Casa de Borinquen

泉銀@浦安堀江 特別で贅沢な瓶詰めウニの冷製パスタとキレドのビーツ風味オグラほうれん草サラダは甘味な禁断の味

泉銀さんで瓶詰めウニ入荷
そうアナウンスされると真っ先に手にしてしまうほど魅力的な瓶詰めウニ。バラちらしの上にのせてちょっと贅沢気分を味わって二人で悦に。残り2/3をどうするか迷った挙句思いついたのが冷製パスタ。これが冷静でいられなくなるほどのおいしさ。

①玉ねぎをアーリオオーリオで炒めオリーブオイルをふって冷蔵庫
②ウニと黄身を混ぜ合わせ昆布出汁で会え冷蔵庫
③パスタが茹で上がったら氷でシメ①②を手早く混ぜ合わせ
④盛り付けた後はセドリック・カサノヴァの極上オリーブオイルをひとったら

これはもう新鮮なウニが手に入った時だけに許される特別で贅沢。また食べたいなぁ...と願っている時間の方が長い。でも、そのおいしさに惹かれて、極上の瓶詰めウニを求めてしまう。

野菜らしさと力強さをはっきりと意識
大澤哲哉さんの陶器展でお邪魔したキレドは、実は農園も経営。そこで作られた野菜をキレドベジタブルアトリエでも食べられテイクアウトも可能。選んだサラダがオクラとほうれん草、ビーツのドレッシング。野菜の力強さをヒシヒシと感じる、これも非日常的なおいしさ。ああ、野菜ってこんなにもおいしいんだとつくづく実感。

盛り付けはもちろん大澤哲哉さんのお皿。料理をぐっとしめる色彩や手触りも併せて楽しめるんだ。

泉銀@浦安堀江 もし泉銀さんがシチリア化したら...なんてことも夢想してしまったクレマ勅使河原さんとの出会い ミナミマグロ、瓶詰めウニ、香り高いカツオ、丸善青果の自家製ぬか漬け...

泉銀さんを中心に置いてみると
様々なコネクションが広がっているのをヒシヒシと感じる。いつか相関図も見てみたいな。リノーザ島の驚愕のケイパーは一度口にしたら夢に出てきそうなおいしさ。そのケイパーがご縁でクレマ勅使河原さんとの出会いも生まれた。色々と話し込んで行くと利尻の山本商店、枕崎の鰹節、梶田商店などと共通項も多く、二人の会話を聞いていると「おいしいものを伝えたい＝伝えなくてはいけない」熱意や使命感がヒシヒシと迫ってくるようだった。

昨夜はちょっと贅沢に
ミナミマグロと瓶詰めウニのバラちらし、香り高いカツオ＝梶田商店のポン酢、そして〆張鶴の吟醸生貯蔵酒。ミョウガとおろし生姜をたっぷりはさんで梶田商店のポン酢にくぐらせて食べると、いやもう美味しすぎてハカハカしそうな位だ。そして、丸善青果の自家製ぬか漬けが食べごろで実においしかった。そして、当然ながら昨日手にした大澤哲哉さんのお皿で！

昨夜の夕日はじんわり染まって、長い一日での様々な出会いが放射しているように見えた。

■セドリック・カサノヴァ
https://cedriccasanova.jp
https://cremosso.typepad.com/blog/2015/11/salaparuta.html

キレド8月展『その手で生まれる』大澤哲哉陶器展（2019.8.1-8.18）

今一番気に入っているのが
大澤さんの陶器。二年前にキレドに初めて行った時に偶然出会い、その場でファンになってしまった。和食にも洋食にもぬくもりと温かさを生み出し、ざらりとした手触りもまたステキな食器。献立を考えた時、どのお皿を選ぶか迷うのも楽しい。

二年ぶりだったので色々とどれに使うかどうか話し合いしながら選んでいると時の経つのを忘れてしまいそう。リム付きの白いのも欲しかったけど売れてしまい残念。それでも、気に入ったのに囲まれて、なんか妙にうれしかった。

二年後の次回を楽しみに待っていることにしよう。

▪️大澤哲哉
https://www.tetsuyaozawa.com/

▪️kiredo
https://www.kiredo.com

吉田カレー@荻窪 並MIXキーマ豚肉アチャールカスリメティ+ハンマーカンマー ハンマーカンマーの甘タレが生み出す奥行きを生み、噛みしめる度に味わい深い豚肉にたまらず悶絶

ようやくハンマーカンマー体験
勇気がなくって注文そびれてからもう5ヶ月。待ちに待ったハンマーカンマーとは半熟玉子を独特の甘タレで漬けた...あっているかな。

その甘めのタレ、これとMIXを軽く混ぜ一口。いやもぉ、胸が詰まりそうなほどウマイ。今度はMIXと半々、これもまた待ったなしのウマさ。ハンマーカンマーを割り、黄身潰しキーマと合わせると、もぅ何も言えません。ああ、ウマイなぁ、あっ、ウッ、ムヒョ～...っと、一人悦。

