Casa de Borinquen

香り高いジャスミンライスとパクチーが名脇役のタイカレー グリーンとレッド、どっちが好き？

簡単にできてヘルシーでおいしいタイカレー
グリーンはナスとチキンで、レッドはエビで。月に一回は食べたくなるタイカレーはグリーンとレッドをその日の気分で作り分け。グリーンのマイルドな辛さとレッドのストレートな辛さ。どちらも、香り高くやや固めに炊いたジャスミンライスにたっぷりのパクチーを盛り付けスープを多めに。油を使わないのもヘルシーさと、いつのまにか、額に汗してしまうのも楽しみのひとつ。

もう野菜が山盛りで主役の鰹のレアステーキが隠れてしまうほど

初夏を告げる鰹もサラダ風にしてみると
ルコラ、クレソン、イタリアンパセリ、バジル、ミント、ディル、トマト、素揚げしたズッキーニ、素揚げした玉ねぎを入れたバルサミコソース。もう野菜の山盛りに、主役の鰹（レアステーキ状態を冷蔵庫で寝かしておく）も見えなくなりそうです。鰹を一口大に切り分けて、野菜と共に食べると山と海との一体感も味わえます。

おいしくてあっという間に食べてしまいそうですが、結構手間がかかるので時間のあるときじゃないと作れないよね、とママボリンケン。（二年前も同時期に食べているんですよね）

素敵な空と風の中に包まれた浦安公園物語 それぞれの楽しみ方を見つけて笑顔がたくさん

浦安は公園の多い場所なんだねぇ...
と、ため息を付いていたのが連休前半に遊びに来ていたアンジーママの言葉。住んでいると当たり前のようなんですけど、広い道～エリアに必ずある公園って、私たちにもぐっと身近な存在です。色々と理由を付けてサボっていたランですが、新しい公園を探したり、総合公園の修復された場所も確認したかったので、久し振りにラン。

高洲海浜公園～鉄鋼団地に並行した新しい公園～高洲太陽の丘公園
3.11の前後に入居が始まったマンションのちょうど裏側が、高洲海浜公園とつながり長い遊歩道～公園になっていました。そして、ここを北上し第二湾岸予定地に向かうと高洲太陽の丘公園。こちらは以前からあったようですが来るのは初めて。

3.11以降閉鎖されていた総合公園三番瀬寄りの道
こちらも部分的ですが補修が終わり、総合公園～墓地公園がつながりました。こうなると、高洲海浜公園～高洲太陽の丘公園～境川を海に向かって～高洲海浜公園に戻り～橋を渡って～総合公園～三番瀬。季節も良くなりたっぷりと太陽の光を浴びて、疲れたら公園で休む、このコースが新しいランニングコースになりそうです。

公園といえばやはり総合公園の「海辺のライブラリー」
素晴らしい天気に支えられた今月の「海辺のライブラリー」には、不思議な一体感をも体現出来たほどでした。今まで見知らぬ人でも、ふらりと寄ってみたくなる。総合公園で生まれ育っている「海辺のライブラリー」、来月もいい天気に恵まれますように。

ようやく届いたバーミキュラ（VERMICULAR）から学ぶ「いただきます」と「ごちそうさま」を支える食の文化とは...

野菜、肉、魚の本来の良さを体感するならピッタリのお鍋
発注すること14ヶ月前。月に一回、製造過程や使い方を含むメールが届き、今か今かと待っていたのがバーミキュラ（VERMICULAR）のお鍋。素材の風味や味わいを封じ込める工夫がされたお鍋で作られる料理ってどんな感じなのかも興味津々。

パッケージを手にした時からの期待感はAppleのよう
新しいAppleの製品を手にした時の喜びは、実はパッケージを手にした時から始まるんです。そっと、シールにナイフを入れてパケージを開けるとMacの匂い。これもまた、Apple製品を手にする喜びのひとつ。これと同じ喜びは、バーミキュラ（VERMICULAR）を手にした時にも。パッケージや取扱説明書に溢れるセンスとずっしりとした重さ。パッケージを開くと、まず目にするのが「長い間お待たせしました」という手紙。う～ん、これなんですね、この細やかな気の使いかたから始まるバーミキュラ（VERMICULAR）の世界観。

発送連絡を前日に受取り、どれから作ろうか、と思案
色々考えながら、サイト内のレシピを見ていたのが昨夜のこと。鍋を洗いながら思いついたのが、まずはアスパラ料理。アスパラを敷いた上に玉子を落とし、モッツァレラをちらしてオーブンで熱する簡単グラタン。

夜は、サイトに紹介されていた「野菜の無水ポトフ」。鍋いっぱいに野菜を詰め込み（二番目の写真）蓋をしてバーミキュラ・ポイントの火加減で50分。野菜からにじみ出てくる香り高い水分＝だし汁が凝縮されて、なんともいえないほどの味わい。鍋本体の構造と独特のエッジ（鍋と蓋）の秘密を知ることになりました。

自分たちに必要な量だけを食することと、「いただきます」と「ごちそうさま」という言葉の意味から学ぶことって、実は同じことなのかな。そんなことすらも思いながら野菜をガモガモ...。

飽きずに再び昆布締め さらに昆布の滋味を深く知ることができた二日目の真実とは...

