ガチョーンの復活
今から27年前に小林信彦さんが編集したキネマ旬報別冊「テレビの黄金時代」は実に読み応えのある内容です。テレビの創成期とクレイジーキャッツを両方知ることが出来る貴重な資料です。その中に、小林信彦、谷啓、大瀧詠一の豪華なメンバーによる対談があります。内容がとても濃くて何度読んでも新しい発見だらけです。
谷:...あのタイトルは、確か「ガチョン侍漫遊記」(笑)今ひとつ「ガチョン」が冴えないので、山奥にこもって修行をして、最後に...
小林:開眼する。
谷:それで、「ガチョーン」とやると、あちこちから人が障子なんかを突き破って入ってくる(笑)。とにかく、最後のその「ガチョン」だけですからね。
小林:そのために、全部があるというのは、すごい。
谷:ええ。
(中略)
大瀧:...ある意味合いで、音のカリカチュアライズですからね。ポップスは。機械が良くなってきて、いろんな音がとれて、ナマ音を変化させられるというのが、ここ二十年くらいの歩みだと思います。
①さあ、困った。かえす言葉もない
②呼吸をためて....
③裂布(れっぱく)の気合いで
④万物を掴みよせるように
ガチョ〜〜ン
いいなぁ、昭和の子供達はこれで何ヶ月も楽しんでいたんだよな。
いいな〜これ。
ビョ〜ンとムヒョーッも是非知りたいス。
投稿情報: aurorayama | 2010/09/17 11:39