Casa de Borinquen

カレーノトリコ@神田 あいがけカレー3辛+チキン・パクチー・ニラ さらりとしたルーに潜むスパイシーで味わい深い酸味と甘さ チキンの圧倒的な姿も眩しい

気難しい、実はそうじゃない
開店直後、すぐにカウンターへ案内されたのはラッキーだったのか、あっという間に数人の行列。注文後に、ルーを整えチキンを焼き始める。なるほどこういうアプローチもあるのだな、と無駄のない動きを見ながら感心することしきり。気難しいとの評判も、カレーに向き合う真摯な姿とすれば当然のことだろうと思う。

一皿に様々な表情
下から時計回りに、インドカレー、ニラ、ご飯（ドライカレー+フライドオニオン）、パクチー。インドカレーの下には圧倒的な存在感のチキン。さらりとしたルーは私好み。辛さ3（中辛）のためか激しさは感じなく、かえって酸味と甘味の持ち味を同時に知ることになり実においしい。

ご飯をくずしてニラと合わせれば野菜が引き立ち、チキンを頬張れば表面カリカリ中ジューシーさを味わえる。パクチーの香りと歯ざわりも心地良い。さりげないカスリメティもカレーの風味を引き立たせている。

ドライカレーにはこんにゃくも入ってるというがよく分からなかったので、近いうちになるべく早めに再訪して（次は5か8辛＋牛すじ、または野菜＋ラムそぼろ）色々と確かめてみたい。そうそう、Twitterでも紹介されている双子の赤ちゃんが愛くるしい、背中でも語っていた。

■カレーノトリコ
東京都千代田区神田鍛冶町3-5-3
メトロ銀座線神田駅5番出口から徒歩3分
https://twitter.com/currynotrico
https://forzastyle.com/articles/-/56125（インタビュー記事）

チュルチュルネバネバのオクラ素麺は梅肉多めで後味スッキリ

kiredoさんのオクラ
立派なオクラをどうしようか考えて思いついたのがオクラ素麺。オクラを1分だけ茹でて、梅肉とオクラを細かく刻む。トントントン...。この刻む工程がことのほか楽しく、なめろう作りもこんな楽しみもあるのではないかと想像しながら、千倉の大徳家さんの大将の顔を思い浮かべていた。うん、元気だろうか？早く色々終息して再び会える日を心待ちにしているんだけどなぁ。

刻んだオクラと梅肉はボールに入れ、すりおろしたにんにくと混ぜ、粘りが出るまでとことん混ぜ冷蔵庫で冷やす。

我が家の素麺は長崎産「全粒粉 島原手延そうめん」
コシがあり風味もよくお気に入り。オクラと梅肉を盛り付け、最後にたっぷりの海苔。梅肉の量を増やしているのでスッキリと。全体を大きく絡めてチュルチュルネバネバ。うん、とてもおいしかった。

IMADRYA本店でARAMASA6に近い感覚と勧められた奈良のお酒「Grazie a Dio」も味わい深くもスッキリとしておいしかった。

今度は焼き茄子を使った素麺を食べたいな。

吉田カレー@Home 卵かけご飯カルボナーラ風カレー（中辛・ポークビンダルー）添

大熱大陸LITE
限定お弁当などで圧倒的な存在感を示している「卵かけご飯カルボナーラ」を見る度に、いやもぉ食べたい、どんな風なのか気になって気になっていた。週末に情熱大陸（LITE）を見つけ、吉田さん本人が作っているのを見ていたらそりゃもぉ、いても立ってもいられなくなってしまった。

 

中辛のレトルトにポークビンダルー試作品。卵かけご飯にはアチャールの素で作ったビーフキーマを少し追加。作り方は動画を見ていただくとして（6:51〜）、どぉ？なかなかハンサムでチャーミングな出来上がりではないだろうか。吉田さんがおっしゃっていましたが「卵とチーズとバターは多めに」。

トマトと玉ねぎの歯ざわりとポークビンダルーの酸っぱ辛さ。お肉ゴロゴロ。さらにアチャールとビーフキーマを添えた豪華さ。吉田カレーレトルトの驚くべき大変身に今夜もまた悶てしまった。

