炊きたてのご飯には天安の佃煮
ふんわりと炊けたご飯には季節の野菜(今ならふきのとう)を入れたあっさりめのおつけ、そして甘辛く煮込んだ佃煮がぴったり。腹八分目以下の朝食は一日の良いスタートを約束してくれるのではないかと信じて。その佃煮なら、長年通いつめた佃島の「天安」が私たちの好み。秋には耐震工事のために隣で仮店舗営業でしたが、二ヶ月前に元の場所で前とまったく変わらない佇まい。海苔、鰹、いかあられを頼んで、丁寧に包んでもらうのを待っている時間すらも楽しみな場所です。古い暖簾に重ねられた新しい暖簾が誇らしげ。そして、薄曇りの中から少し顔を出した太陽の光でキラキラする隅田川をぼんやりとながめるのも、ここならではの良さではないでしょうか。
色んな意味で身近な葛西臨海公園
ああ、こうなっていたのねと実感してしまった水族館
電車から見るたびに、ああ、あのドームのようなものはどうなっているのだろうかと。それでも、何十年も近所に住んでいるのに訪れる機会がありませんでした。アンジーママ&グランママに誘われて、今日初めて行きました。エントランスホールを兼ねたドームは、東京湾を一望に見ることの出来る絶景。朝から昼へ、昼から夕方へ、その光の移り変わりもいつかは確かめたくなるような場所。3Fから2F、そして1Fへ進むと魚のことが詳しくなるようになっています。最後は、4種類のペンギンと触れ合うことも出来てちょっと盛り上がりました。
借りてみたFUJIFILM X20で、ハイスピードで泳ぐペンギンの姿も連写。X20のポテンシャルのチェックも出来ました。
こうして、人だらけの観光地や渋滞に悩まされず、身近な場所で楽しみを見出してしまう連休もあってもいいかな。
■葛西臨海水族館
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/
天安の詰め合わせの包装紙って、初めて見ましたが、う〜ん、これが実に味わい深い。志ん朝さんの「佃祭」を聞きたくなります。「器量の良い女の方が少し浅黒いというのはまことにいいもので。色の黒い分だけ婀娜っぽく見せます...ただ黒いのはいけませんですよ...」なんて、ところ大好き。(2013.5.5 追記)
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