生産者の思いをたっぷり
昨日の泉銀さんは、もぉ朝から釜石ブランド桜満開牡蠣祭り。生産者の思いを一身に受けた思いがぐると巡りたじろいでしまうほどの熱気。桜が満開になるまで楽しめる牡蠣が今年初めてお目見となっては、何が何でも行かねばと開店直後の店内。アリーナ席にズドーンと並べられた釜石ブランド桜満開牡蠣がはちきれんばかりだった。
昨年は自分で剥いてみたものの今年はおまかせ。大きいところを選んでいただいたものだから皿から溢れんばかり。国産レモンをチュッと絞りそのままツルンと。いやもぉ、真っ青な海から獲られたそのままの香り、ぷるんとした食感、あっという間ののどごし。なんでも、桜が咲き始めるごとに風味と味わいが増しリンゴのような味わいになるという、そうだ、これからそれを追いかけてみよう、と誓ってしまった。
新感覚ばらちらし
泉銀さん店内であれこれ選びばらちらし。うんこれが、我家の定番。今日は嗜好を変え、すし酢の代わりに国産レモンと塩、シソの代わりにイタリアンパセリ、そしてセドリック・カサノヴァのオリーブオイル。蟹のむき身、真鯛、ホタテ、チャービル、ディル、紫蘇の穂をちらし、荒く砕いたピンクペッパーをあしらう。
泉銀さんで選りすぐりされたお魚の旨味を引き出すためにはこのフォーマットが一番ではと思わせるほどの新感覚なおいしさ。
釜石ブランド桜満開牡蠣も新感覚ばらちらしも、派手さをぐっと抑えた深みのあるおいしさ。微炭酸が爽やかな奈良の「風の森」と合わせると、しとやかな幸せに包まれてしまう。
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