いい刺身のサクを見つけるとついつい
たまにはこってりとしたのを食べたいのですが、さっぱりとしてておいしいものを求める体質になっているのか今夜も昆布締め。ここ一ヶ月で何度作ったことか。いい昆布と出会えばこんなにおいしいものはないのではないかと。合わせるお酒もちょっとグレードのいい白ワインかやはり宮城の酒（日高見や乾坤一あたり）。

いつもは、一日目で食べてみましたが、二日目となるとさらに昆布の滋味を深く知ることができました。そうそう、その場でさっと作るアスパラガスのおひたしもとってもおしいかったです。こうして毎晩、ママボリンケンのママとアンジーママ、ママボリンケン、この三人の女性がワイワイしながらご飯を作っているのを見てるだけで楽しかった連休前半でした。

FUJIFILM X20 一週間の試写会を終えて 専門的なことはわからないけど、うん、なかなかよくできたカメラだね、と実感

ママボリンケンの妹さん（アンジーママ）に頼まれて選んだのがX20
実は密かに前期モデルのX10から気にしていて、バージョンアップしたX20ならどうかなと。まぁ、電気屋さんで手にとっても撮すものは店内の殺風景な様子や店員さんでは、ちょっと色っぽくない。なるべく慣れてもらうためにアンジーママに撮ってもらい、たまにアドバイス。その後ちょっと借りて、色々試しているうちに200枚以上も撮ってしまいました。私のカメラも同じFUJIFILM（HS10）なので操作とか直感的に分かり、とっさの設定もマニュアルいらずで済みました（もちろん二度程読んでおきました）。

●いいと思った点
・起動時間が短い
・ピント合わせが早い
・トイカメラなどのフィルターが豊富
・素直で深みのある描写
・意外と光学ズームの効果もある（手動なのが直感的）
・フラッシュも明るい
・ファインダーが明るい（ほとんどファインダーで撮りました）
・撮った写真はEye-FiでiPhoneへ転送
・手頃なサイズと重さとカメラらしいデザイン

●気になる点
・バッテリー充電アダプターの差しこみ部分が折りたためない
・液晶がやや暗い

なるべくカメラまかせにしてフレーミングに気をつけていればいい写真も撮れる、そんなカメラだと思います。気に入った写真は随時Facebookとかに載せていますが、4枚を選ぶとしたらこれでしょうか。

①夕焼けの小豆浜でダイナミックトーンフィルターを入れての写真は、偶然ですが遊びに来ていた四人の配置がなんともいい雰囲気に。
②トイカメラフィルターで撮った写真は、菖蒲田海岸でコンクリートに埋め込まれた金具。
③水族館のペンギンが泳いでいるのを連写で撮った写真。
④総合公園でスーパマクロでタンポポを下から撮った写真。

うん、初めてデジカメを使う人にとってもいいカメラなんではないかな？毎日何枚も撮っていれば、その内ベストショットもたくさん増えていくと思いますよ、きっと。で、個人的には今月末に発売予定の「GR」に「Eye-Fi」を組み合わせたのがお目当てかな。移動中ははiPhone 5で撮っていますが、この組み合せならもう問題ないのではないかと、ウフフしています。

松岡商店（塩釜水産物仲卸市場）で味わう本物のマグロの素晴らしを知ると違った世界も見えてくる

生マグロの水揚げ量が日本一の宮城県塩竈
日本全国広しといえども生マグロに関しては塩釜が日本一。ちょっと一味違う生のマグロを味わうにもちょうどいい季節がやってきたところで、贔屓にしている「松岡商店」へ。水揚げされたばかりの新鮮なマグロを大盤振る舞いされる試食コーナーも充実。売れているからサービスがいい、サービスがいいから売れる、人気が出る、愛敬もある。そして、刺身の切り方までも丁寧に色々と説明してくれる。ひっきりなしに人が集まり、主人の話を聞きながら気持よく買い物。ちょっと引いていてその分てきぱきとした仕事ぶりの奥さんの動きもいい（うん、美人）。いいとこ尽くしですが、やっぱり味も一流。夜明けの小豆浜に行ってその帰りに寄って、朝ごはんに赤身と中トロ（なんとおまけでいただいてしまった）。軽くビールなんて飲んだりして、実に幸せ。夜は夜で、おいしいお酒と共にじっくりと味わう。うんこれも、塩釜に行く楽しみのひとつ（というよりも目的）なんです。

