6年ぶりの中野坂上、37年ぶりの東中野 冬の坂道でのささやきを思い出すもその場所は見つからず

クレーム処理報告のために訪れたのが6年前
中野坂上交差点を高円寺方面に向かって数分。6年振りの今回は別の会社と新しいシステムの打合せで前向き。若いSEの連中との対話はいささかスリリングでもありましたが、なかなかいい打ち合せが出来て疑問点も解決。

地下鉄でひとつ目の東中野は37年前と比べて大きく様変わり
評判の「好日」というラーメン屋さんで遅い昼食。ネット上でも評判がいいので期待してましたが、スープにパンチや深みがなく、何よりも麺の質感が好みに合わず、個人的はイマイチの出来。銀座「篝」、幡ヶ谷「黄金不如帰」、つつじヶ丘「柴崎亭」などをひとつの基準としてみると、いい評価が出来ないと厳しめ。

そういえば東中野に最後に来たのは37年前の春先
短い期間に何度も通った坂道を下りながら「もう大丈夫、ちゃんとあったから...」と、耳元でささやかれた声を急に思い出しました。どの坂道だったなぁ、と「好日」の帰り道に、開発が進み急変していた東口から西口へ渡り探してみましたが、記憶も全く薄れ断念。

それでも、今の自分と接点が全くなくなってしまった人に逢いたくなるのは何故なんだろうか。今朝、読み終えた「国境の南 太陽の西」の島本さんのせいかな。