月曜日(11/10)のコンサートの余韻に未だに浸っています
はにかんだり、顔をしかめたり、豪快に歌い飛ばしたり、リズムに合わせての細かなステップ、ステージを左右に歩き回りスカートをフリフリ。ブラジルのパッケージをそのまま持ち込んだステージは、等身大の姿だったのでしょうか。3曲目を終わった時にMCが入った以外は、ほぼ歌い詰め。ああ、どこまでいってしまうのだろうかと時折不安になることもありましたが、とにかく歌うその姿に引き込まれていました。ふくよかで柔らかいフレーズと的確なサポートのバック。マリア・ヒタが到達し目指している世界はもっともっと上にあるかもしれません
が、今は、その通過点に立ち会えた喜びでいっぱいです。
急に行くことを決め手にした席は二回の後ろの方でしたが、周りは4〜5人のグループで集まったブラジル人ばかりで盛り上がっていました。そういえば、コンサート前にブラジルのテレビクルーが客席にインタビューして回るシーンもありました。どこかのCATVかなんかでも放映されるのでしょうか、ちょっと気になります。コンサートを映像で再び体験したいのですが、これはリージョンが違うのでウチの環境で見ることが出来ないのが残念です。
う〜ん、やっぱり、ライブはいいですね。故郷を離れて生活している人たちが、故郷の音楽に再会する。そこにある何かの感情。音楽は広いようで狭いコミュニティの中で生きている。私はいつもそこの関係者ではないが、とにかくその世界が好きという立場。目の前で演られているそのもの以上に想像しては、心を振り動かされているのです。今は、図書館から借りてきているエリス・レジーナの伝記を読み始めています。
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