なかなか手に入らない茹でたシャコ
ちょっと私は苦手なんですが、ママボリンケンらはガモガモ。一般家庭になかなか届かないようなんですけど、ママボリンケンが小さい時はこんもりと山盛りの茹でたシャコを当たり前のように食べていたそうです。尻尾を指にハメてムズムズしていたんだよ、そんな話を聞きながらの食卓も楽しいです。色々あると思うけど、折角皆集まったら楽しくいきたいですね...。

山形県に本拠地があるスーパーのヤマザワ
成城石井で売っているようなものはもちろんありませんが、だいたいのものが揃っているので地元密着型。季節になると、初めて見た時には驚いた芋煮会セット（鍋から材料、お酒までいっぺんに揃うのが嬉しい）とかもあるんですが、なんといってもナスの漬物がお勧め。またぁ？と呆られてしまうんですが、これも大好物なんです。塩釜に行った時には必ずお土産に持って帰ります。（5/9 追記） 

■ヤマザワ
http://yamazawa.co.jp/

河村要助モノクロームの真実 2013.5.7-5.19 タンバリンギャラリー

なぞるようにこの数十年間を見つめながら
ああ、要助さんの世界を目の前にして、だだもう涙。宝島前身のワンダーランドのコニーアイランド、NMM誌の特集、そして全霊を傾けた捨て身のサルサの数々。私の音楽の遍歴（いや人生をも）を垣間見るような、よく人が死ぬ前には走馬灯のように人生を見るというけど、そんな想いで胸が苦しくなるほどでした。

分厚いオーケストレーションが、イントロからただごとでは無い気分で襲撃する急速調の近作はどうだ。「メンティーラ（嘘）」はそのタイトル。いい感じになって来た夕暮れ時に、これに針を下ろしてはいけない。いくら愛され上手なレディーが一緒でも、二人に一瞬の気まずい空気が漂うに違いない。手遅れにならないように、私は念を押しておく。（サルサ天国 心の湖に小石を投げる紳士＝パキート・グスマンより）

全部欲しいのですが我慢に我慢して
一時間以上も迷いに迷って二点だけ（とりあえず）選んで一息。要助さんの原画（切り貼りもあり）をスキャンして、シルクスクリーンやGerman Etching Paperに印刷する手順も丁寧に教えていただきました。藤田さん〜Pヴァインの方々に感謝でいっぱいです。今夜はアンヘル・カナレス、サルサ・フィーバー、ラフィー・レアビあたりと戯れたい...。

■河村要助 モノクロームの真実
http://tambourin-gallery.com/tg/2013/04/post-109.html

夕凪の代ヶ崎 波の音すらも聞こえてこない圧倒的な夕焼けの前で何を求めればいいのだろうか...

本日二度目の小豆浜で夕日セッション
それならもっときれいな場所あるはずと多聞山。松島を眺めるのならここに決めている人も多いと言われる景勝地。山頂の駐車場に着くと、海に映り込む夕日の道。きっと、どこかの浜に行けばもっと大きく見えるはずだと、無我夢中で下山。気が急くので道無き道を闇雲に走り続けていました。

着いた場所は（後で知ったんですが）代ヶ崎
塩釜市場の対岸付近はママボリンケンらも初めて知る場所でしたが、ただもう圧倒的な夕日が目の前に。空と海のグラーデーション、波の音もしないほどの夕凪、三人でため息ばかり...。

仙台短信 気になっていたお墓参りを終えるとまるで見過ごした季節が目の前に蘇るようでクラクラ で、もうひとつの帰省の目的「麺屋 誠和」で再び悶絶

浦安の春はめまぐるしく訪れましたが
こうして塩釜〜仙台にいると、見過ごした季節感をもう一度なぞっていいるかの感覚に襲われます。ツクシを見つけた頃、桜が風に揺れている姿、水仙や菜の花を南房総で触れた気持ち、カラフルなチューリップ、名もない雑草。太陽の光、風の匂い、いつもの場所でいつもの季節を見つけお互いにうなずいたこと。こうして、見過ごしてしまった季節も、もう一度味わえるなんて、密かな喜びなんだろうなぁ...としみじみ。

年末年始に通ってしまった「麺屋 誠和」
やっぱり、待ちに待った味噌ラーメン。一口スープをすすり、一息。麺をゆっくり一口。熱々をハフハフしながら、ため息二つ。次々とお店に入ってくる客からの質問にてきぱきと応対しているのを聞いていると、特製しょうゆラーメンもお勧めだとか。今度は、それにしてみようかな...と。味噌で一回、二回目はしょうゆ特製にしてみよう...。

9:30-19:00 新浦安〜塩釜 いくらなんでもこれはかかり過ぎだろう 炬燵と福寿司が待っている団欒に大渋滞の疲れもゆっくりとほぐれて、今...

