Casa de Borinquen

66年の歴史を閉じた浦安魚市場

通い始めたのは浦安に戻ってきた90年代半ば頃
近所の人に話しても行ったことがない人も多く、その良さをBLOGでも紹介。山武さんのエビ、堀千代さんの貝、堀常さんの塩鮭（数年前に閉店）、佃煮屋（数年前に閉店）、丸善青果、山田の卵、場外の山安商店の鰻、そして真打ち泉銀さんのマグロ。最低月に一回早起きして食材探しも楽しかった。

ここ数年間は、歯抜けのように店が閉店したり肉屋が入ったりで本来の魚市場の活気が衰えてきた感じも受けてあまり行かなくなってしまった。泉銀さんとの堀江店での出会いも大きかったようにも思える。

そして、今日最後の日
なくなって寂しい気持ちもある。反面、この内容では閉鎖しかないのではと正直思った。何度も中を徘徊し、最後は泉銀さんで締めた。とろりとした赤身/中トロ、自家製のコハダと鯛の昆布締め。いつものばらちらしも格別においしく感じた。

その後
気になる鰻の山安商店は転移先が決まらないものの4月以降も現在の場所で営業（と店頭に告知）、いつも驚きの野菜果物が発見できる丸善青果はなんと泉銀さん横ひねもすのたり隣の駐車場で4/13から営業再開。それでも貝の堀千代さんが閉店するのが残念で仕方がなく悲しい。

吉田カレー@荻窪 中盛ミックスキーマ豚肉アチャール 行列ですっかり冷え切った体が一瞬で温かくなるほどのおいしさに今日も酔いしれてしまった

開店前に20人強
がんこ並の行列。今日は昨日と比べて寒が戻りブルブル。急な階段に入って一息ついたほど。待合だった店内の窓際に2人分のカウンターができたために、厨房横のドアから呼ばれるという段取り。（ということは店内の待ちがなくなり階段から並んでいる人からカウント）

中盛ミックスキーマ豚肉アチャール
私の定番。冷え切ったせいか心と体にしみわたるカレー。いつもより大きく感じた豚肉を一口大に切り分け一口、キーマ壁面を崩して一口、甘い方を一口、辛い方を一口。いや～ん、もぉ、おいしくておいしくて酔いしれてしまった。これだから吉田カレーはやめられない。

「ハンマーカンマーってどんな感じですか？」
「知らなければ注文しないほうがいいです」

勇気を出して訊かずに頼んでしまったほうが良かったかな。そんなことを食べ終わってから思い出して苦笑い、ウフフ。

初台のピンクの椿
ピンクの椿の花言葉は 「控えめな美」 「控えめな愛」以外にも別の意味もあるらしい。どんよりと曇った空の下で思わず立ち止まって色々と思い出していた。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 牡蠣不純100大盛り 悪魔肉が恋しくて不純ながらも連日の詣

昨日の牡蠣上品をベースにした今日の不純
荒々しさやトゲトゲしさもなく、故にマイルドで穏やかな牡蠣不純スープ。熱々のスープそのものよりも、麺に絡めると口内でほんのりと僅かに香り立つ牡蠣＝魚介類の風味と味わい。この辺のチューニングも流石だなぁ...と妙に納得。ウハハ、不純は不純なりにウマいんだなぁ、もぉ。

そして【自慢＝待望の純正】は明後日みたいだ。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 牡蛎出汁上品大盛り いつもより押し出しの強いシャープな味わいにのっけから悶絶

どっちもうまいから困ったもんだ
昨夜BLOGで煽るもんだから40人近い行列に並んでいると、休憩にやってきた家元が「どっちもうまいから困ったもんだ」と。それもそのはず、下品は蟹ベース、上品は牡蛎出汁の二択。で、私は迷わず上品に。

スープを一口、たまらず立て続けに三口。いつもの上品と比べ押し出しが強く旨味とコクがせりあがる。いや～ぁ、なんてウマいんだ、とひとり言。触れてはいけない部分をぎゅっとつかまれてしまったかのような感覚に酔ってしまった。

明日は純正ヒロポンかなぁ...。

Mac環境を iPad Pro を全面的にベースにしたものにするかどうか...ちょっと大げさだけど、それは過去と未来への選択なるのかと色々と考えてみた

SE/30以来のMacライフ
フォルダを作ってファイルを保存し、不要なファイルはゴミ箱（ゴミ箱に入れると膨らむ）に衝撃を受けて無理を承知でSE/30を手にしてからもう30年以上も経過。Apple激動の歴史と共に歴代のMacを買い替えて今はMacBook Pro17インチ。挙動が悪くそろそろ買い替えしたいと思案中。MacBook Pro15インチか出たばかりのAirか、それぞれのスペックを比べていたが、ここで俄然浮上したのがiPad Pro。OSをMac OSからiOSに変えるのはどんなものだろうかと色々調べてみた。

