売れないCD
ミュージックマガジンのバックナンバーを図書館で借りてきて読んでいますが、CDの特集で気になることが。CDが売れないのは少子化でパイが狭くなったとか、音楽配信でパッケージを必要としていないとか(音楽配信は192%UPの伸びだそうです)、色々書いてありました。私は、今のところ店頭(50%)、WEB(50%)、iTunes(2回)ですが、在庫がJ-POPとかウレセンに偏ってるにしても、当てもなく店頭をつらつらと眺めているのが好きですね。同じようにWEBをつらつらと眺めているのも同じことかもしれません。洋楽/邦楽しかなかったジャンルが細分化されて、個々のジャンルではヒットがあるけど、ジャンルを越えたヒットが出にくい状況なのでしょうね。知人のEMIのディレクターもリストラされたし業界がしぼんでいるのかもしれませんネ。
脈略のない選曲
で、図書館があります。ここ数週間借りたアルバムのジャケットを↑まとめて見ましたが、この脈略のなさ。まるで、iTunesやiPod(今はiPhone)でシャッフルしているようです。ここんところ、パティ・ボイドやクラプトンの伝記を立て続けに読んでいたせいかもしれませんが、60年代半ばから80年代前のロックが気になっています。というのも、71〜72年頃に熱心に土臭いロック、そして75年サルサとの衝撃的な出会いを考えると、皆が聴いていたようなロックは真剣に聴いていなかった気がして、ちょっとおさらいしています。
加えて、会社の隣に座るinoさんが特にブリティッシュ系に強い大のロック好きオヤジで、高価なギターも数本所有。お互いの好みを貸し借りしています。Yesってこんなに凄かったんだぁ、なんていまさらながら驚いています。夏の良く聴いていた、スティーブ・ウィンウッドの新譜とその前のアルバム〜ブラインド・フェイスあたりもきっかけになっているかもしれませんネ。
そうそう、ママボリンケンが取引先から入手したジミヘンボックス(ジミ・ヘンドリックス・レジェンド)も強烈です。ジミヘンの短い活動を丹念にまとめた本ですが、契約書や手紙、歌詞を書いたメモとかレプリカで、文章の間に挟まっている形式を取っています。重い本ですので通勤途中で気軽に読むワケに行きませんが、こういう手もあったかと感心。加えて、バンド・オブ・ジプシーとスライやマイルスとの関係とか、凄く気にしています。JBやスライのリズムにジミヘンのキザミがあったら震えてしまいそうです。
新譜をほとんど追いかけていない私ですが、久々に心震わせているのが、11月に来日予定のマリア・ヘタ。そして、Ryoさんから教えてもらったMMJ(My Morning Jacket)がイイ!ああ、ここ数週間のロックへ偏向しているのも、MMJに出会うためなのかなぁ...とも。MMJはケンタッキー州出身だけど、ケンタッキーってどんなところなんだろう?たまたま、聴いているのがデビュー盤だけど、ブライアンの新譜やライ・クーダーの新譜に感じる何かがあって。それが何なのかうまくいえないのが歯がゆいです。
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