大渋滞を目の前にして眠くてダルくて気が重くなりそうな
なんだかんだで出発が二時間遅れ、首都高から渋滞。東北道に入った途端に微動だにしない状況も、福島を抜けるまでダラダラと。眠くなるので途中のPAで爆睡。それでも、まるで季節を戻るかのような外の風景、田植え前キラキラと光る水田、色とりどりの山桜、芽吹きはじめた樹々、梨の白い花。渋滞にため息をするよりも、ゆっくりと外の風景を味わっていました。

塩釜といえば、やはり福寿司
手と顔と足を洗って、まずはビールを一気に飲んで、プファ〜。濃い目のハイボールを二杯飲んで、届いたばかりの塩釜名物の福寿司。お寿司屋さんが多い町として有名な塩釜ですが、出前に特化した福寿司のお寿司は幸せを届けてくれますね。ホタルイカに香る季節感、味わい深いマグロ、プリプリのホタテ、甘いイカ...。気温8°、炬燵とストーブ、透き通るような夜空に浮かぶ星がとてもきれいです。

こうしていると、あの渋滞のことすらも遠い出来事のように思えてくるから不思議です。

塩釜へ帰るのを一日ずらして浦安の公園巡り 総合公園と弁天ふれあいの森公園、コンセプトの違いをも楽しめます

まだ浦安を満喫していない...
というワケでもう一日 自宅から歩いていけるいつもの総合公園。今日は爽やかな風がとても心地いいんです。買ったばかりのFUJIFILM X20を借りて、設定を色々変えながら様々なポジション。歩いて一周すると、足元に様々な季節感を知ることもできるんですね。走り去ってしまうのはもったいないほどです。歩いてお腹がすいてきたらillyで休憩。

駅前への買い物から足を伸ばして
弁天ふれあいの森公園は、総合公園と違ってそれぞれのテーマが繰り広げられて、それぞれが思い思いの楽しみが出来ますね。X20はアンジーママが使っているので、こちらはiPhone 5で撮りました。

こうして、一日の中で二つの公園を比べられるのも浦安ならではの楽しみなのではないでしょうか。

耐震工事が二ヶ月前に終わった佃島の天安 身近な存在だった葛西臨海公園の水族館 久しぶりの場所と初めての場所

炊きたてのご飯には天安の佃煮
ふんわりと炊けたご飯には季節の野菜（今ならふきのとう）を入れたあっさりめのおつけ、そして甘辛く煮込んだ佃煮がぴったり。腹八分目以下の朝食は一日の良いスタートを約束してくれるのではないかと信じて。その佃煮なら、長年通いつめた佃島の「天安」が私たちの好み。秋には耐震工事のために隣で仮店舗営業でしたが、二ヶ月前に元の場所で前とまったく変わらない佇まい。海苔、鰹、いかあられを頼んで、丁寧に包んでもらうのを待っている時間すらも楽しみな場所です。古い暖簾に重ねられた新しい暖簾が誇らしげ。そして、薄曇りの中から少し顔を出した太陽の光でキラキラする隅田川をぼんやりとながめるのも、ここならではの良さではないでしょうか。

色んな意味で身近な葛西臨海公園
ああ、こうなっていたのねと実感してしまった水族館
電車から見るたびに、ああ、あのドームのようなものはどうなっているのだろうかと。それでも、何十年も近所に住んでいるのに訪れる機会がありませんでした。アンジーママ＆グランママに誘われて、今日初めて行きました。エントランスホールを兼ねたドームは、東京湾を一望に見ることの出来る絶景。朝から昼へ、昼から夕方へ、その光の移り変わりもいつかは確かめたくなるような場所。3Fから2F、そして1Fへ進むと魚のことが詳しくなるようになっています。最後は、4種類のペンギンと触れ合うことも出来てちょっと盛り上がりました。

借りてみたFUJIFILM X20で、ハイスピードで泳ぐペンギンの姿も連写。X20のポテンシャルのチェックも出来ました。

こうして、人だらけの観光地や渋滞に悩まされず、身近な場所で楽しみを見出してしまう連休もあってもいいかな。

■葛西臨海水族館
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/

天安の詰め合わせの包装紙って、初めて見ましたが、う〜ん、これが実に味わい深い。志ん朝さんの「佃祭」を聞きたくなります。「器量の良い女の方が少し浅黒いというのはまことにいいもので。色の黒い分だけ婀娜っぽく見せます...ただ黒いのはいけませんですよ...」なんて、ところ大好き。（2013.5.5 追記）