4/5以降は滅多にしない全部混ぜ。渾然一体化した吉田カレーの世界観を一心不乱に受け止めてしまった。

覚悟の灼熱の階段待ちなしで即店内。
拍子抜けたが、涼しい店内で生き返った。

楽楽食堂中華そば いしかわや@国領 刻み玉ねぎたっぷりの八王子中華そばの爽やかさは三人娘の笑顔から

女性ならではの心くばり
グラグラしそうな灼熱の国領駅前ロータリー。すかさず差し出された冷たいおしぼりがなによりだった。柴崎亭で修行したとかでメニューや厨房もなんか似た雰囲気で落ち着く。

八王子ラーメンとは
生刻み玉ねぎ、醤油タレ、スープに浮かぶ油脂が特徴。これでコクがありながら生刻み玉ねぎでさっぱりするワケね。柴崎亭譲りの麺さばき、上品に盛られたチャーシュー、メンマ、カイワレ。

熱々スープを一口、やさしい表情がまず浮かび生刻み玉ねぎの爽やかさが広がる。麺との絡みもまたいい。がんこや覆麺のような独特の世界観はないにしても、私好みのおいしさもまた俄然支持したい。

全体的に価格帯を抑え、広く清潔な店内も清々しい。
うん、イチオシの塩の次回が楽しみ。

船芳園@船橋二和 ようやく梨の解禁～ふなっしー箱無事予約、待ちこがれた麗しの湯あがり娘でリゾット～花椒炒め

今年は雨が多くてようやく梨便り
今か今かと待っていた今年の梨。雨ばかりで日照時間が少なく例年よりも遅れがち。船芳園さんのFacebookをこまめにチェックしていたら、ちょうど行こうと思っていた土曜日の朝にうれしい知らせ。

梨の成長はこれから
ふなっしー箱を予約し、船芳園さんのが日本一ではないかと常々思っている今年初の湯あがり娘＝枝豆を発見。両脇にハサミを入れ、きちんと計った塩加減で塩もみ。丁寧に茹であげるとと、深い香りと食感。梨と共に一年間待っていただけにひとしおだ。

枝豆のリゾット
イタリア米がPECKの野菜スープを吸ってふっくらとしてきたら湯あがり娘を入れてさらにコトコト。火を止めて無塩バターとパルメザンをいれ予熱で軽く混ぜ合わせる。盛り付けたあとに小さじいっぱいのセドリック・カサノヴァのオリーブオイルをひとたらし。生ハムからにじみ出る塩加減と湯あがり娘のホクホク感がなんとも言えずおいしく、我が家の夏の定番。

花椒炒め
これは「男子ごはん」で知ったレシピ。この番組は手頃ででおいしそうな料理が多いので要チェック。花椒を砕いて片栗粉にまぶし、枝豆をこれに混ぜて、あとはごま油で炒めるだけ。枝豆の甘さと花椒のピリッと感を同時に味わえて妙においしい。

予約したふなっしー箱（かわいいらしい）は中旬～下旬ごろに出荷。
早くこないかなぁ...。

Song of Today #106 Bluebird / Leon Russell 1975

屈指のメロディーメーカー
レオン・ラッセルといえば、スワンプ・ロック。そんなイメージをずっと持っていた。PVもない時代、仙台に住んでいたせいで唯一動くミュージシャンを見ることができたのは映画。「ウッドストック」「レット・イット・ビー」「ギミー・シェルター」...今はなき映画館で貪るように見ていた。今はYou Tubeで気軽に見られるのだからいい時代になったというべきか。

ふてぶてしさ
その中で「マッド・ドッグ・イングリッシュマン」「バングラデシュ・コンサート」で異彩を放っていたのがレオン・ラッセルの存在。肝の座ったふてぶてしい態度、かすれてしゃくりあげる歌い方。「バングラデシュ」では、ディラン登場に何故かベースで登場（後で知ったけどクラウス・フォアマンも唖然としたとか）。当時、南部っぽいサウンドも好きだったため1st～3rdは手にしたものの、いつの日か手放してしまった。

カーペンターズやジョージ・ベンソンのカバーで、えっレオン・ラッセルの曲?!と驚いたことも何度あったものの、もう私自身サルサ時代を迎えていたので、それ以上は深堀りしていなかった。ところが先週、不思議なことにiPhone Xに入れっぱなしの『Retrospective』（亡くなった後に出たベスト盤）を無意識に（おそらくシャッフルで）聴いてから、俄然レオン・ラッセルが気になり始めてきた。

フィル・スペクターとの関係、ジョージやクラプトンとの関係、そういえばアル・ジャローのデビュー盤1曲目の「Rainbow In You Eyes」、エルトン・ジョン、トミー・リピューマ...。改めて分かる屈指のメロディーメーカー。スタジオの裏方を重ねながら虎視眈々と人脈を作っていたのは、どこかスライ・ストーンやトッド・ラングレンを思い浮かべる。Pro Toolsもない時代に多重録音している共通項もある。