情熱大陸LITEって、落合さんや日高さんも登場して、家庭でも気軽にできるイタリアンも紹介。レシピ本では伝わりにくい部分もよく分かりためになる。「フライパン内の音」に気を配ること...うん、プロの言うことは違うなぁと納得。

キレドベジタブルアトリエ@千葉市若葉区 親密さいっぱいの野菜と鳥居あいさんの器が呼び込む夏の夜の密かな楽しみ

おいしい野菜が食べたい
ちょうど開催されている鳥居あいさんの個展「SUN SUN SUN!」に合わせて、そう思い立った土曜日はキレドベジタブルアトリエへ。鳥居あいさんの黄色い器ときゅうりと茄子の歯ざわり、ほのかなミントの香りの親密さいっぱいの野菜との組み合わせは、とぉってもラブリー。浦安名物のMEINAのパン（ロレイエ、ブール）と生ハム、スモークカマンベール。そして、キリリと冷やしたスパークリングロゼ。体の中が生まれ変わるような晩ご飯。

そうそう、陶器は目止めをするために込めのとぎ汁で1時間茹でることを知りました。色目が艶やかになったようで、なるほど、知らなかったなぁ...と妙に感心してしまった。

ちょっと寂しいけど、境川のひまわりもそろそろ見納めかな。

■kiredo
https://www.kiredo.com/
https://www.kiredo.com/atelier

少年と犬（馳星周）岩手から熊本までの長旅 出会いと別れ、そして再会

読後の静かな余韻
私は犬も猫も飼ったことがなく、その喜びも楽しさも悲しみも未経験。それでも、家族や（しばらく会っていない人も含め）周りの人たちは、なぜか犬や猫と暮らしている。羨ましいなぁ、一緒に暮らしたらどんなことが起きるのだろうかと想像。知り合いのドックトレーナーの真摯な姿をいつも思い出し、私はそんな姿勢で向き合えることができるのだろうかと自分に問いかけてもいる。

釜石と熊本を繋ぐ旅路
岩手釜石〜宮城仙台市〜福島南相馬市〜新潟魚沼市〜富山市〜滋賀大津市〜京都〜島根〜熊本。まるでロードムービーのような展開、神様が遣わした贈り物。釜石と熊本が最後で結びつき、愛情と尊敬の物語の終わりに深い感銘を受けてしまった。

読後、再びどんな姿勢で向き合えることができるのだろうかと自分に問いかけている。

吉田カレー@荻窪 MIX並Wキーマ二山豚アチャール納豆カスリメティ 今日もしばらく食べないと口ざみしさを感じる誘惑の一皿に悶てしまった

限定やスペシャルと定番
お店の良さを最大限に味わうなら、限定やスペシャルに惑わされず
に定番も選びたい。そして、その定番が昨日と今日ではどういう風に同じでどういう風に違うのかも知りたい。そしてトッピングを僅かに変えてみたら違うものが見えてくるかもしれない。

今日はWキーマ二山
カウンターから窓席までそっと運んだつもりでも黄身がやや崩れてしまったが、Wキーマ二山の構図はいつ見ても美しい。山の麓には端から端までの豚。しかも収まりきれない部分が折り返してあり、その存在感がぐぐっと迫ってくるからたまらない。

黄身を崩してTKG（withキーマ）に納豆はどうだ。キーマの甘さと納豆の粘り気にTKGが合いすぎて、う～んと唸ってしまった。端がぷるぷるの豚は芯までトロトロ。もちろんアチャールのシャキシャキ感もすきがない。少しずつ崩しながら食べ進め、残り3/4の段階で全部混ぜ。混沌としながらもどこか定規で引いた線のように整然としているおいしさも素晴らしい。

アチャールの素
確か鶏油ver。残っていてよかった。なくなっていたら「アチャー」とか言ったら白い目で見られるかなとか考えていたから...。アチャールとビーフキーマを週末に仕込んでおけば、しばらくは楽しめそうだ。

それにしても、柴崎亭〜がんこ〜吉田カレー...と三日連続大好きな処巡りで幸せ(´･_･`)

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 待ちに待ち神々が宿る上品には、何かの方程式が常識や理屈を飛び越えているのかもしれない

