも生み出す。
ナッズを解散後、ベアズヴィル・スタジオのエンジニアとして再スタート。昔は、ソロ1stのANPEX版を必死に探していたりもしていた。1988年に一気にCD化されて安堵したものの、全部を揃えられず日本独自編集の『Singles』ばかり聴いていた（ジャケットは河村要助さん）。それ以降はほぼリアルで追いかけ、来日公演も何度か観に行っている。
インディビジュアリスト
構想～執筆20年の自伝、分厚く重く全423頁。時系列に見開きで一つのテーマ。トッド・ラングレンの秘密を紐解くにはこれ以上のものはない内容。音楽との出会い、プロになるまで、ナッズでのデビュー、ミュージシャンとの交流、プライベート、パティ・スミスとの出会い、ピアノで作曲するきっかけを作ったローラ・ニーロの衝撃...。時には辛辣に、時には下世話に、自由に語られる姿にただもう圧巻。好きだった（今でも好き）アルバムを順番通りに聴きながら、冒険のような自伝を読み急がないように噛み締めながら読み終えた。
9年前に出た、アルバム単位でよりスタジオワークに詳しい『トッド・ラングレンのスタジオ黄金狂時代 魔法使いの創作技術』を再々読しながら、さらにトッド・ラングレンの世界に埋もれている。
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いつか会える
各イベントが軒並み中止のご時世。いつ会えるんだろうなぁ...と悶々としてる人が多いと思う。折角の星野源のインスタにバカが絡んできたりして、ますます不快。それでも、届いた「いちごパンツふなっしー」を眺めながら、和むというか心の平和を取り戻している。
すごいぞ、ふなっしー＼(^o^)／
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長めにマリネ
プレーンヨーグルト、粒マスタード、パルメザン、塩、すりおろしニンニクをボールで混ぜ合わせ、鶏もも肉にマリネ。3時間ほど冷蔵庫に置いておき、後はグリルでこんがりと焼くだけ。皮はパリパリ、マリネ効果で身はふっくらジューシー。好評につき再登場のアボカドミョウガサラダをのせるとおいしさ倍増。
家の中にばかりいると体も心もなまってしまうので、咲き始めたツツジと葉桜（子福桜という名前だったことを初めて知る）を眺めながら川沿いを散歩。遊歩道を抜けて総合公園まで1時間半。節度ある距離を守りながら公園で遊ぶ親子連れも楽しそう。越境してまで茨城でパチンコ、ジムに行く我儘バカ行為には呆れてしまう。反面こうした環境が近所にあることも感謝しないといけないんだろうな。月曜日から再び感染の危険を知りながら出社。姑息な有給消化ではなく在宅勤務にして欲しいなぁ、もぉ。
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頭島ってどこ？
初めて知った島、地図を調べてみると備前市。あは、そういえば月曜日に電話したばっかりの友人のご近所で瀬戸内海に浮かぶ島。いつもお世話になっている方から、思いがけずプリプリで立派な牡蠣をいただくことに。備前市と四谷が繋がるなんて、これも思いがけないこと。弾けるように大粒が14個に惚れ惚れしてしまった。
牡蠣のリゾット
牡蠣の煮汁で炊いたリゾットの仕上げにざく切りのクレソンとパルメザンを加え無塩バターでコクを出す。一粒一粒に牡蠣＝磯の風味をたっぷりと吸ったリゾット、プリプリの牡蠣、クレソンの爽やかさ。うん、無敵のおいしさに二人でニンマリしてしまう。
カキフライ
リゾットだけじゃぁもったいないのでカキフライ。サクサクの食感、じゅわっとにじみ出る牡蠣汁、自家製タルタルソース、レモンをちゅっと絞ってできたてをハフハフ。これまた、くぅ～、タマラン。
時間のないところ手渡ししていて感謝。日頃のモヤモヤもおかげさまでちょっぴりすっきり。ありがたい。キリリと冷やした白ワインもおいしすぎて幸せいっぱいだぁ。
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何はともあれ上品
しかも家元仕様。がんこの基本は、おごることのない佇まいから生まれる懐の深い胸熱スープだ。一口目からすっと持っていかれて後はなすがまま。週に一回はこれを味わいたくて途中下車してしまうんだ。
「盛りは？」
「上品を普通、家元仕様でお願いします」
「俺の場合はネギだけ」
「色々と入れてください」
なんて他愛のないやり取りもどこかうれしい。
「他に色々食べるからネギだけなんでしょ」
と女将さんのツッコミ。
ああ、このほんわかしたやり取りを見るのも数日かと思うとちょっぴり寂しいナ、やっぱり。間隔を置き（ソーシャルディスタンス）今日は10人待ち。ニクイなぁ、ウマイなぁ...とじんわりしながらゆるい坂道を歩いていた。
