Casa de Borinquen

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 ウマさがにじみ出てくる純正ヒロポン大盛り100 親しみもある佇まいこそがんこの魅力と再認識

二週間ぶりだから余計に
不純、パンプキン、業務用...だったので久しぶりの純正ヒロポン。純正ならではの奥行きや味の変化にたまらなくなるほどウマかったなぁ。家元の笑顔、女性客の屈託のない笑い声。ほんわかしたムードもまたとても良かった。

もうすぐクリスマス。
ここに火が灯るといよいよ慌ただしくなるんだろうなぁ...きっと。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 業務用スープ100 挑発的かつ暴力的スープは店を出て数歩で跡形もなく消えてしまったんだ...

抜き打ちではなく予告はありがたい
業務用スープかもしれないとドキドキハカハカしながらでは食べていても落ち着かない。それもあってか家元の予告（おととい店でまたはBLOG）があり、ものは試し。様々な業務用を試しながら徐々に（業務用の）腕を上げてきた家元の自信作。まぁ、ちょっと変態だけど、興味津々。

跡形もなく消えてしまうなんて...
見た目はやや脂っぽく黄色っぽい、勇気を出して一口。肩透かしの味わいながらも研究の成果（？）のためは普通にウマく感じる。三口すすって麺を絡めると、なんか物足りない。2/3ほど食べてタレをレンゲ3/4ほど手前に投入。投入した部分とそのままの部分を交互に食べてみる。何か足りない。普段はまったく入れない胡椒をパラパラ。これでなんとか収まったかな。しかも、店を出て数歩歩き始めると何もかもも跡形もなく消えてしまったほど。

予告なしで出されれば必ず分かるかどうかは自信があるとは言えないかなぁ。普段は、がんこ以外はここ数年は行ってなく、がんこ以外に行くとしても本炊の店にしか行っていないので化学調味料入の味に慣れ親しんでいるわけではないが、なるほどこういう感じなのかと納得。

うん、純正ヒロポンをきっちりと味わいたいナ＼＼(^熱望^)／／

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 ハロウィンパンプキン100 かぼちゃのすっきりとした甘味が一味違うおいしさ

大好きな野菜シリーズ
渋谷の馬鹿騒ぎは沖縄の成人式と同じノリなのか。もっと大事なことを伝えるべきニュースが連日報道しているものだから、ハロウィンにはネガティブなイメージ。どっこいこちらは並びも思ったほど多くなく静寂。

さぁて、どんな感じだろうかとハロウィンパンプキンスープを一口。ポタージュのようなのかと思いきや、そこはがんこらしいチューニング。いつもの味わいにほんのりと甘さをブレンドしてあり、そのすっきり具合も合わせてがとてもおいしい。こうした堅苦しくないとこもまたがんこの魅力なんだなぁ。

季節の野菜シリーズは柿と牡蠣も予定されているそうで、こちらもまた楽しみ。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 蛤不純100 日曜日の蛤が官能を呼びマービン・ゲイ『I Want You』を思い出す それは女性の細かいサインを見逃すなってことかな

体の芯にある何かを刺激されて
...しまったかのような、日曜日の蛤が残る官能スープ。女性の細かいサインを見逃すなってことかな。そんなことを考えながら妙に疼く今日のがんこ。帰りはマービン・ゲイ『I Want You』を聴きながら、明日、明々後日のがんこもまた楽しみだなぁ...とほくそ笑んでいた。

うんまぁ、今日で4ヶ月間に渡る大仕事にいい結果を呼び込むことに安堵しながら都営バスから眺める夕焼けが眩しかったなぁ...(´•_•`)

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 二週間ぶりの上品の澄み切った心もまたがんこの魅力だなぁ

無性に食べたくなるのはヒロポンと同じ
そんな気持ちが高ぶり途中下車。昨日同様到着から食べ終わりまで1時間以内。昼時にかかわらずこんな感じで続いて欲しい。

さておき、久しぶりの上品
二週間前はやや強気の設定でしたが、今日は穏やかな上品らしい味わい。どちらかに振れるわけでもなく、私の琴線にピタリと迫る味わいを堪能し、夢ここちで帰りのゆるい坂道を歩きながらニタニタ。

駅までの横道で見つけたランタンもまた眩しいほど輝き、空も上品のように澄み切っていた秋の昼下がり。iPhone Xで『関東無宿』（鈴木清順監督、小林旭主演）を観ながら次の拠点へ移動...。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 純正ヒロポン100大盛り 13日ぶりのがんこ、そしてヒロポンが髄まで染み渡りなんとも言えず悶絶

多忙かつ折り合いがつかず
がんこにもヒロポンにもありつけないもどかしさの13日。体調も整えて久しぶりの大盛り。スープ一口目で家元の本気度が伺えるほど。激しさをぐっとこらえるかのようなじんわりとした甘さが風味に化け弾ける。押しよりも引きの美学に後押しされ二口三口。紅い丼から湧き上がる歓声と匂い立つヒロポン臭。

 

こうでなくっちゃと、
♪あとはおぼろ...あとはおぼろ...恍惚のブルース...。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 やはり純正ヒロポンの魅力には勝てない

本炊と業務用スープの差
抜き打ちで業務用スープを使って、その差を啓蒙する新しい試み。その趣旨には賛同できるけど、僅かな合間を割いてがんこに通っている身では、正直業界用スープに当たったらイヤだな...というのも正直な気持ち。その半面（怖いもの見たさで）試してみたい...気持ちもある。稼働日が不規則な上に業界スープとなると、週に二回の純正ヒロポン/上品のローテーションを守るのも大変かと。

