Casa de Borinquen

一昨日の夜は古民家を改装し落ち着いた茅場町の隠れ家Wanofu.で五年ぶりに友人たちと再会 いくら時間があっても足りないくらいほど楽しみました

Los Amigos…今昔
ちょっと時間があると一緒にCDを探しに行ったり、Macを秋葉原に買いに行ったり（そう、昔は秋葉原でMacを買っていたんです）、ラテンのライブで踊っていたり（寝ている奴もいたり）、Alfaのオフ会に出かけてみたり、醜いほどヒドイ上司と戦ったり、おせっかいながら恋の手助けしたり（結局はフラれたけど）、明日会えるのに夜な夜なNiftyのパソ通で盛り上がったり、大笑いしすぎて吹き出したり。まぁ、年齢はバラバラですがとにかく気が合う連中を「Los Amigos」と名付けてました。

会おうね、会おうねと行ってからもう五年
FacebookやBLOGで近況は知っていても、やっぱり会って話さないと、となんとか都合が付いた一昨日の夜。なんでも、八丁堀〜茅場町ではここがお勧めという一声で（八丁堀在住の人から）決めてもらった「茅場町 Wanofu.」は、古民家を改装し落ち着いた佇まいでじっくり話し込むにはぴったり。鶏鍋コースは、小さな薄い鍋にさっとひいてあるタレに、鶏肉（皮→モツ→砂肝）を順に味わった後に、野菜と鶏肉を入れてグツグツと。別に頼んだ海老真丈も奥深い味です。鍋に合わせて日本酒は獺祭を選びました。

まぁ、ある程度の年齢になると話題は
健康や体のこととかになりがちですが、趣味が広く造詣が深い連中が集まると、そういう定番よりもより違った話が出来るからいいもんですね。会社や妙な意味でFacebookなんかのSNSなどで日々侵食してくる「シガラミ」とかのない連中との、とにかく楽しい会話。そして、おいしい料理とお酒。やっぱり、こうでなくっちゃネ。

そうそう、別れ際にそっと見せてくれたFenderのメガネに、おお〜とどよめいてしまった。

■茅場町 Wanofu.
http://www.wanofu.com/wp/?cat=4

朝日を浴びてすくっと起き上がる水仙の香りが部屋に漂う頃

大規模修繕工事の足場と白幕がないと
朝日で部屋がぱぁっと明るくなるのを見ているのは清々しいです。やっぱり朝はこうでなくっちゃね。いつも座っているところのすぐ横の水仙も、朝日を浴びて香り高く起きあがっています。この季節ならではの楽しみをもっと感じていたいのですが、出掛ける時間も迫ってきます。

あんなにきれいだった水仙も、一週間経つと枯れてきたので、まだ元気な花びらを摘んで水に浮かべてみる。（2014.2.1 9:30 追記）

2014 Mac Pro Creating the future

Mac Timelineの最後はMac Pro
この30周年特別サイトの最後はMac Pro。縦スクロールしていくと、中身が見えてくる仕掛けにも、う〜んと唸ってしまいました。実物はまだ見たことないんですが、意外にも初めてのMac（Macintosh）よりも背が低いんですね。これからのApple＝Macの夢のある未来にも期待していきたいです。

Happy Birthday,Mac. ライトなコンテンツはiPhoneやiPadで、でもコンテンツを創造するのはやっぱりMac＝ここが大事

初めてSE/30を手にしたのが1989年だからもう25年経っているのか...
秋葉原靖国通り沿いナビックって覚えている人いるのかな？
MacWorldで衝撃的な出会いをしてから、もう夢中になってしまったAppleのコンピュータ。とてもじゃないけど高額なものでしたが、色々調べていくとモノクロでSE/30ならどうにかなると。それこそ毎週秋葉原を徘徊したり、ありとあらゆる雑誌を読み研究を続けていました。自分にとっては、フォルダをクリックすると開き、ファイルをドラッグすると移動。まぁ、なんと画期的だったことかと溜息に似た憧憬の眼差し。

SE/30、PowerBook230、Power Macintosh 7500、PowerBook 5300c、PowerBook G3、iMac、PowerBook G4、MacBook Pro17がここ25年のお付き合いの友。キーボードをつなげてMIDI、モデムをつなげてパソコン通信、コンピレーションCDの作成、インターネット、BLOGと使用用途は変化していきましたが、一日一回は必ずMacの前に座り何時間かを過ごしています。おそらく、明日も明後日も、来年も、5年先も、10年先も繰り返しているでしょう。