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緊急事態宣言下
朝のJRはまぁまぁの混み具合、一方丸ノ内線はガラガラ。昨夜は、補償なしの自粛要請を自己陶酔でブチ挙げられても能天気＝お花畑にしか思えないのを我慢して長時間白けた思い。自社のCOVID-19対策もあり一週間ぶりのがんこ。入り口から表に向かっての間隔を開けながらの行列。お一人様が多く静かに待機。家元女将さんはマスク着用、元気そうで何より。
「最近みえないので病気なったか心配してたよ。で、盛りは？」
こちらが心配する前にご心配かけちゃったみたい。恐縮しながら「普通で」と。ホントは大盛りにしてもよかったけど我慢我慢。開店二時間経過のせいかエッジの効いた濃厚スープ。できたてのマイルドさもいいが、今日みたいな気分にはこれが体に馴染む。グイッと掴まれ前後に揺さぶられたような感覚に痺れた。
お二人のコンビネーションもあと一週間。
気持ちのいい声に見送られて店を出る爽やかさがありがたい。
昨夜は雲に隠れていた今年最大のスーパームーンは夜明け前に静かに浮かんでいた。例年GW前後に咲き始めるツツジが桜の下で咲き始めている。いつも見かける野良猫が、その横で大きなあくび。昨日と今日、一体どこが違うというのだろうか。
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にんにく味噌が隠し味のハンバーグ
タネの玉ねぎはじっくり炒め途中でニンニクやクミンパウダーで風味付け。タネにはなんと味噌も入れてコク出し。油をしかずに焼いてこんがりとしたら裏返し後蒸し焼き。ふっくらと香ばしいハンバーグの出来上がり。これまで両面に焼き色がついたらオーブンで加熱していたが、これならパサパサにならないことを発見。
アボカドとミョウガ
これにトマトとモッツァレラチーズをオリーブオイルで和えるだけのシンプルサラダ。夏になると冷奴＋オリーブオイルには必ず登場するミョウガがスパイスだったとは。スッキリとして爽やかが身の上にふさわしいおいしさ演出に唸る。
ずっと続いている水野仁輔さんのスパイスレッスン。ちょっとした工夫やひらめきがいつもの献立をこんなに豊かにしてくれるなんて。驚きとうれしさの連続だ。
■にんにく味噌が隠し味のハンバーグ
https://otekomachi.yomiuri.co.jp/comfort/20180706-OKT8T90871/
■アボカドとミョウガのスッキリサラダ
https://otekomachi.yomiuri.co.jp/comfort/20170821-OKT8T30600/
越冬先から無事帰還
玄関先がにぎやか。息を止めながらそっと近づいて様子を伺う。ピクッと反応して急降下～急上昇（これこそ燕返し）を繰り返し向かいの建物へ。昨年作った巣の後を探しているのだろうか。我が家に来てくれたら大歓迎だけどなぁ。
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昨年9/28にモスラ発見
昨年10/1に蛹化
こうして七ヶ月も冬眠（？）していた蛹が急に羽化（うか）したのを発見したのが土曜日の13:00。羽はうっすらと濡れてしわしわ。じっとしながらしだいに乾くと、大きく羽を広げた途端、鉢に落下。根本をウロウロしているのを観察していると、枝を登り始め落ち着き場所を見つけ、羽を広げたあとに閉じて、再び眠るようにじっとしている。
多くの謎を残したまま飛び去る
今朝も羽を閉じたままじっとしていたが、病院から帰ると飛び去ってた。
多くの謎、
なぜモスラはここに来たか？
羽化まで七ヶ月経過したが冬眠だったのか（越冬だったのか）？
羽化から飛び立ちまで三日経過していたのはなぜか？
今朝は玄関先にツバメ飛来
ピヨギャアグアア...とにぎやかな鳴き声。もしやと思いそっと玄関を開けると二羽のツバメ。気配を感じてあっという間に飛び去ってしまう。それでも、午後には低空飛行で気持ちよさそうに飛んでいるのを発見。もうそんな季節なんだな。
午後飛び去ったアゲハと戻ってきたツバメ。
出会いと別れと再会。
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昨日に続きスパイスレッスン再び
エビは殻付きで焼き、柚子胡椒を加えた卵、パクチーを入れて蒸し焼き。ピリ辛でパクチーの香りが染み込んだエビを殻を外しながらチューチュー。よく作っていたのがオリーブオイルで殻付きエビを炒めていたので、はは〜ん、こういう手もあったのかとニンマリ。
ブラックペッパーは砕いて
筍をグリル焼き、塩ゆでしたスナップえんどうとオリーブオイルで和え、パルメザンをふりかけ、砕いたブラックペッパーを散らす。筍やスナップエンドウの風味にワイルドなブラックペッパーが似合いすぎる。水野仁輔さんのレシピは分かりやすくて、きちんと出来てしまうのがいいんだなぁ。
