フィル・スペクターとの関係、ジョージやクラプトンとの関係、そういえばアル・ジャローのデビュー盤1曲目の「Rainbow In You Eyes」、エルトン・ジョン、トミー・リピューマ...。改めて分かる屈指のメロディーメーカー。スタジオの裏方を重ねながら虎視眈々と人脈を作っていたのは、どこかスライ・ストーンやトッド・ラングレンを思い浮かべる。Pro Toolsもない時代に多重録音している共通項もある。
今、朝昼晩と何度も繰り返して聴いているのが自身が創立したシェルターレーベル最後のアルバム『Will O' the Wisp』に収録の「Bluebird」。アレンジもバック(ドラム以外は本人の多重録音=スライもトッド・ラングレンも)も歌いっぷりも抑制がありながらどこかふくよかで、レオン・ラッセルの声も艷やか。他に「Lady Blue」という泣かせる曲もあり目が離せない。というワケで、ソロ・デビュー盤や晩年あたりも聴き直してみようと思っている。
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