待ちに待った上品
純正100〜上品というローテーションが様々な理由で崩れていて毎朝のBLOGチェックで毎朝やきもき。今日も平日最初で最後の営業。そのためか到着時にすでに階段待ち。村上春樹の『一人称単数』を読みながら静かに待った。

何かの方程式
7/1以来の上品。今回は家元仕様ではなく、味を再確認したくノーマル。節の香りとほどよいかえしやヴァニラ・アイスの加減。食べ慣れた味わいがくっきりと蘇り結実していく。待ちに待ち神々が宿る上品には、何かの方程式が常識や理屈を飛び越えたものがあるのかもしれない。

柴崎亭@つつじヶ丘 想像を遥かに超え意外性に満ち溢れた昼限定えびかけそば＋牡蠣バター醤油ご飯に平常心を失ってしまうほど

ああ、やっぱり柴崎亭
新型コロナウィルスの影響で調布の現場に行くことがままならぬ状態が続き、我が柴崎亭にもすっかりご無沙汰。考えてみれば1/6以来。あまりにも久しぶりなので、やや緊張してしまったが、「元気でしたか？」などやさしい言葉をかけていただき、まるで我が家に帰ってきたかのような心地いい安堵感に包まれてしまった。

えびかけそば＋牡蠣バター醤油ご飯
今日の昼限定は想像や予想を遥かに超え意外性に満ち溢れた一杯。気持ちいいほど冷やされた器と麺。ほのかなえび出汁が際立つやや辛めのスープ。仕上げのオリーブオイルと辣油が上品なアクセントか。玉ねぎとネギの食感も交えて、スープ一口で思わず唸る。丁寧に折りたたまれた麺と絡めると、多幸感に巡り合ってしまった。ああ、やっぱり柴崎亭。これほどまでに極めているなんて、平常心を失ってしまうほどだった。

暑さ対策万全
クラウドファンディングで設置された大きなひさし（実は私も参加＝初クラウドファンディング）、ミスト付き大型扇風機（結構涼しい）、入り口開閉3秒制限。炎天下で待っていても万全。流石、柴崎亭だ‼

駅南も様変わり
広大なぶどう畑が駐輪場へ整備。あまりにも整然としてしまい驚いてしまった。明日は調布を飛び越えて府中で立ち会い。しばらくぶりの人たちに会うのも楽しみだ。

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クラウドファンディングの共通御食事券（10枚）が届きました。
有効期限が2021.8.31まで一年間。大事に使いたい。
（2020.8.27 20:05追記）

バーミュキュラフライパン（24cm深型）で作る炒飯は続く...

冷蔵庫にあるもので
トリじゃがの鶏もも、ゴーヤチャンプルーの豚肉を使い、ゴーヤと青唐辛子入り夏炒飯。快豆黒頭巾はお弁当を温めてから散らす豪華版。ほんのりと辛く苦味がアクセント。中華スープの粉末を少々入れ、仕上げにフライパンの縁に醤油。これでぐっとコクと旨味が出てくる。お弁当のお供はMUJI の豚肉と青梗菜の胡麻味噌坦々スープ。うん、おいしいランチタイムが楽しみだ。

ケチャップとトマトピューレ
ウインナー、青唐辛子、オリーブ、きのこを入れたケチャップライス。パルメザンを散らすと、温めた時に風味アップ。青唐辛子のピリピリ感とケチャップ～トマトピューレの甘さで二度おいしい。隠し味にPECKの野菜コンソメでぐっと味に深みが増した。ご飯をパスタに替えるとまるでナポリタンだね。

通勤用のMUJI自転車はもう13年目。前後のタイヤを1回づつ交換、ギヤチェンジは壊れてしまったものの、さほどの傷みもなく快適。まだまだ、乗り続けていくことだろう。何故かムーンライダーズの『アマチュア・アカデミー』がどんなサウンドだったか思い出している。

黄昏時に光る猫眼と思わず唸るSpotifyの選曲

今日も暑かったなぁ...
と家路に向かう境川。何かが動く気配に振り向くととうずくまる猫。たまに見かける三毛猫。近づいても人馴れしているのか、さっと逃げることなくじっとこちらの様子を伺っている。キラリと眼が光り、そそくさとどこかへ行ってしまった。