そのせいか空いていた
到着して食べ終わるまで40分。いつもよりも軽やかな純正ヒロポンも、食べ進むうちにじわじわと深みを増してくる。スープだけで完成ではなく、麺、悪魔肉、チャーシューの三位一体となった味わいと魅力に勝てるものはないと、いつもながら一人ニンマリ。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 ふくよかな中に狂乱を生む純正ヒロポン100に今日も酔いしれてしまった

二重奏、いや三重奏
一口目、二口目はやんわり、悪魔肉の味わいがスープにとけ始めてくるあたりから、二重奏、三重奏。ふくよかな中に静かな狂乱すらも垣間見えてくると、あっあ〜んと快楽すらも。どんな純正ヒロポンかな、と毎回楽しみを残してくれるがんこの奥深い世界観に今日も打ちのめされてしまった。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 クモエビ不純100 なんとまぁやさしい味のほんのりとした微笑は、まるでボビー・バレンティンのベースに揺られているようだった

初めて聞くクモエビ
日曜日のスペシャルを逃してしまったので今日は不純で。上品と不純はいつも悩むところだけど、ベンチに座っているうちに漂う匂いに負けてしまった。スープを一口すすると、なんとまぁ優しい香りと味わい。名前から想像できないほどの上品な甘さが際立ち、家元のチューニングは、まるでボビー・バレンティンのベースに揺られているようだった。

ストレートなスペシャルもいいけど不純もイイもんだな。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 出来たての純正ヒロポン100に宿る神々の姿にじんわりときて涙目

一週間ぶりのがんこ
もちろん純正ヒロポン。月末の金曜日のせいだろうか今日は思いのほか空いていて6人目に接続あっという間にカウンターに。一週間ぶりのがんこでもあり、開店直後の純正ヒロポンはどうだろうかとワクワク。

この見事なまでの調和
具材と具材との会話、激しさを奥に潜めた清涼感、じんわりと滲み出す神々の姿。この見事までの調和の前には言葉もなく、ただもう前のめりに悶絶してしまった。

なんでも、出来たてと閉店間際を味わう人、上品をアメリカン・普通〜ヒロポンの味比べで4杯を目指す人。私もつられて（食べ終わると二人の待ち）上品...と思いましたが、やっぱりそんなに食べられないと断念..。

台風直前のぱぁ〜と青空。
まるで今日のがんこのよう。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 純正ヒロポン100 13:30のスープは100というよりも140に近くどっしりとしながらそれでいて軽やかなウマさだ

週に一回のヒロポン
それは特別なものであり日常的なものであり、欠かせないものでもある。13:00近い純正ヒロポン100は140近く、やや濁っていながら、それでも軽やかを同時に合わせたウマさだ。そのサジ加減がいかにもがんこらしいと思い知ることに。クライド・スタブルフィールドのドラムを思い出してしまった。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 純正ヒロポン100 股間をぎゅっと握ってしまうみたいな、そういう力を持っているかのようだ

メリハリの効いたスープを一口
そのスープがまとわりつくつくものに変化し始める。おおっと驚き立て続けに三口四口。これだから純正ヒロポンはやめられない。麺を絡めて啜るとぐっとせり出す滋味と旨味。上品と違ってこの七色変幻なライブ感もまたダイナミック。

食べている人の股間をぎゅっと握ってしまうみたいな、そういう力をやはり純正ヒロポンは持っているかのようだ。

荒木町探索
純正ヒロポンの余韻に浸りながらいつもよりもゆっくりめに地下鉄駅までブラブラ。来月お祭りがあるみたい。長年通っているけどがんこ以外知らないので、ちょっと覗いてみたいな。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 上品の凛とした佇まいもまた素敵すぎる

純正ヒロポンとくれば上品
がんこ家元の歴史がいっぱいに詰まった王道の味。それが上品だ。どこにでもありそうでいながら、やはりここにしかない凛とした佇まい。節の風味に誘われ清廉潔白なスープを立て続けに口にして、はぁ～とため息。ケレン味のない、どこか優しさもにじみ出てくる姿もまた素敵すぎる。

今週は、台風21号、平成30年北海道胆振（いぶり）東部地震と自然の猛威に翻弄され続けていたが、強力扇風機〜上品を目の前にしてどこか（少しだけ）ほっとしてしまった。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 純正ヒロポン100 これぞスペシャルと言わせる多重レイヤーの味わいの真実

木曜日は会社員が多い
がんこに求めるものは人それぞれだと思うけど、私なら純正ヒロポンか上品。今日も初めての人が何人もいて、都度家元からスープを紹介されていた。そのやり取りを横で見ていると、なかなかおもしろい。

こちらが濁った方、こちらが澄んだ方
こちらが人気のある方（ヒロポン）、こちらがおすすめ（上品）

（お客がヒロポンを選ぶと）悪い女を選んだね。こちらが（上品）いい女だけど
悪い女の方が魅力あって惹かれるんだろうけどね

で、その悪い女の方
今日は魚介系がやや全面に出ながらもバランスの取れたいつもながらの純正ヒロポン。今日はどんな感じかなぁと待っている間のワクワク感もタマラナイ。日曜日スペシャルの素材の強烈な引きはないにしても、最後までじんわりと滋味が続く旨さ。これにハマるとあとは引けないんだ。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 純正ヒロポン100ウィンナー入り 穏やかで七色七変化な私の大好きな味わい

シナチクがないから
と、言われてカウンター越しにウィンナー一本。カニカマの入った上品、ウィンナー入の純正ヒロポン。これだけでマイッていると、開店二時間後の純正ヒロポンのスープ具合に翻弄されてしまった。

シャープな切れ味をぐっと奥に潜め、丸みを全面に押し出した穏やかで七色七変化な味わい。フレッド・アステアの華麗でスキのない、それでいてコケティッシュなステップのようだ。こういうのが私は好きなんだろうな...と妙に納得。