サルサとMac…私の人生を変えてしまった何かです。

NKスイッチとペレットストーブの炎の温もりと海への新しい小径をも見つけた愛の奇跡

扉を開けて知る居心地のいい空間
本当に必要なのは何なのか、何を削って何を残すのか。寄り添うようなペレットストーブの炎の温もりの横で、丁寧な説明を受けていく楽しい時間。選びぬかれたパーツや器材たちはまるで静かに語り出しそうです。最高級のクルマを作るにはとんでもないお金がかかる贅沢だけど、自分にふさわしい自転車を作るにはそれほどまでもない。そう話してくれたことを思い出していました。

真っ先に気になったスイッチプレート（JIMBO NKシリーズ）、モーガルソケット、スッキリと高い天井、採光も素晴らしい窓、無駄を省いたバス回り、職人さんが丁寧に塗ったシラス壁。考えぬかれて、しかも押し付けがましくない、まるでそっと並べられていたアナログ盤のような佇まいに時間を忘れてました。（長っ尻な私にサインを何度も送るママボリンケンだったりも）

先月どんな理由か忘れてしまいましたが訪れていた海岸
海への小径ってどこもそうだけど、ちょっと下り坂になっていて、海鳴りがその細い小径を捻るように吹き抜けていて、どこに行っても何度か来たような錯覚を覚えてしまいます。海岸も近いからと、案内された海岸は確かに先月千倉へ行く時に寄ってみた海岸。おそらく、道中の気まぐれで寄っただけだと思いますが、こうして再会するなんて、驚いてしまいました。

うん、南房総って自分たちが想像しているよりも、はるかに奥が深いんだなぁ、とつくづく考えさせられてしまいました。

 

※木質ペレットについて調べてみました
木質ペレット燃料は、おが屑や鉋屑などの製材廃材や林地残材、古紙といった木質系の副産物、廃棄物を粉砕、圧縮し、成型した固形燃料のことです。家庭での利用に対しては、長さ1～2cm、直径6mmのものが最良の燃焼状態を実現できるとして、スウェーデンで推奨されています。
http://pelletstove.jasty.jp/pellet/

予測不可能な夕焼けに交差点で足を停めて

 

こういうのは人類不変の状態なんだと
思い込もうとした
要するにこれは予測不能な力との
人知を超えた力との
絶え間なく続行する闘いなんだと

 

レイモンド・カーヴァー
 Miracle
1987-88

鋸南町の水仙まつりに今年も 丘中がディオリッシュモの香りに包まれて、なんともいえない心地よさ

自宅から一時間半で保田に到着
快晴ではないけどうっすらと陽が差してきて山登りにはぴったり。でも、最盛期はちょっと過ぎてしまったようで、まばらなところもちらほら。それでも、江月山頂に近づくと満開の花が風に揺られて、丘は水仙の香りにむせるほど。普段山に無縁の私にとってはいささか急な坂道で呼吸も大きくなりましたが、吸い込んだ空気になんともいえない心地よさを覚えてました。山頂手前ではうっすらと白い富士山も見えていました。

江月山頂の裏を歩いてしばらくすると気がついて慌てて
初めて通る道で神秘的な杉林や手付かずの水仙群に驚いていると、もしかしてこの道は水仙ロードに戻らないかもしれないと思い始めて、登ってくるハイカーの人に質問。どうやら、このまま進むと勝山へ行くことを教えられて慌てて戻りました。いつも場所で水仙を購入。勧められるまま自家製梅干しも。毎年元気なおじいちゃんとおばあちゃんと立ち話をするのが毎年楽しみです。そんなわけ二時間も山ボーイ＆ガールしてしまいました。

富山へ向かう途中の富士山
内房の海に浮かぶ富士山もまた素敵でした。普段は千倉の帰りは富浦から高速に乗ってしまいますが、今日は鋸南保田で降りて南下。こういうコースもこれからいいかなと。千倉にも行きたかったけど、次回にして富山へ。

昨夜は下を向いて眠そうな姿 でも、朝日がゆっくりと部屋の差しこんでくるとゆっくりと起き上がり、部屋の中もあの丘に漂ってた香りに包まれています。（2014.1.26 8:36 追記）