夕方にはお風呂に入って、食べ終わったのが19:00。
早寝早起き。
月曜日以降どんな事態になるのやら...。
■エビの卵とじ 柚子胡椒風味
https://otekomachi.yomiuri.co.jp/comfort/20180323-OKT8T72362/
■筍とスナップえんどうのオリーブオイル和え
https://otekomachi.yomiuri.co.jp/comfort/20180427-OKT8T78281/
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皮はパリッとネ
ターメリック、コリアンダー、にんにく、生姜、かつおの酒盗を鶏ももの身にすりこみ、皮を下にパリッとするまで炒める。油は皮から出てくるので使わないのがポイント。ひっくり返して、ココナッツミルクとパプリカ、赤唐辛子を入れて弱火で煮詰める。せっかくパリッとした皮にはココナッツミルクをかけないのが次のポイント。スペアミントをちらし、ライムを絞る。
パリッとした皮、ふんわりと柔らかい身、ほんのりと辛いスープ。ウマいんだなぁ、もぉ。フライパンに残っていたスープをもう少し煮詰めて、ご飯と一緒に食べてもおいしく、二度楽しめるんだ。
白和えにマスカルポーネとは
意表を突かれた組み合わせ。木綿豆腐の代わりにマスカルポーネ。くるみとホワイトペッパーを砕いて、さっと茹でたアスパラと和えるだけ。いつもはまるごとグリルしているが、この食べ方もすっかり気に入ってしまった。
虹色サラダに引き続き水野仁輔さんの「スパイスレッスン」からの二品。Facebookのコメントを書いているうちに作りたく＝食べたくなってしまったんだ。
■ラクサ風味のチキンソテー
https://otekomachi.yomiuri.co.jp/comfort/20180606-OKT8T86359/
■春を感じる マスカルポーネで白和え
https://otekomachi.yomiuri.co.jp/comfort/20180406-OKT8T74897/
穏やかな日差しに誘われて
境川西岸でお花見。ゆっくり歩きながら、桜越しに真っ青な空を仰ぐ。そよ風に静かに舞う花びらトンネル。これで今年のお花見が最後になるだろう。
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フェンネルとターメリック
紫玉ねぎ、青唐辛子、香菜をざく切りしてボールへ。フェンネルシードとターメリックパウダーをオリーブオイルで温め、ひよこ豆を炒める。火が通ったらオレンジの絞り汁を加えて火を止める。予熱が取れたらボールに入れ、最後に1cm角に切ったトマトをあわせて完成。
野菜がいっぱい食べたい...と探してくれた水野仁輔さんのレシピそのまま。ピリッと辛くて様々な食感とフェンネル＆ターメリックの香りを楽しむサラダがいっぺんで気に入ってしまう。
私は知らなかったですが、水野仁輔さん、スパイス関係では有名な人。レシピの文章も読みやすくピースフルでハッピー。今厄介なことだらけでいささかうんざりしているのも正直な気持ち。おいしいものを作りながら見つけた話を読みながら色々と想像するだけでも楽しい。早速、お弁当用に冷製ポークジンジャーパプリカ風味を作ってみた。生姜とパプリカの爽やかさがとてもおいしかった。
スパイスというと、カレーというイメージだけれども、ニンニクもパクチーもスパイスと言われると腑に落ちる。決して主役ではないが名脇役。OTEKOMACHIにWEB連載された記事をまとめた「スパイスレッスン」をぱっと開き、また何か作ってみよう。
工場で黙々と（もしかして出来具合にニヤニヤしているかもしれない）吉田カレーの事を考えていると、居ても立っても居られないなってきた。
■カラフルな色を楽しむ虹色サラダのレシピ
https://otekomachi.yomiuri.co.jp/comfort/20200220-OKT8T203683/
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朝日を浴びてキラキラ光る桜
5:30から始めたお弁当作りを終えベランダに出てみると、今朝は昨夜の冷たい雨が嘘のように晴れ渡り、対岸の桜が朝日を浴びてキラキラ輝く。誘われるまま少し早めに出て境川西岸。強烈な向かい風に自転車も喘ぎ気味でも、桜トンネルをゆっくりをくぐりながら、やっぱり桜には青空が必要なんだなぁと頷いてしまった。
駅近く定点観測している桜もすっかり新葉に包まれて笑みを浮かべていた。
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