今、朝昼晩と何度も繰り返して聴いているのが自身が創立したシェルターレーベル最後のアルバム『Will O' the Wisp』に収録の「Bluebird」。アレンジもバック（ドラム以外は本人の多重録音＝スライもトッド・ラングレンも）も歌いっぷりも抑制がありながらどこかふくよかで、レオン・ラッセルの声も艷やか。他に「Lady Blue」という泣かせる曲もあり目が離せない。というワケで、ソロ・デビュー盤や晩年あたりも聴き直してみようと思っている。

そうそう、ORIGINAL LOVEもカバーしていて、田島さんの歌唱への影響も知ることになった。

いろいろとお掃除や修理の日曜日 そんな休日もあってもいいだろう

こう暑いと人だらけの場所に遠征する気にもなれずいろいろとお掃除
まずは、洗車。十数年ぶりに洗車ランドに行ったけど、おもしろいネ、いろんな人がいて。様々なクルマが集まって、それぞれに工夫して一心不乱に洗車しているのを横目で見るだけでも楽しい。

水で全体の汚れを手早く落とし、コーティングした時に付いてきたシャンプーを丁寧にムートンで泡立てながらボディークリーニング。再び（一時停止していた）水洗いを再開。なにせ、アテンザと比べてサイズが小さく車高が低いのでとてもやりやすい。

拭き取り場所に移動し、水気を丁寧に拭く。シャンプーを含ませた使用済み家庭用食器スポンジでホイールを丁寧に洗う。十分に乾燥させてからタイヤワックス。久しぶりにピカピカになったロードスターRFを眺めながらご満悦。知らない間に、洗車マシンの値段も上がっていて、5分間水だけで600円。しかも、地元ではここ一軒だけ。洗車はスタンドでという風潮なのだろうか。

もう12年も乗っている自転車修理
前後のブレーキの効きが甘くなり危険な状態。ブレーキワイヤーの調整、コネクト部分の補強などで見事に蘇った。炎天下で格闘＝調整し試走中に、頭がクラクラ。大急ぎで部屋に戻りクールダウンのビール。

ジェイソンマーク・プレミアム・シューズ・クリーナー
晩年のレオン・ラッセルのアルバムを聴きながらエアコンの効いた部屋で、昨年購入のシューズ・クリーナーでスニーカーのお掃除。専用ブラシがいいのか洗剤がいいのか、その両方がいいのか、モコモコと泡立ち見違えるほどにきれいになるのに毎回感心。今回は紐を外さず（やや手抜き）6足をクリーニングし、妙な達成感。

■ジェイソンマーク・プレミアム・シューズ・クリーナー
https://borinquen.typepad.jp/blog/2018/07/jasonmarkk.html

2019.8.2 NASSYI FES. Presents CHARAMETAL BAND CHARAMEL Ghoul City TOUR 2019 いよいよ進化したキャラメルの対バン打首獄門同好会にニヤニヤしてしまった

キャラクターのメタルバンドだからキャラメル
いつも思うけどふなっしーの言語感覚っていつもおもしろい。今年のフェスは、インターバルを対バンが登場する、考えてみれば二度おいしい構成。キャラメルはますます進化して、ふなっしーの動きもシャープ、サウンドも硬質な雰囲気で私好み。

で、打首獄門同好会
実はまったく先入観なく初体験。ふむふむと観ていると突然、泉銀さんの船長が登場。「魚魚」が「ウォウォ」に聴こえてくるから不思議だ。しかも、「岩下の新生姜」まで登場するから、マイッた。こうしてライブで色々な発見を楽しんでいるなんて久しぶりだったなぁ...。

吉田カレー@荻窪 大MIXキーマ豚アチャールカスリメティ+納豆 灼熱地獄気温35℃体感温度46℃を超えると天国の扉が開いていた

照り返しに炙られて
いやもぉヤバイ。気温35℃体感温度46℃とiPhoneが示していたが、かえって暑さが増し、見なきゃ良かったと後悔。それでも30分程度で案内され（階段時間1〜2分で助かった）久しぶりのカウンター奥。無駄のない動きを淡々と繰り返している姿にも心打たれてしまう。

夜遅くなるので、並から大。あとはいつものMIXキーマ豚アチャールカスリメティ+納豆。大にすると二山。片山はキーマ、片山はアチャール盛り。横からも撮ってみた。う〜ん、ビジュアルも素敵だ。アチャールとカレー、納豆カレー、アチャール・納豆・カレー・豚肉...と混ぜ方を変えながら、今度はキーマのてっぺんを割って黄身が溶け出したらMIXと、キーマと豚肉...。こうして一口一口変えながら食べる楽しみながら幸せに包まれていた。