大規模修繕工事 #12 2013.9.15-2014.1.23 4ヶ月の足場・白幕生活からようやく脱出

うわぁ〜なんという開放感
足場が撤去されて、白幕で覆われていた景色も、ようやく普通の生活に戻りました。外の気配が分からないと晴れているのか曇りなのか雨が降り出しているのか、まったく分からず悶々。朝起きて爽やかな風と真っ青な空に浮かぶ雲、その前に段々と明けてくる朝が東京湾に反射していく姿、暗い部屋に日差しが入ってくる瞬間。穏やかで平和な朝が慌ただしくなってきても、東京湾の景色が見えるだけで心が落ち着いてくる。ようやく、そんな営みが戻ってきたんですね。

まだ避難中の大きな鉢とベランダに帰ってきた鉢をどのようにレイアウトしていくかどうか、真剣に考えないとね。

妙に暖かい風を受けながら、南の空高く浮かぶ月をベランダからぼんやりと眺めながら、ああ白幕が取れて良かったなぁと思うと同時に、昨日改めて考えていた、何を引いて何を残すか…なんてことも思い出している。（2014.1.26 5:58 /7:12 追記）

もぉ！見えにゃいにょ！と晩ご飯の支度や朝の忙しい時間でのママボリンケンの叫びがコンタクトで解決するかと思ったけど

同じ時期に始まった老眼だけど
私は文庫本を読む時や手元が細かい作業には使いますが、ママボリンケンの方が進行が早く、メガネを仕事中でもかけていることが多いようです。調理をしながらも朝の支度をしながらも手放せない状態で、たまに「もぉ！見えにゃいにょ！」。

色々と調べて老眼用のコンタクトがあるというので
眼科に行くのにお付き合いしました
普段は病院など行かないので分かりませんが、眼科もひっきりなしに人が訪れるんですね。コンタクトレンズの処方については、1時間ぐらいで目の検査～コンタクトレンズの使い方のレクチャーを受けて、数日分のサンプルをもらって初診料が980円。

その効果は？と訊いてみると、遠くは裸眼の方がくっきりとするが（視力2.0）、近くははっきりと見えるそうです。私自身はコンタクトレンズ未体験で実感がないですが、ソフトコンタクトは目に入れていても特に違和感もなく、新聞もiPhone～iPadもちゃんと見えるのでとてもいいらしい。でも、遠くがややぼんやりするので、999.9のメガネを探しに行きたいみたいです。

運転中やTVを見る時用の乱視用のメガネをかけるとき、足元がフワフワするのに未だに馴染めない私には、遠近両用のメガネとどっちが使い勝手がいいのだろうかと新たな疑問もあったりして。

■999.9
http://www.fournines.co.jp

MOLESKINE カイエ スクエアード（方眼）新しいノートを手にして何から書き始めるかしばらく悩んでいました時に、今でもはっきりと覚えているのが自分の机が部屋に届いた日々

そんなことないかなぁ…
机、鞄、万年筆、腕時計。自分のものを手に入れて（与えられて）妙に大人になったような気分でウキウキしたこと。用もないのにパイロットのノック式万年筆（インクはカセットになっていた）とか自慢気にポケットに差し込んでいたりして。新しい年用のダイヤリーに続いて、色々選んで決めたのがモレスキンのカイエ スクエアード（方眼）。

ここ数年間はノートを使っていませんでしたが、どうもメモしたものが点在してしまうので、今年はノートを使うことに。方眼のノートって、理科ノート以来久振りなので、これから色々書いていくのかなぁ...と早朝のスタバで考えてみた。そして、2週間、1ヶ月、3ヶ月、半年結果を出さないといけない項目を手書きでアトランダムに書き込んでいくと、何かと整理できる事を再発見＝実感しています。

■MELESKINE
http://www.moleskine.co.jp/Online-Shop/Cahier-Journals_2/cahier-squared

深夜近く外に出てみると思いがけず浮かぶ深遠な月の姿に立ち止まって 届くようで届かないその何かにも惹かれて

月明かりをいつも追いかけて
不思議なもので、（今は大規模修繕工事中でベランダからは見えませんが）部屋から見る月と歩きながら見上げる月の大きさって違うんですね。帰り道大きく見えていても、部屋からは意外と小さめに見えるもの。角度が違うのかなとかぶつぶつ独り言も。

