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ああ、この曲はしーちゃんの...
Blue Note RE:imaginedを聴いていたら、関連付けでSpotifyで選曲されたのがこの曲。うわぁ...70年代半ばの高円寺の次朗吉が蘇る。もちろんお目当ては井上茂率いるしーちゃんブラザース。ぴあのライブハウス欄にスケジュールを見つけては通いつめ。ソウル・ジャズ系の独特の浮遊感があり大好きだった。この手の音楽はクロスオーバーを経てフュージョンになると魅力が薄れてしまったが、しーちゃんブラザースの志の高さに惚れ込んでいた。
塩次伸二のオクターブのイントロ~テーマ、間奏の薩摩光二のソプラノサックス、リズムを支える井上茂。いかにもしーちゃんブラザースらしい展開に夢うつつ。そうだったんだ、クインシーのアルバムからだったんだと何十年もかかって判明。
guitar: Eric Gale
base: Chuck Rainey
drums: Bernard Purdie
piano: Bob James
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作者のアーサー・アダムスは、ブルース出身で、クルセダースの初期にも参加しているあたりからソウル・ジャズ・ファンク系の(その後再びブルースに戻る)ギタリスト。ソロも何枚も出しているが、ブルーサムでの『It's Private Tonight』(1972)が会心の出来だと思う。ブルーサムレコードの名うてのセッションマンに囲まれて気持ちよさそうに歌い弾く姿が目に浮かび、幸せな気分になってしまう。
guitar: Arthur Adams Phil Upchurch
base: Winton Felder
drums: Paul Humphrey
piano: Joe Sample
engineer: Al Schmitt
producer: Tommy LiPuma
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