●画像編集
現在はPhotoShopで画像編集しBLOGに使っているが、iPad ProでフルスペックのPhotoShopが出れば問題なし。ペンを使えるので範囲指定も楽になると思う。

●ファイル保存
iCloudやDropBoxを使うとそれなりにファイル保存が可能。BLOGでもファイル選択時に「ブラウザ」でアクセスが可能。TypePadが完全対応していないためレイアウトはやや崩れるが（画面からはみ出る）きちんとUPされている。

●音楽
CDをiTunesにコピーするのがメインの現在、iPad ProにはCDのコピー機能はないために従来のMacBook Proでコピーし、iTunes経由で同期。iPad Pro自体の音は結構いいと思う。世の中ネット配信にシフトしているのでやむを得ないと思う（割り切りの問題）。

●写真
基本撮影はiPhone Xのため従来通り。但し、MacBook Proに保存先をiCloudにすることを検討中。2TBで1,300円/月が高いか安いかはもう少し考えてみたい。将来カメラを手にした時にUSB-C経由でダイレクトに写真が取り込めるのもメリットかと思う。

●Smart Keyboard Folio
私自身ブラインドタッチできず、未だに左右の人差し指しか使っていない＝入力速度が遅いのでハードルが低いのを前提に考えると、このキーボードは価格が高いのをさておき使える範囲。各店舗で30分程度入力作業をしてみて変換はスペースキーのみなのが難点としてもまぁ納得。ショートカットキーも現在とあまり変わらなく、SE/30以来USキーボードのみを使用しているのでUSキーボードを選びたい（コマンド＋スペースで日本語はない）。

●Apple Pencil 2
とにかくこれに惚れてしまったのがきっかけ。絵を書いたりメモを取ったり、範囲指定したり、このペンには無限の可能性があるように思えて、マウスやキーボードにとって変わるような気がしてワクワク。これはプロジェクトとして短命で終わったNewton以来の高揚感だ。

●インターネット
Safari、メール、Facebook、Twitterはほぼ問題なし。今はiPhone Xがメインになっているので文字が大きいのはありがたい。但し、メール、Facebook、Twitterでの添付は「写真」からではないと添付ができないので注意（要調査か？）。

●Office
基本、家では仕事をしないのでOfficeアプリは不要。

これまでは、ファイルはMac上に保存～もしもの時のバックアップはTime Machineで同期。それよりも前はFD、MO、HDDに保存していたが、今やクラウドの時代。普段使っているアプリは（WEB、メール、SNS）ほとんどがWEBアプリ。インターネットが不可欠でクラウドに保存する前提になっているのなら、我が家もその環境にしてもいいかなと重い腰をあげようとしている。

また、作業環境もスプリットスクリーンによって左にSafari（サイズは可変）、右にメールやメモを並べて比べながらできるというのも新鮮。音楽配信は好みのがなかなかないのでCDを買うと思うけど、聴くのはiPad ProかBluetoothで接続されたスピーカーに落ち着きそうだ。

はてはて...どうしましょうか...。
ノートPCの先の未来をも予感させる、内蔵メモリも増えている（4→6GB）1TB/スペースグレーという選択肢にワクワクしている。

※参考にしているサイト
https://www.ipodwave.com/ipad/howto/smart-keyboard-shortcut.html
https://play.asobiing.com/ipad-pro-2018-rumor171124/
https://lifehacking.jp/2018/11/ipad-pro-2018/
http://shuffle.genkosha.com/products/ipadpro3/9854.html

備前焼 いつもサルサでお世話になっている方からおすそ分けの徳利とぐい呑 こりゃ～酒がウマイ

私の周りに割といる陶芸家達
自宅の庭に窯を作った方やこつこつと教室で学んでいる方。いつもサルサでお世話になっている方のコレクションからおすそ分けいただきました。初めての備前焼体験。まったく予備知識なしだけど、最近は陶磁器よりも土の香りのある食器をよく使っているのでちょうどいいタイミング。サルサのリズムもタイミングが大事。

お手紙に「マイナスイオン効果で酒の角が取れる...」と。徳利には400cc入るので2合強。二人で飲む分にはちょうどいい量だろうか。一昨日は焼き魚をつまみに純米酒「農口」。徳利をぐるりと回して焼き模様を楽しみながらの一杯。疲れ切った体に染み渡ります。

