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映画館に行けなくてようやく観ることができた真木よう子映画はやっぱり女優で選ぶ。そういった意味では「ゆれる」からずいぶんと待ちましたが、ただもう圧倒されてしまいました。ネタバレになるので多くは書けませんが、すがるように求め合い離れられない想いに侵食される姿を丹念に描いています。大ファンの大森南朋(監督は兄の大大森立嗣)や鈴木杏も物語に深みを与えてます。
そして、ラストの椎名林檎作のテーマソング。心に染みます。
冷たい風に煽られて微熱の朝誰もいない朝を景色は穏やかに迎え、真っ白い雪を確かめるように踏み進む。さくさく、ざくざく、くきくき。水分を多めに含んだ積雪の感触。久し振りだなぁ。
総合公園に降り注ぐ日差しはすべてのものに等しく雪だるまやかまくら。数組の家族連れや調子はずれの歓声をあげている若者グループ。友達同士や兄妹。遠くにシルエットのように浮かんでは消える姿をぼんやりと眺めていました。
嵐が去って二日目のお昼。ちょっと裏手に回ると残雪で歩けないほど。自転車では危ない感じです(2014.2.10 11:30追記)
朝はそうでもなかったけど昼前から雪嵐。表に出ると雪が顔にあたって痛いほど。早めに買い物を済ませ、部屋からますます激しくなる雪嵐を眺めてました。一羽のスズメが雪を避けるためにベランダに来ていました。
ちょうど昨日から15年ぶりに読み始めた「凍える牙」音道貴子シリーズがこれで始まったワケですが、湾岸道路をオオカミ犬と並走するシーンをもう一度読みたくなり図書館から借りて来ていました。
それにしても、射すくめるような目だ誇りの高さ、嘘や裏切りを許さない激しさ、そして孤独感あまりにも静かな、遠い眼差し
追跡の末に向き合った二人の間にある静寂。風の音を聞きながら一気に読んでしまいました。
イ・ナヨン主演の「凍える牙」設定など韓国の状況に合わせているので原作通りではないのですが、密かに愛しているイ・ナヨンのまるで水仙の香りが漂うな雰囲気にとても惹かれてしまいました。厚みのあるソン・ガンホもとてもいいです。韓国映画の独特の世界観ってやっぱり好きだなぁ...。(2014.2.15 18:13追記)
昆布締めに合うお酒はないかなと駅前の成城石井をのぞいてみると浦霞の新作。早速、iPhoneでサイト内を検索すると1/24に出たばかりで季節限定の「しぼりたて 特別純米生酒」。二日間昆布で締めたサーモンと鯛は昆布の旨味が十分に染みわたりちょうど食べごろ。ラベルも素敵な浦霞は春を感じさせるやさしい味。なんともいえないおいしさに包まれてました。
■しぼりたて特別純米生酒 浦霞http://www.urakasumi.com/hpa/sh_siboritatetokujyun.html
いつものこのパターンだけど、おいしい急に食べたくなるのがブイヨンと自家製トマトソースをたっぷりと使ったナポリタン。香ばしく焼いたソーセージとソースが絡むとなんともいえずおいしいです。そして、スープたっぷりのタイカレーは野菜とパクチーで具だくさん。そして、最後は青椒肉絲。食材のリレーは色とりどりのピーマンが主役。
ナポリタンから始まるとだいたい一週間の献立が決まってしまいますが、加熱した甘さと増したビタミンたっぷりのピーマンが季節を問わず顔をだしてくる食卓です。
ずうっと上の方にのびているんです。ぐんぐんと、空に向けてね。そびえたっているんです。大聖堂のうちのあるものは、あまりに巨大なので、支えを必要とします。ま、つっかい棒のようなものですね。それは扶壁と呼ばれてます。
僕はそれを持っていると高架橋に似ているなと思っちゃうんだけど、でも高架橋って言ったってご存じないですよね?大聖堂の中には正面に悪魔とかそんなようなものの姿を彫りこんだものもあります。大貴族やその夫人やらの姿を彫りこんだものもあります。
理由はわからないな。
大聖堂Cathedral 1982Raymond Carver
移動中だったのであまりゆっくりと出来ませんでしたが久し振りに訪れた銀座伊東屋。私はタルコフスキーのイメージで、ママボリンケンは鈴木清順をイメージ。
そろそろかな? と、昨日から相談していた晩ご飯は野菜いっぱいのタイカレー。急に食べたくなるんですよ、まったく。今夜はスープを多めにしたらいいなぁ、とか話しながら、野口五郎が出るので普段見ることのない「NHK歌謡コンサート」。三原綱木バンドをバックにボズ・スキャッグス風に決めている五郎って渋いわぁと言っていたママボリンケンが突然「ぶしゃ〜」。どうしたの?と尋ねると肝心のカレーペーストのストックがないと。