思わず唸るSpotifyの選曲
ニール・ヤングの2ndが終わり、あとはSpotifyが自動選曲（設定でON/OFF）。あれ、誰だっけ？とiPhoneで確認したり、知っている曲に懐かしんだり。どんなアルゴリズムなのか気になるが、あまり深く考えずに身を任せてしまう。Heart of Gold～Helpless～Willin～Still Crazy〜What Is Life～Pink Moon〜Sweet Jane～Coney Island Baby...。ヴェルベットからルー・リードへの流れに思わず唸ってしまった。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 丸ガニ・乾燥ホタルイカ・のどぐろ煮干スペシャル 家元の創るラーメンは、家元を離れたラーメンだから面白い

お盆スペシャルの最終日
セコガニ・毛ガニと３日連続のカニづくしの今日は、丸ガニ15kg、乾燥ホタルイカ5kg、のどぐろの煮干し2kg。一昨日も感じたけど、カニが全面に出てくるというよりも、ぐっと奥で下支えしている乾燥ホタルイカ・のどぐろ煮干の主張の方が強いのかな。それでも、やはりと唸らされてしまうウマさ。家元の創るラーメンは、家元を離れたラーメンだから面白いなぁ、とニヤリとしてしまった。

MacBook Air 13-inch Space Gray 1GHz/8GB/256GB USKeyboard 我が家にやってきた久しぶりの新しいMacは驚くほど進化していた

銀座から丸の内
スペックは決まっていたのでサクッと...と考えApple 銀座へ。ところが、新型コロナウイルスの影響で入場制限中。12:00着で15:00の予約。そんなに待てない！ため、激しい日差しを避け地下道を徒歩でApple 丸の内へ。ここでも、入場制限中。がしかし、購入前提、スペック決定済みと伝えると即入店。過去に前例がないほど、わずか15分で購入とはあっけないほど。もはや、店頭で色々と相談しながら機種選びよりも、ネットで購入する選択肢が増えているのだろうか？

帰宅後早速楽しい設定
一晩かかっても、新旧のOSの違いでヤキモキしたり、Apple IDを思い出したりでイライラするのも含め、好きなんです、新しいMacの設定。

・まず開封後Macの匂いを嗅ぐ（SE/30から続く儀式のようなもの）
・iChoud、Apple ID設定
・Office2019再インストール
・各種設定
・iOSのUPD

今回は旧Macからのデータ移行なし～新規設定のため2時間で設定完了。iCloudから、メール、ブックマーカーはそのまま移行。あっという間に終わり拍子抜けしたほど。今年3月にリニューアルされたMacBook Airは、Retinaディスプレイ、新しいMagic Keyboard、Touch ID、一日中持続するバッテリーを搭載。薄く軽く、パフォーマンスが最大2倍。驚くべき進化で唸るほど素晴らしい。USキーボードでの日本語入力モードが「Control+スペースバー」がデフォルトになり、この辺は確認中。
https://support.apple.com/ja-jp/guide/japanese-input-method/jpim10267/mac

ちょうど今日発売のカバー
そうなんです、これ。今日発売の13インチ用のカバー。久しぶりのふなっしーLANDはファンが大集合。お目当ての新商品をめぐり開店直後は大盛りあがり。カバーはやや大きめだけどカバーとMacを同時に手に入れご満悦。

今は「ApplenStore...」じゃなくて「Apple 丸の内」とかの名称に代わったよう。うん、私はもう少しお金を貯め、Appleシリコン搭載のMacBook Pro 16インチ狙い。はて、どこで手にするのかな？

そうそう、丸の内から銀座へ戻る時にJapnTaxi。低床フラットフロアのため乗りやすく、足元も広く、ハイブリッドのせいか乗り心地抜群。ドアが電動スライドにびっくり。通常のコンフォートだと不思議に車酔いする私ですが、とても快適。考えてみたらタクシーに乗るのは随分久しぶり。こんなにいいのならちょくちょく利用してみたいと思った。

■タクシーの車種
https://japantaxi.jp/notes/2019/04/26/01.html

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 セコ蟹+イチジクスペシャル ほのかな甘酸っぱさが溶け出した悪魔肉の滋味に馴染むと違った世界が見えてくる