もぉ、すっかり気に入って今夜もこれで楽しんでます。

■横山伸一 備前焼の世界
https://goo.gl/Zy64N7

覆麺 智@神保町 イベリコ豚&カキ出汁正油＋青唐辛子 初回ちょっとピンとこなかったけど今回は深みのあるスープにがんこファンをも唸る本当の姿を知ってしまった

覆面～覆麺
がんこの常連さんに教えられて先月「覆麺ラーメン」初体験。でも、もうひねりあってもいいかなぁ...というのが正直なところだった。日替わりでメニューを変えているので月曜日ではなく水曜日の塩から始めるべきだったかなとかでリベンジを考えていた。面白いのは、スープを飲み干すと会員券が発送され、会員はトッピングを追加できること。

イベリコ豚&カキ出汁正油
阿波尾鶏、豚骨、魚介類、牡蠣を追いまくって、麺は平打ちに悪い肉（がんこの悪魔肉のような感じ）、菊の花びら。見た目のグッとくる、濃厚な味わい。それでいてくどくどしていないのが私好み。なるほどこうだったんだ...と認識を新たにしてニンマリ。

強面なれどやさしい店主
初めてなの？味は濃くない？全部飲み干したね...。なんか強面なれど妙にやさしい店主。そういえばがんこの家元と覆面姿もYouTubeで見つけて、二人共似ている雰囲気。それだからすんなり覆麺 智に溶け込むことができたのかな。若い男性（厨房）、フロアの女性も気立てがよくフレンドリー。

神保町は普段のルート上にあるのでまた行ってみようっと。

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 上品塩アサリ さりげないアサリの旨味と塩悪魔にやられちゃったね

兵庫県からの客人と共に
ターゲットは純正ヒロポン...と出張に合わせて兵庫県からの客人とプランニング（そんなに大げさではないが）。どうせ初がんこ体験ならもっともノーマルな純正ヒロポン/上品のどちらかを選ぶ。そんなことをメールのやり取りをしていた。んまぁ、家元にもいろいろな事情もありお休みだったりで、アサリ出汁も入った上品を醤油か塩で選ぶといった珍しい組み合わせ。

アサリの旨味で多重の味わい
むき身といえどもそこはアサリ。基本のスープに多重の味わいをプラスした春らしい爽やかさ。悪魔肉も塩煮込みでなんともうまい。醤油を選んだ客人も、ウマいウマいの連呼で脇で悶絶。

到着時に40番目、仕事の打ち合わせをしながら待っていたけど、次回の出張時にも必ず来ようと約束して記念撮影しニコニコ。

柴崎亭@梅ヶ丘 牡蠣山椒塩そば 開店二日目の二号店には溢れんばかりの熱意と希望、そして誠実に心打たれてしまった

梅ヶ丘って初めての場所
小田急線に乗ったのも数十年ぶり、しかも梅ヶ丘は初めて。新宿から各駅8駅、14分。なんだ近いじゃないか。下北沢で乗り換えれば調布へもいつものコース、おいしいものがない新宿であれこれよりも梅ヶ丘という選択もありだな...とか考えながら下車、ものの数秒で柴崎亭二号店。

溢れんばかりの熱意と希望、そして誠実
もとピザ屋さんの居抜き。厨房を囲むようなカウンター。女性店長、かわいらしいアルバイト女子。うんいい雰囲気。本店のメニューをフルラインナップでぶつけてくる処なんぞ、並々ならぬ意欲を感じてしまった。個人的には4/1から新しい現場をスタートするために準備中でアタフタしてますが、色々と学ぶとことも多いなと考えてしまった。

そして気になっっていた牡蠣山椒塩そば。風味いっぱいの牡蠣、ピリッと刺激の山椒。丁寧に折り畳まれた麺。本店と同じ、いやそれ以上の味わいにおめでとうと感謝の気持ちでいっぱいに。（二日目でオペレーションにあれこれは野暮な話でしょ）

一条流がんこラーメン 総本家@四谷荒木町 純正ヒロポン100大盛り いいんだなぁ、この佇まいもまた

がんこに通うワケ
晴れ間が出てきても日陰は小寒い今日、ゆるい坂道を下っていくとがんこの匂いが漂ってきてちょっと小走り気味。どのくらい並んでいるかな、どんな味わいかなぁ、家元は元気かなぁ、常連さんはいるかな...とか想像し始めるとたまらない気分になってくるんだ。

純正ならではの味わい
奇をてらったワケでもなく、それでいて贅を極めた純正ヒロポン。家元が「自慢の」というだけの、いやそれ以上の存在感あふれる姿と味わい。悪魔肉の滋味がスープに溶け出してくるともう一つの顔が現れてくる演出もまた心惹かれる所以だ。

ああ、週に一度はやっぱり純正ヒロポンが欲しくなる。