ワケあって深夜近く表に出てみると
上半分が欠けている大きな月が浮かんでいました。何も音もせず誰もいない小さな広場で見上げながら、届くものと届かないもの差のようなことを考えていると、足の先から寒気が広がってきました。きっとどこかの海岸には月の道が出来ているはずだし、雪を踏みしめる音しか聞こえない山奥では道標になっているんだろうか。

êclat エクラ 喜ばれる39のレシピ「美人鍋」再び 今夜はさっぱりとした長ねぎ鶏団子の鍋 二人分で作ったけどお腹いっぱい、Tシャツになっても体中が火照るほどで窓を開けっ放し

晴れているので冷たい風が吹く日のにピッタリと
そう思って選んだのが「長ねぎ鶏団子の鍋」。昆布だけを出汁に使って、塩加減少々のさっぱりとした味付け。鶏団子に豆腐を入れるところがポイントかな。塩釜からいただいた曲がりねぎをたっぷりと載せて熱々をハフハフと。体中が火照ってきて窓を開けっ放しにしていたほど。

レシピを四人分から二人分に調整しましたが、シチュー、グラタンと違って食べきってしまわないといけないのでもうお腹いっぱいで動けなくなりました。他に気になるスキヤキ（牛切り落とし肉のすき焼き）もあるんですが、しばらく鍋はお休みかな。

3Dで観た「GRAVITY ゼロ・グラビティ」にただもう圧倒されて ジョージ・クルーニーのユーモア感覚にバズ・ライトイヤーを密かに感じてニンマリしたのは私だけかな…

 

AT 372 MILES ABOVE THE EARTH
THERE IS NOTHING TO CARRY SOUND
NO AIR PRESSURE
NO OXYGEN

LIFE IN SPACE IS IMPOSSIBLE

 

 

 

息もつかせずに一気に持っていかれる世界観
ただもう圧倒されて、これはもう「2001年宇宙の旅」「ブレード・ランナー」「エイリアン」に並ぶ映画史上に残る傑作だと。個人的には、ジョージ・クルーニーのユーモア感覚にバズ・ライトイヤーを感じて密かにニンマリ。

回転し浮遊しながら見えてくる地球の美しさ。
宇宙船で浮きながら回転するサンドラ・ブロック。
ジョージ・クルーニーの名セリフ。

 

機会があれば、今度はIMAXで！

西早稲田やまぐち再び 味玉入り追い鰹中華そばロースト豚丼セット 食べ終わって言葉を失った二人は幸せのため息

移動のコースとしては無理がありましたが
やっぱり、どうしても、食べたくなって西早稲田へ急行。今回は、気になっていた追い鰹中華そば。朝からコーヒーだけだったのでロースト豚丼を追加したセットを注文。最近出汁が気になっているので、この追い鰹っていうのも興味津々。

濃厚な香りに誘われてスープを一口。鶏ベースのスープに昆布や節系を足し、さらに追い鰹をして仕上げてるらしいですが、期待通りの味。あとは夢中でしなやかで最後までコシのある一気に完食。ロースト豚丼は柔らかいロースト豚がちょうどいい味付けのタレと共に割りとあっさりめ。替玉も頼もうと思いましたが、ちょうどいい具合にお腹いっぱいになり、ふぅ〜と二人でため息。

駅まで坂道の多い道を戻りながら、出張で来ているMさんも大満足したみたいで、来週も行きたいと。ラーメンヲタクみたいな雰囲気のお客さんがいなくて、近所の学生や普通の人がおいしそうに食べているのを見ているも楽しいですね。次回は、気になった地鶏とろ丼も食べてみたいです。

十得 新宿本店 気のおけない集まりは笑顔の店員さんにあれこれ選んでいただいた銘柄を楽しむ（八仙・小左衛門・大七）

なんか最近外で飲むのは日本酒が多いです
というワケで久し振りの十得へ
スッキリ爽やかよりも、ちょっとコクがあって香りが良くて甘みもあってどこか色気もある。どんなお酒がいいですか？と訊ねられて、こんな風に答えている私。そんなに根拠もないんですが、その夜の気分を利酒師の方が笑顔の店員さんと相談してくれました。

それぞれたっぷりと注がれたお酒を一口飲みながら試飲。やっぱり選んでもらったのが好みなので、それをちびちび〜だらだら飲みながら皆んなの楽しい話を聞いている夜でした。