待ってましたの一週間ぶり
セコ蟹+イチジク。さてどんな感じだろうかとイソイソと急ぐと階段待ち。それでも数分で通常の列に並び始める。廊下に出してある、煮干し、乾燥ホタル烏賊、のどくろの煮干の濃厚な匂いでさらに盛り上がる。

ほのかな甘酸っぱさから始まった
これはイチジク効果なのだろうかと三口すすっていた。次第に溶け出す悪魔肉の滋味。ほのかな甘酸っぱさが消え、次第に煮干し、乾燥ホタル烏賊、のどくろの煮干の存在感がせり出してくる。あまり潰していないセコ蟹は強い主張もなく、それぞれの食材のつなぎ的な役割を果たしているのだろうか。さらりと躱しながらも余韻を残している家元チューニングに、どこか深いものを知った。

ああ、今日も旨かったなぁ。そう考えながらジリジリとした日差しが眩しすぎた。

船芳園@船橋市二和東 今年もおいしい梨（幸水）が到着、そして梨空レインボー

梨といえば船橋
そして、船橋といえば二和東の船芳園さん。8/1解禁日にオーダーした梨が到着。今年は天候不順で出荷が遅れていたようだが、考えてみたら昨年も同じ頃に届いた。毎年デザインが替わるふなっしー箱も楽しみの一つ。

やや青みの残るプリッとした梨の姿は、ふなっしーのプリケツのよう。早速、朝ごはんに割ってみると、瑞々しい梨汁がブシャー。シーズン初めに登場する幸水は、サクッとした食感のあとにほんのりと甘くジューシーで大好き。大きいのが10個も入っているから、しばらくは楽しめるんだ。

雷雨の後にWレインボウ
急に暗くなったと思ったら雷雨。まもなく晴れて、Wレインボウ。大きな姿を見ていると「梨汁レインボウ」のメロディーが。早くイベントが再開しないかなぁ...。

MERRELL CREW CANVAS J0600 Black 軽くて路面の衝撃をうまく吸収する底のイボイボが気に入ってしまった

ブルーのステッチ、底のブルーのアクセントにぞっこん
いつものアディダス・ガゼルに替わるものはないかな...と、パトリックの路面店（京橋）を覗いたり、日頃から考えていた。ちょうどMUJIや証明写真を撮りに出かけた駅前のビルで見かけたのがMERRELL CREW CANVAS J0600 Black。店自体は以前から気にしながらも、いつもは素通りか、ちらっと眺めるだけだったが、30%オフにつられて色々と手にとってみる。まず目についたのが水色ベース。普段使いにはいいけどビジネスカジュアルにはふさわしくない。他のシリーズ黒系は形が気に入らず、水色ベースの色違いでビジネスカジュアルギリギリの黒を選択。

ブルーのステッチ、底のブルーのアクセントが気に入ってる。試履してみたらフィット感もよく、いつもは何度か通って決めるが自分にとっては珍しくその場で購入。店員さんの話によるとクライミングシューズ（FLASH DANCE）をモチーフにしたカジュアル版。通気性のいいキャンバスで軽い（390g）。初めて今日履いているが、デザインに加え、底のイボイボが路面の衝撃を吸収し、心地よく疲れないのが大きなポイントで履いてて愉しい。

ハイキング～登山シューズって自分には無縁だと思っていたが、急に身近に感じ、なんだかうれしい気分。ちょっとした山登りにも耐えられそう。どこかの山も恋しくなっているのは、先週随分久しぶりに読み終えた『マークスの山』を引きずっているのかもしれないナ。

その『マークスの山』といえば、合田雄一郎シリーズ。謎解きミステリーというよりも登場人物たちが深堀りされていく描写に力がこもる。初期の三作、とりわけ『レディー・ジョーカー』の次第に追い詰められていくギリギリ感が読んでいて緊迫する。最後の静かな余韻も目に浮かぶほど。

そういえば2作目の『照柿』のドラマはでの野口五郎が強い印象だったことを今でも覚えている。三浦友和、田中裕子との共演、1996年の放映。もう一度見ることはできるのかな。