人の絆が金を生む、だなんてイヤないい方
某所でプロモーションとしてTwitterの活用についてお話したことがあります。まぁ、クロスメディア戦略などと大袈裟なタイトルを付けていました。WEBでもBLOGでもごくパーソナルな部分で始まった事が「ショーバイ」に結びつくなら...と色々戦略を練る。毎度のことで、関連するビジネス書が本屋に行けば山積み状態です。日経ビジネス「人の絆が金を生む」だってサ、何も知らないくせに。そして、扇情的すぎやしないか。そんな、ビジネス書を何冊も読むよりも、実際その渦の中に入ってしまうことの方が先と感じています。身近なところでは、iPad/iPhoneの本ではピカイチの内容のZONOさんの本。BLOGで書き溜めた内容を一冊の本にしたのですが、只今amazonのIT部門ではぶっちぎりのトップ。その後も、BLOGで続編が書かれているし、Twitterでも読者への小まめなフォローをみていると、ホント理想的な展開だなぁ..と感心することしきりです。勿論、感心しているばかりではなく、(私も含め)読者がいかに自分流に咀嚼し実践することが大事であることもよく分かります。
私のTwitterはごく個人的小規模です
KARAのメンバーも不定期ながらUPされて、なんちゃって翻訳で雰囲気だけでも感じることが出来るし、ケイタイで写された写真にもそのヒトなりの何か(エモーションと言うと大袈裟)を感じて、ぐっときてしまいます。そういうので、一喜一憂しているのも変な話ですが、例えばギュリがイキナリ金髪に脱色。エクステンションだろう...なんて思っているとTwitterのプロフィール写真も同じになっていて、こうして何度か見ていると慣れてきてしまいますね。南佳孝の歌で♪髪を変えたね、きれいになったけど、前の方がぐっと好みだった...なんて思い出してしまいます。そして、ハラの飛び跳ねている写真を見ていると、今晩イヤなこと連発のことなど吹き飛んでしまいますネ!
村上春樹のはBOTといって自動的にUPできる方法をとっています
時事問題や政治の話はなく、過去に出版された本や雑誌からの引用となっています。村上春樹の小説って物語のストーリーもさることながら、心に残るフレーズが多くて、それらをチェックしたりすることも読む楽しみとなっています。
《(40歳より)若い時に素敵なのは、多くの場合若さの助けを借りているからです。そういう助けなしで、素敵な女性になるというのは、間違いなく価値のある達成です》
というTweetに付けられたリンクから誘導されて『「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? 』という本を知りました。今まで、立ち読みはしたことがありましたが読んでみようとは思っていなかった本です。でも、amazonの中古で格安(今は絶版)だったのでまとめて購入。気になる項目から飛ばしながら、いや、前後しながら読んでいます。WEB上に寄せられた質問に、村上春樹がまじめに時にはジョークで答える。十年近い時間を経ても面白い表現が多くて、サイドディッシュとしても楽しめます。こういうつながりも、インターネット時代の表現形式だと思います。何でも、TwitterやBLOGのオーナーが亡くなったときに、それらを管理するサービスも米国では出てきているようで、考える人は考えているんだなぁ...と感心しています。
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