タイカレーのためならば行きましたよ既に20:00を過ぎている大寒の夜道を完全防寒自転車で。風に向かって明海橋の坂道を登って行くと、なんとまぁ大きな三日月が。うわぁ、これはスゴイやと溜息。境川から吹き上げる風にもめげず、しばらく見つめていました。
まぁ、出来上がりまでに手間のかかってしまったタイカレーは、汁ダク汗だく。奥行きのある辛さがこみ上げてきて、ジャスミンライスの香りと共になんともおいしい出来栄えでした。
Appleにとっても世界にとっても、そして私にとっても1984年1月22日の第18回スーパーボウルのテレビコマーシャルとして初放映された、リドリー・スコット監督のMacintoshのCM。30年後には息子のジェイク・スコットが監督。しかも、iPhone 5sのみで撮影されたと聞いて、う〜んと唸ってしまいました。メイキングを観ると、カメラだけはiPhone 5sで器材はそのまま映画の器材と環境で。それでも、クオリティはかなりもものではないかと納得。
Macintoshが「hello」と語りかけてから常に未来を見つめていたAppleのポリシーは変わらず私たちの創造力も手元にいます。
2/11迄に避難していた鉢などを片付けて下さいもうほとんどの家庭が片付けを終えていて、我が家の最後の残りのオリーブと月桂樹の鉢をベランダに戻しました。オリーブの鉢は工事車両か何かがぶつかり割れているところをラップで補強しているものですから慎重に持ち上げて運びました。全部の鉢を戻すと、やっぱりベランダも狭く感じます。
平行して始めていたのが雑誌の整理もぉ、何年も読んでないし掲載されている情報も古い。そんな理由から古い雑誌を処分すると1mぐらいの高さに。私がやるとどうしても読み始めてしまい先に進みませんが、ママボリンケンはバッサリと。古くても情報が生きている雑誌のみを残すと相当スッキリと。アルファのオフ会が載っていたRossoとかも切り抜きをして処分してしまいました。でも、どうしても処分しきれないクルマ雑誌は、あの名編集長の鈴木さんが創刊した「ENGINE」創刊号。久し振りに手に取るとやはり良く出来ているなぁと感心。
自転車を吊り下げたり、玄関まわりを整理したり、鉢の移動、雑誌の処分で普段使わない筋肉が悲鳴をあげています。
便宜的に玄関に置いていたGIOS MIGNONまぁ、本格的な自転車乗りではないのですが、MIGNONはちょっと贅沢に通勤用に。スピードが出て大好きな自転車です。で、収納は玄関に立てかけているだけで、そんなに広くない玄関をさらに狭くしているので、はてどうしたものかなと数年考えていました。何もしないのは考えてないことと一緒だよ、とママボリンケンからも言われていることだし。
そこで専門家に相談実際に数台をコンパクトに収納(格納)しているのを見せていただきアドバイスをいただきました。おまけにメーカー〜品番まで教えていただき即購入。こういうのもamazonで扱っているんですね、ちょっとビックリ。翌日に大きな箱が届きました。急に部屋の掃除を始めたついでに玄関に装着してみました。
ん?どこか何か違うぞ…赤いフックにMIGNONを載せるとずいぶん壁から突き出るしかえって邪魔。タイヤの向きを変えてもどうもだめで一時中断。そういえば2台吊り下げていたことを思い出し、フックの部分ではなく根本に置いてみると、壁との距離も短くちょうどいい。メーカーのサイトにも「取り付け位置によりバイクタワーのように上下2段に自転車を収納できるようになります」と説明書きは後で知りました。フレームに当たる部分のすべり止め兼保護用のクッション(スポンジカバー SGB-100 105円)を歩いて1分の量販店で見つけてきて装着。フックも若干上向きに角度を付けて固定して完成。
少し上に取付けたので、タイヤが頭に当たらないように気を付けないといけないけど、すっきりとしましたけど、どうでしょうか。うん、こうしてちょっとした手間をかけていくのって楽しいですネ。
■MINOURA バイクハンガー4http://www.minoura.jp/japan/storage/single/bikehanger4.html
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