扉を開けて知る居心地のいい空間
本当に必要なのは何なのか、何を削って何を残すのか。寄り添うようなペレットストーブの炎の温もりの横で、丁寧な説明を受けていく楽しい時間。選びぬかれたパーツや器材たちはまるで静かに語り出しそうです。最高級のクルマを作るにはとんでもないお金がかかる贅沢だけど、自分にふさわしい自転車を作るにはそれほどまでもない。そう話してくれたことを思い出していました。
真っ先に気になったスイッチプレート(JIMBO NKシリーズ)、モーガルソケット、スッキリと高い天井、採光も素晴らしい窓、無駄を省いたバス回り、職人さんが丁寧に塗ったシラス壁。考えぬかれて、しかも押し付けがましくない、まるでそっと並べられていたアナログ盤のような佇まいに時間を忘れてました。(長っ尻な私にサインを何度も送るママボリンケンだったりも)
先月どんな理由か忘れてしまいましたが訪れていた海岸
海への小径ってどこもそうだけど、ちょっと下り坂になっていて、海鳴りがその細い小径を捻るように吹き抜けていて、どこに行っても何度か来たような錯覚を覚えてしまいます。海岸も近いからと、案内された海岸は確かに先月千倉へ行く時に寄ってみた海岸。おそらく、道中の気まぐれで寄っただけだと思いますが、こうして再会するなんて、驚いてしまいました。
うん、南房総って自分たちが想像しているよりも、はるかに奥が深いんだなぁ、とつくづく考えさせられてしまいました。
※木質ペレットについて調べてみました
木質ペレット燃料は、おが屑や鉋屑などの製材廃材や林地残材、古紙といった木質系の副産物、廃棄物を粉砕、圧縮し、成型した固形燃料のことです。家庭での利用に対しては、長さ1~2cm、直径6mmのものが最良の燃焼状態を実現できるとして、スウェーデンで推奨されています。
http://pelletstove.jasty.jp/pellet/
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